食育マルシェで会社を健康に――「健康経営」に取り組むのは、何のため?

VACAVO(以下、365マーケット)は、食の資格を持つ人の活動場所を創る365マーケットを運営しています。その取り組みのひとつが、各企業で食育を行なう「食育マルシェ」。実は、社内で行なわれていた“野菜オタク”による食育が原点です。各企業の健康経営を推進するためにできることを考えます。
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時代の流れは「健康経営」へ

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▲藤田は野菜オタクでもあり、健康経営アドバイザーでもある

私たちが行なっている365(サンロクゴ)マーケットは、「食の伝えるを変える。」をテーマに、栄養士や調理師などの食関連の資格を持つ人たち(総称してフードメッセンジャーと呼ぶ)の活躍場所を創っています。

その内容は、365マーケットWEB、365マーケットマルシェ(集客マルシェ)、365マーケットオフィス(食育マルシェ)など多岐に渡り、2018年春には新サービスをリリース予定です。

創業メンバーのひとりである藤田久美子は、365マーケットのフードメッセンジャーの取りまとめやコンテンツ制作、企画営業などを行なっています。そんな藤田が、2017年12月に取得した資格が、“健康経営”を目指す企業を支援する「健康経営アドバイザー」。

健康経営(※健康経営はNPO法人健康経営研究会の登録商標)とは、従業員などの健康管理を経営的な視点でとらえ、実践する経営手法。

「従業員の健康を守ることが、会社の労働生産性を上げる」という考えのもと、それに関わる支出をコストではなく“投資”ととらえるもの。

こうした健康経営を行なっている企業を適切に評価していこうと、経済産業省と東京証券取引所が共同で「健康経営銘柄」として優良企業を選定するなど、環境・法制度も整ってきています。その法制度のひとつである、健康経営に取り組む企業を評価する「健康経営優良法人認定制度」は、通称「ホワイト500」と呼ばれる大規模法人部門と、健康宣言に取り組んでいる中小規模法人部門とに分けられます。

この認定申請にはそれぞれ認定基準があり、満たしていなければならない要件があります。

わかりやすいものは、ストレスチェックの実施や定期検診の受診など、内容が決まっている要件項目。ところが、ヘルスリテラシーの向上のため「管理職又は一般社員に対する教育機会の設定」や、健康増進・生活習慣病予防対策のための「食生活の改善に向けた取り組み」、職場の活性化のための「コミュニケーションの促進に向けた取り組み」などの項目については、具体的に何をすれば良いか、わからないという声が少なくありません。

そこで365マーケットがご提案しているのが、オフィス内で食育を実施するサービス「食育マルシェ(正式名:365マーケットオフィス)」。食育で使う野菜も、マルシェのように販売したり配布をしたりします。

この食育マルシェをスタートした理由。それは、私たちが実際に健康経営を体験したことからはじまります。

「食育マルシェ」サービスリリースの背景には、健康経営の実体験があった

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▲いつも笑顔あふれる社内にて、365マーケット代表取締役の長岡康生

365マーケットの社内では、野菜オタク藤田による“食育”が自然と行われていました。

代表の長岡康生と創業メンバーの長田純は、野菜の知識もなく、美味しさも知らない“不健康おじさん2人”でした。各地で食育を行なう「365マーケットマルシェ(集客マルシェサービス。2015年12月からサービス展開)」を開始すると、業務上、多くの野菜の名前が出てくる日々。

藤田は、さまざまな野菜について社内で熱く語るようになっていきました。そのころから、お酒を飲みに行っても野菜を先に食べる習慣がつき、互いの健康状態にも思いやれるように。以前は静かで会話も少なかった事務所内も、明るく活気にあふれるようになり、業務の生産性も向上するという好循環が生まれたのです。

片手で数えられるほどの件数だった商業施設前での集客マルシェも、2017年8月には、月に100件の開催依頼をいただくまでに急成長しました。

長岡「みんなの健康はすごく大事。一緒に働く仲間には、いつも笑っていてほしい。会社が成長していくために、仲間が健康でいられる会社を作っていくことは、代表である自分の役目でもあると思うんです」

創業メンバー長岡、長田、藤田の3人の健康意識の向上を背景に、365マーケットは業績も向上。2017年12月現在、新しいメンバーを加え、新サービスの立ち上げにも取り組んでいます。

健康経営の重要性を、身をもって学んだことが、「365マーケットオフィス“食育マルシェ”」サービスをリリースする原体験となり、いよいよオフィスサービス関連の展示会で発表の日を迎えることになります。その展示会で出会ったのが、のちにこのサービスをはじめて導入してくださることとなった、ソネット・メディア・ネットワークス様でした。

初の食育マルシェ開催!

▲ソネット・メディア・ネットワークス様で行われた、初回食育マルシェの動画

2017年9月20日、ソネット・メディア・ネットワークス様で「食育マルシェ」がはじめて開催されました。この日フードメッセンジャーとして食育を担当したのは、藤田。

開催30分前。オフィス内のコミュニケーションスペースにて、野菜を並べて準備をはじます。

事前の社内告知もあり、そのときオフィスにいらっしゃったほぼ全員が、マルシェの前に集まってくれました。そして12時30分、365マーケットオフィス食育マルシェがスタートしました。

まずは約10分間の野菜のお話し。講義のようにただ説明をするのではなく、野菜をエンタメ化した食育が、365マーケット流です。

「簡単に甘いあめ色タマネギを作る方法は?」などのクイズを出題したりして、集まる従業員同士のコミュニケーションを活性化します。そうすることで、その後の野菜を食べるきっかけや食生活に関する話題づくり、または食と健康への興味喚起につなげていきます。

また食育マルシェでは、従業員の健康意識が高まるよう、時期に合わせて健康テーマを設定しています。

寒くなってくる10月は「風邪予防」、11月は冬に向けて悩みがちな「便秘予防」、年末年始に飲み過ぎや食べすぎになりがちな12月は「胃もたれ防止」……というように、身近な話題から少しずつ食生活を考えられるようなテーマを設けています。

この日の健康テーマは「肥満・ダイエット」。健康的な体を手に入れるためには、なぜ野菜が必要なのか?そして、その日マルシェに並んでいる野菜の食べ方や保存方法、おいしい野菜の見分け方などを説明していきました。

藤田「野菜は健康なカラダをつくっていくためにはなくてはならないものなんです。食事はエネルギーとなる炭水化物や脂質、つまりご飯やパン、お肉だけを食べればいいわけじゃない。野菜にたくさん含まれるビタミンやミネラルは、体のいろいろな機能をきちんと働かせてくれるんです。ビタミンやミネラルが足りないと、人間は心も体も頭も健康的に動かなくなってしまう。毎日楽しく仕事をするためには、食生活ってとっても大事なんですよ」

この日、用意した野菜は、365マーケット契約農家「三ツ木農園」のもの。東京都調布市の畑から、当日の朝に収穫したばかりの野菜を、長岡自らが大切に運びました。

マルシェに並んだ野菜は65袋の産直野菜は、瞬く間にみなさんの手に渡り、15分後には完売しました。

結果は大成功。2017年12月現在もソネット・メディア・ネットワークス様で、毎月1回、第3水曜日に食育マルシェを実施いただいています。

365マーケットでは「健康経営」セミナーを主催する

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▲ソネット・メディア・ネットワークス様にて食育マルシェをしている様子

365マーケットでは、フードメッセンジャーとの共有スローガンとして、「日本健康大作戦」を掲げています。企業で働くより多くの方に「健康的な食生活を送ること」の重要性を伝えていきたい。日本のオフィスワーカーがより健康になり、明るく楽しく暮らせるような社会を、私たち365マーケットは作っていきたい。そう願っています。

藤田「2018年以降は、健康経営への関心はもっと高くなると思うんですね。でも何をしたらいいの?という企業担当者も、もっと増えていくでしょう。少しでも、そんな方たちの手助けになれたらいいな、と考えています」

健康経営優良企業2018認定の発表は、2018年2月20日。

その時期にあわせて、私たちは健康経営に関するセミナーも主催します。

さぁ、2018年こそ、「健康経営」に取り組んでみませんか??

【健康経営セミナー概要のご案内】
「今年こそ健康経営をはじめよう!~健康経営の基礎知識と具体的手法~」
日時:2018年2月7日(水)15:30~17:30(15:00受付開始)
主催:株式会社VACAVO
参加費:無料
対象者:経営者・役員・健康づくり担当者・総務担当者
定員:50名
会場:CAFE SALVADOR BUSINESS SALON
東京都中央区日本橋茅場町1-5-8 東京証券会館1階(茅場町駅8番出口直結)
申し込み方法:特設サイトより申し込み

特設サイト:https://www.365market.jp/kenkoukeiei/

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1部 講演 <健康経営とは何か?>
健康経営研究会 副理事長 平野 治 氏

2部 対談 <従業員の健康の重要性>
健康経営研究会 副理事長 平野 治 氏
クルソグ実行委員会 実行委員長 三菱地所株式会社 井上 成 氏
ソネット・メディア・ネットワークス株式会社 健康づくり担当 松本 裕文 氏
株式会社VACAVO 健康経営アドバイザー 藤田 久美子

3部 デモ <健康経営施策体験会>
健康経営の具体例紹介
365マーケットオフィス食育マルシェ体験
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