21.5世紀を創り出す人材を育てる、“かけ算型”研修プログラム「アスタリスク」

新規事業の立ち上げにおいて必要なスキルやマインドを持った人材の数は、まだまだ十分とはいえません。そのような背景のもと、私たちトーマツベンチャーサポートが手掛けるのが、新規事業の立ち上げにかかわる人材を育成する研修プログラム「Asterisk(アスタリスク)」。半世紀後に当たり前になっているビジネスに必要なスキルとマインドとは……?
  • eight

いまは、新規事業にチャレンジしやすい世の中なのか?

2faba0096866649f539b7afbaf5ba94aee549e15
中国や西ヨーロッパの錬金術では「薬」や「火薬」が生み出され、人々の生活が変わっていったように、発明や技術革新は人々の暮らしを豊かにしてくれました。

革新的な発明は、目の前の問題や、困っている友人を助けたいという純粋な想いから生まれるもの。ただし、最初は100人しか必要とされない、ということもしばしばあります。

私たちは、日本で100人しか必要としないニッチ製品だとしても、その100人にとって超便利な製品を市場に素早く出すことで、世界はもっと幸せになるのではないかと考えています。そして、そのような製品こそが、iPhoneやAirbnbのように、ビッグビジネスになる可能性を秘めているとも……。

しかし、現在の日本は、革新的な発明や新規事業にチャレンジしやすい環境とはいえるのでしょうか?

不確実な新規事業よりも、既存事業に投資したほうが会社にとっての多くの利益を得られる。これまでの企業においては、このような経営判断をするところが大半でした。

一方で、既存事業のままでは危ないと考え、新規事業に投資しようという動きも増えてきます。しかし、いざはじめるとなると、その新規事業を推し進めていく人材が足りないという現実に直面してしまうのです。

特に、組織の理論で動かざるを得ない大企業では、「挑戦しよう」と心の中で思っていたとしても、実際に進めることができなかった製品企画が多く存在するのではないしょうか?

新しい「常識」を作り出す人を応援する研修プログラム

D0ab24c9b5f85e994bdb3a56b7173318d28acb5c
新規事業を実行できない大きな理由である「人材不足」。新規事業の立ち上げにおいて必要なスキルやマインドを持った人材の数は、まだまだ十分とは言えない状況です。

私たちトーマツベンチャーサポートは、これまで培ったノウハウを通じ、この大きな課題に対して、真っ向から立ち向かおうと決めました。

そこで生まれたのが、21.5世紀の「常識」を創造する人を応援する研修プログラム「Asterisk(アスタリスク)」です。

“小さな星”を意味するこの言葉は、文章において「注釈」をあらわしたり、プログラミングなどでは「乗算(かけ算)」を意味する記号として用いられています。

大企業の新規事業に携わる方々やベンチャー企業の交流を通じて、オープンなディスカッションをおこない、「小さな星が掛け合わされる」ように、事業提携のきっかけとなる場をつくりたい……。そんな想いが、アスタリスクには込められています。

私たちはこのプログラムを通じ、ひとりでも多くの方に、新規事業の立ち上げにおいて必要なスキル・マインドへと触れていただきたいと考えています。

アスタリスクで身につく「スキル」と「マインド」

5171e426a61c150274b40de53f583e38e29d1601
新規事業立ち上げに必要な3つのスキル
アスタリスクでは、週1回のプログラムを 3ヶ月にわたって実施し、新規事業の立ち上げに必要な、3つのスキル・マインドを身に着けることができます。

①個人としてのネットワーク力
会社の中だけではなく、個人として培ったネットワークがいかに大切であるか。自分が声をかけて、誰が集まってくれるか。まだ固まりきっていない柔らかいレベルでの提案でも、しっかり受けとめてフィードバックしてくれる、いわば“壁打ち相手”になってくれる人々が身の回りにどれだけいるかが重要になってきます。

②1分で相手を魅了するストーリーテリング力
「なぜ、あなたがやるべきなのか?」「それを踏まえて私たちが巻き込まれてやるべきか?「それは、いますぐやるべきなのか?」アメリカ大統領のバラク・オバマ氏は、政権を動かすにあたり、この3つの問いを常に反芻しているそうです。

自分のやりたいことをわかりやすく伝え、いかに周りを巻き込んでいくか。大言壮語過ぎても相手は理解しきれないし、自分の欲求だけに依りすぎていても人はついてきてくれません。1分で相手に簡潔に伝え、魅了することのできる明確なビジョン、ストーリーが肝となってくるのです。

③これまでの10倍のスピードで仮説検証する実行力
優秀なベンチャー企業の人々は、1ヶ月で100人もの人に会い、相手に自らのアイデアをぶつけるといいます。自分なりの仮説を立てたら、即相談。返ってくる意見やアドバイスをもとに、どんどん検証を進め、アイデアをより強固なものへ育てていきます。このスピード感が非常に大事です。


プログラムではまず最初に、事業の動機となる「原体験」を深堀します。ビジョンとマインドを含めて可視化し、マーケティング・営業・プロトタイピングの面からこれを形にしていきます。

つぎに、「1分で魅了するストーリーテーリング」に取り組み、事業を実施していくにあたって巻き込みたい相手——つまり工場であったり、クラウドファンディングを提案する企業などへのプレゼンテーションを行います。

そして、「これまでの10倍のスピードでの仮説検証」を通じて間をブラッシュアップしていき、最後の1ヶ月をかけて、実行に取り組みます。これらの過程の中で、高い視座を持った、多くの仲間とのネットワークを構築できるでしょう。

ビジネスアイデアと最先端のテクノロジーを結びつける場に

F404a0796b90b69a20dff06d2dc87b17b9f37e52
ここまでお伝えしたプログラムは、いわば「大学受験」。アスタリスクでは、必要なスキル・マインドを身につけた人材に、最先端のテクノロジーと触れ合いながら、ビジネスアイデアを発想する場、つまり「大学」「大学院」の授業も設けたいと考えています。

新しいテクノロジーは魔法にも似た存在ですが、どうしても不確実性が高いもの。使おうと思っていた技術が想定されていたものに使えず、物理的な制限がかかってしまうことも少なくありません。かといって、机上で検証をつづけているだけでは、せっかくのアイデアもなかなか形になりません。

先にあげた3つの要素を通じてこの「魔法」の使い方を身に着けられるプログラムを実践し、一流のベンチャーマインドと最先端のテクノロジーを「かけ算」することで、幸せな世の中をつくるビジネスがどんどん生まれる場を作っていきたいと考えています。

アスタリスクのプログラムの卒業生による報告会を、2016年9月24日に実施予定です。ぜひご自身の眼で、イノベーションづくりの場を体感しにいらしてください。※ 詳細は、こちらをご覧ください。

新しい「常識」が生まれれば、企業は、そして日本はもっと楽しく豊かなものになっていくはず——。アスタリスクを通じて、みなさまと、たくさんの新規事業に出会えることを心待ちにしています。

関連ストーリー

注目ストーリー