「名刺なんかなくなってしまえばいい」未来のあたりまえをつくる

クラウド名刺管理サービス「Sansan」「Eight」を提供するSansan株式会社が目指す未来についての話です。
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35年前にあったものが、今はなくなっている

これは先日インターネットで話題になった動画です。「Harvard Innovation Lab」が発表したビデオ「The Evolution of the desk」。

1980年から2014年の間に仕事机の上がアナログからデジタル(アプリ、インターネット)へと変化するさまが1分間で表現されています。

わずか35年で、ITはいろんなものを変えました。

- 1980>>>2014
- デスクトップPC>>>ノートパソコン
- FAX>>>メール
- コード付き電話>>>携帯電話
- スクラップ記事>>>PDF
- 新聞>>>デジタル版、ニュースアプリ
- 地図>>>Google Mapなどの地図アプリ
- 電話>>>携帯、スマートフォン
- 時計やカメラ>>>スマートフォン
- 辞書、事典>>>アプリやインターネット

システム手帳からスケジュール共有へ、CDから音楽配信サービスへ

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たとえば、2000年前後ではビジネス手帳が使われていたスケジュール管理は、いつの間にかカレンダーがIT化されて、OutlookやGoogleカレンダーなどでデジタル管理されるようになりました。かつ、スケジュールは会社内で共有して調整するものになっています。

また、iPhoneの源流は2001年に発表されたiPodでした。iTunesとiPodは人々の音楽の聴き方を変え、CDを過去の遺物にしましたが、初代のiPodはCDを取り込んだだけです。

CDをデジタル化して持ち歩くーー。そこにiTunesを乗せて、まったく新しいユーザ体験を提供しました。そしてYouTubeの登場を経て、いま世界中でさまざまな音楽配信サービスが誕生しています。

名刺なんかなくなってしまえばいい

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Sansanは、一言で言えば、名刺管理サービスだけをやっている会社ですが、「名刺なんかなくなってしまえばいい」と思っています。

まず「なぜこんな地味なことをはじめたんですか?」とよく言われますが、「名刺管理に困っていたこと」と同時に「かなり奥行きがある」と感じていたからです。

名刺は、年間100億枚以上流通していると言われている世界共通のビジネスツールです。これだけデジタル化が進んでも、昔から名刺だけは紙のまま残っています。

冒頭の動画ではすでに名刺もデジタルに置き換わっていますが、実際に名刺交換するときは、紙を使うことがほとんどではないでしょうか。

でも、創業当時すでに手帳からカレンダー共有へという変化の前例があって、名刺も15年くらいのスパンで考えたら、そういった変革が起こるのではないかーー。

世界中の名刺を何パーセントかでもデジタル化して共有できるようになれば、かなり便利になると考えサービスをはじめたのです。

未来の働き方が変わる

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2015年現在、創業して丸8年経ち、法人向けの「Sansan」導入企業は約3000社。2012年にスタートした個人向けアプリ「Eight」は100万ユーザ超に成長しました。

Eightには、年間1億枚の名刺が登録されています。日本では1年に名刺が10億枚流通しているという計算があり、その約10%がEightのデータベースに入っていることになります。

2007年にイメージした未来の世界に向けてまだまだ山の一合目ですが、ここ数年はユーザ数の伸びが一気に加速しています。その背景には、社会全体の2つの“働き方の変化”があるのではないか?と感じています。

1:オフィスから自由になる、ワークスタイルを変える
サテライトオフィス、在宅勤務、ノマドワーク など

2:就業形態、生き方を変える
週3正社員、地方移住、リモートワーク、クラウドソーシング など

これからも、ITによって人々の働き方はもっと自由に、新しく変化していくことでしょう。Sansanが目指すのは、未来の新しい常識をつくることです。

「ビジネスの出会いを資産に変え、働き方を革新する」というミッションのもと、名刺を再発明し、より人と人の一期一会のつながりを大切にできる新しいビジネスネットワークをつくりたいと思っています。

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