留学業界の “キレイじゃない” 仕組みとは?ラングペディアが目指す語学留学の未来

Langpedia(ラングペディア)は、語学学校に直接申込みができるウェブサービスです。アブログ合同会社代表の内田誠は、留学エージェント勤務経験を経て、留学業界の “キレイじゃない” 仕組みを “キレイに” すべく生み出しました。留学業界の知られざるウラ事情から、留学の未来図を描くまでのストーリーです。
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アブログ代表・内田が、語学留学業界に思うこと

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——「今の語学留学の仕組みはキレイじゃない」

代表の内田はそう考え続けてきました。

ステージにも立てない語学学校があること。ステージに立つには、留学斡旋業者(エージェント)に資金を投じ、アプローチするしかないこと……。

本来、学校は教育の質の向上に資金を投じるべきだし、留学希望者はエージェントの利益関係なく、質の高い学校をすべて比較できるべきだ、と。

内田の考える、この「キレイじゃない仕組み」「ステージにも立てない学校」とは、一体何を意味しているのでしょうか。

この言葉から見えてくるのは、元留学カウンセラーだった内田だからこそ知る留学業界の裏事情。そしてそれこそが、ラングペディアが誕生した背景です。

留学業界の仕組みが“キレイじゃない”理由を詳しくお話する前に、まずラングペディアとはどんなサービスなのか簡単に説明させてください。

ラングペディアとは、留学希望者が仲介業者を通さずに語学学校に直接申込みできるサービスです。学校スタッフと直接やり取りを行い、授業料も直接学校に支払うことができます。

学校側から見るとラングペディアは、仲介業者を通さずに留学希望者に直接アプローチができるサービスになります。ラングペディアを通して学校はエージェントの都合に左右されることなく、自分たちが提供する教育サービスの質で勝負に出ることができるのです。

”キレイじゃない”仕組みを生み出す、留学業界のウラ事情

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▲留学ダイレクト申込みサービス「 Langpedia(ラングペディア)」
では、留学斡旋業界の”キレイじゃない”仕組みとは一体何なのでしょうか。

“キレイじゃない”という表現は、代表の内田がかつて留学エージェントで働いていた経験から感じたものです。

内田 「語学学校の場合、学校自体の知名度は有名大学と違って高くないから、日本のマーケットに卸すならエージェントを通すしかない。そこで学校が生徒を増やすためにできる最善のことはと言うと、エージェントに紹介してもらう機会を多くすることなんです」

集客のために、語学学校はまずマーケティングスタッフを雇います。それから日本人向けのキャンペーンを作ったり、成果を上げているエージェントの紹介料を特別に高くしたり、年に何回か日本に出張に来て学校情報をカウンセラーに直接教えたり……。それが、語学学校が生徒を増やすためにできることです。

でもこれだと、広告宣伝費により大きなお金をかけられる学校がより多く紹介され、集客できる仕組みになってしまいます。学校はエージェントに頼るしかない。だから、エージェントに紹介されるかされないかは、学校にとってステージに立てるか、立つことさえもできないのかを意味する、まさに死活問題なのです。

そのすべてを握っている留学エージェントの事情は、いたって単純明解。エージェントは、学校を紹介する会社ではありません。たくさんの学校を紹介すれば、それだけで時間も人件費もかかるので損する仕組みなのです。

じゃあどうやって利益を得ているのか。エージェントの利益は、学校への申込み獲得で得られます。だから、たとえば100校を紹介して留学希望者を迷わせてしまうくらいなら、カウンセリングという名目のもと「あなたに合った学校」として1〜2校だけを紹介し、確実に申込みを獲得する方が効率的なのです。

内田 「ですが、実はその『あなたに合った学校』というのもカウンセラーの感性でしかありません」

エージェントによっては、どの会社がどの学校を勧めるか、ある程度決まっているケースもあります。

一部の悪質な業者の中には、自社にとって最もコミッションが高い学校を推すことにしていたり、またはそれを利用して競合のエージェントが推す学校とはあえて違う学校を勧めて自社で申込みさせたりする事態が起こってしまう。これがエージェントの裏事情です。

内田 「100校紹介できる学校があるのに、1〜2校しか紹介しないような状態が当たり前。その紹介されなかった98の学校は、方法さえあれば『うちの学校の方があなたに合っている』とアピールができたかもしれないのに、そもそもそのステージにも立てないのです」

学校をたくさん紹介すればするほどエージェントは損をする。だからステージにも立てない学校がたくさん生まれる。だから留学希望者は自分に合った学校をすべて知ることができない――。

これって、まったく“キレイじゃない”ですよね?

では、留学申込みの”キレイな”仕組みとは何か

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▲アメリカ・ニューヨークの語学学校ページ
まず学校が得た利益は、教育の質のために使われるべきです。講師の給料を上げたり、良い教師を雇ったり、カリキュラムを見直したり、施設を良くしたり……。それによって生徒が増えるのが健全な、”キレイな”仕組みです。

でも今までの仕組みだと、いくら学校が質を高めてもエージェントが紹介してくれなかったら意味がありません。生徒にとっても、払った学費が教育のために使われないようなら甲斐がないですよね。

もしも、それぞれの学校がもっている教育の質を、そのまま武器にしてステージに立つことができたら。しかもそれを留学希望者に直接アピールして、アプローチできる方法があったら――。

その仕組みを叶えるのが、留学ダイレクト申込みサービス「ラングペディア」。これが内田が作りたかった、学校がその中身で正々堂々と勝負できるステージです。

ラングペディアは特定の学校に誘導することはありません。留学コミュニティサイトのアブログとも連動しているので、良い教育とサービスを提供している学校なら当然良い口コミが集まります。評価が可視化され、学校自ら集客ができる仕組みです。

留学希望者にとっても、ラングペディアなら多くの選択肢の中から自分に合った学校を選べるようになります。エージェントにとって都合の良い学校を申込みさせられることもありません。

もし学校に関して気になることがあれば、学校スタッフに直接問い合わせもできます。自分で連絡を取ることで、エージェントを介した二次情報ではなく、最新の正確な一次情報を得られます。「聞いていた話と違う」問題も格段に減り、学校にとってはクレームの減少にも繋がるでしょう。

また、留学希望者は自分で学校と直接連絡を取ることで、自分で学校の良し悪しを判断できます。これも、ラングペディアのメリットのひとつです。

ラングペディアのもうひとつ重要なポイントは、「カウンセリングは決してしない」ということです。自分で連絡を取り、自分で申込みをするとなると、当然分からないことや不安なこともあるでしょう。そこでラングペディアでは、留学アドバイザーが申込み希望者に対して「アドバイス」という形でサポートを行っています。

内田 「いわゆる留学エージェントが行うカウンセリングは、申込み獲得をゴールとした営業です。それに対して留学アドバイザーは、自分で留学を決めるための基準や比較ポイントといった必要な情報をアドバイスします」

たとえば、気になる学校の見積もり案内や、学校に問い合わせをする上でのポイントをアドバイスしています。また、留学アドバイザーは全員留学エージェントでの勤務経験があるため、学校の効果的な使い方やホームステイでの注意点など、留学全般に関してもアドバイスすることができます。

留学希望者にとって、充実した留学ができる最高の学校を「自分で」見つけられる仕組みを作る。それが私たちの目指す、留学の“キレイな”仕組みだからです。

留学業界の未来と、ラングペディアの将来

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▲2016年8月、開発合宿を実施した時の写真
これからの留学業界は、果たしてどのような道を行くのでしょうか。その答えは、旅行業界のこれまでの動向にあると私たちは考えています。

旅行といえば、少し前まではHIS、JTBなどの斡旋業者を利用してパッケージツアーで申込むのが主流でした。しかし現在では、Booking.comやExpediaといったサービスを使い、自分で直接手配するのが当たり前の世の中になっています。

内田 「留学業界も、将来的にきっと旅行業界と同じことが起こると思います。」

近い将来、語学留学もどの学校が良いのか自分で調べて、自分で直接手続きするのが主流となる時代がきっと来るでしょう。

内田 「それならば、留学業界で勤務していた経験知識もあって、自らITを勉強し、IT業界での勤務経験もあり、自分でサービスを開発できる僕たちが一番良いサービスを提供できるはず。

留学エージェントの倒産を経験し、留学希望者の気持ちも、学校側の気持ちも理解したサービスを作ることができる。これは僕たちアブログのチームにしかない強みです」

留学業界の仕組みはもっと”キレイに”できる。

そのために生まれたラングペディアは、キレイ事ではなく、すぐそこの近い将来、留学業界に変化を起こしていくサービスなのです。

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