会社づくりの根幹に携わりたい──外資系航空会社のCAから人事への挑戦で描く未来図

大学院生(修士/博士)、院卒社会人、ポストドクター、研究者のキャリア支援を行なっている株式会社アカリク。アカリクの取り組みに共感し、CA(キャビンアテンダント)から中途入社したメンバーがいます。未経験から人事採用担当となった菅原晏沙(あづさ)が目指すものとは何か、詳しくご紹介します。
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順風満帆なCAとしてのキャリア、このままでいいのかと将来を見つめ直す

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▲人事部採用担当の菅原は「安定よりも挑戦」と、常に自分の可能性を問い続ける

「自分にしかできないことがしたい」。学生時代から漠然とそう考えていた菅原が新卒で入社したのは、外資系の航空会社でした。

新卒で就職活動をしていた時に、菅原が抱いていた日本の就職活動のイメージは「同じような服装と髪形で協調性をアピールして、いかに企業のカラーに染まることができるかを主張する」というもの。菅原はどこか窮屈さを感じていました。

「今思えば、浅はかで勝手な決めつけでしたね」と彼女は振り返りますが、ファーストキャリアの軸は「なるべく日本ではないところで、今の自分ができること」でした。そこで導き出した答えが、外資系航空会社のキャビンアテンダント(以下、CA)です。

菅原 「得意だった英語と、学生時代にカフェやレストラン、バーでのアルバイトで培った接客スキル、女子校出身で女性の多いコミュニティになじみがあったことなど、その時に自分の持っているものをつなぎ合わせたらCAという職業にたどりつきました」

競争の激しい就職活動を乗り越え、無事に内定を獲得。菅原は念願のCAとして勤務をスタートしました。仕事は楽しくやりがいもあり、苦楽をともにし、切磋琢磨できる仲間にも恵まれました。

しかし、2年が経過すると「ずっと、この仕事一筋でやっていくのだろうか」という疑問が生まれます。「自分にしかできないことがしたい」と思って入社した会社で、いつしか「何事もなく今日のフライトが終わればいい」と、仕事を無難に終わらせることばかりを考えている自分に気づきました。

もともと安定よりも挑戦を好む性格だった菅原は、疑問を感じるとすぐに転職活動を開始。新卒での就職活動と違ったのは「将来、どんな自分になりたいか」を一番に考えたことでした。そこで出た答えは「会社づくりの根幹に携わりたい」ということ。

菅原 「働くということは、私の人生においてとても大きな割合を占めるものと考えています。というよりも、働くことも大事なプライベートの一部で、分けられるものでもないと思っています。ですから、何よりも自分が心から大好きだと思える会社に勤めたいと思いました。
しかし、会社の中身は実際に働いてみないとわかりません。そこで、実際に自分が会社づくりに関われる組織の根幹である『人事』という職業に興味を持ち、人事・採用関連の仕事を探しました」

大学院進学を断念した自身の経験とアカリクのミッションが共鳴した

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▲アカリクが目指す「知恵の流通の最適化」

転職活動をはじめてすぐの頃、仕事のため海外へ出かける飛行機に乗り込む直前に求人サイトをチェックしていると、菅原はアカリクの人事ポジション募集の求人を見つけます。

実は大学3年生の時、大学院への進学も考えていた菅原。何よりもまず、大学院生・研究者の「知恵」を社会とつなぐことによって価値を創出し、「知恵の流通の最適化」を目指すというアカリクのミッションに共感したと言います。

菅原 「大学院への進学を考えたものの、文系だったこともあり、卒業後のキャリアがどうなるのか非常にわかりづらいなと感じていたんです。そこで私は、一度就職をしてから、また勉強をしたくなったら大学院に入学しようと決断しました。就職を選択しましたが、アカリクのように大学院生の就職を支援する会社を知っていたら、進学していたかもしれないなと思いました」

アカリクの求人情報を見ると、未経験でも人事に挑戦できるとのこと。何がなんでも入社したいという気持ちが膨らんでいきます。

菅原 「アカリクを知った時のワクワク感は今も忘れられません。私のように院進学を迷っている学部生が、『アカリクがあるから大学院に進学した後の就活は心配ない』と思ってくれるようになったら素晴らしいし、アカリクが世の中に知られるために自分も何か貢献したいと思い、入社を希望しました」

こうして2016年、菅原はアカリクに入社。念願の人事担当として仕事をはじめます。当初は自分自身が人事未経験なことに加えて、会社としても人事部を設置することが初めてだったこともあり、試行錯誤の毎日でした。

菅原 「初めてのことだらけでしたので、毎日が刺激的でした。 会社説明に使う資料をコピーするのに1時間もかけたこともありましたね。 そのような失敗があっても、じゃあ次は5分で終わらせようなどと自分なりに目標を決めて、今日より明日、明日より明後日は成長した自分でいようと、常に心がけました」

日々の業務をこなしつつ、面接に同席したり会議に参加したり、会社説明のロールプレイングを行なったり──。菅原は、アカリクの方向性やこれからのビジョンについて自分なりに理解を深めていきます。

CA時代に身につけた最高の接遇で、一人ひとりに寄り添う

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▲相手の気持ちや事情をくみ取る会話を心がける

菅原が人事として一番意識していることは、面接に来てくださった採用候補者の方がいろいろな企業を見ている中で、最終的に「アカリクで働きたい」と思っていただけるように、心に残る接遇をすることです。

菅原 「アカリクという商品を、候補者というお客様にわかりやすく説明する気持ちで、飛行機の中で接遇をするようなコミュ二ケーションを心がけています」

前職のCA時代に携わっていたファーストクラスでの経験が、ここに活きていると彼女は言います。

菅原 「相手が『もてなされている』と感じさせないことが最高の接遇だと、前職で学びました。見ていないようで見ているというのがポイントです。たとえばお食事であれば、常にベストタイミングで提供しなければなりません。
空いたグラスにそっとワインを注ぎ、タイミングを見計らって食後のデザートをお出しする。また、機内で行なうのはお食事の提供だけではないので、そのほかのことを同時並行でこなしていくマルチタスクの能力も必要です。自然と身についていた接遇は、人事の仕事にも活かせると思いました」

CA時代にしていたように、相手に合わせてそれぞれ違ったエピソードを選んでアカリクの魅力を伝えていく。面接の時に、候補者の方が何を知りたいと思っているのか、どのような言葉を求めているのかを瞬時に判断することは非常に接客と似ているのです。

菅原 「初めは何もかも新しいことずくめで、人事において初心者であるという気持ちが強かったんですが、アカリクで過ごしていくうち、自分がこれまで得てきたものを活かせるだけ活かそう、出し切って唯一無二の人事を目指そうと思いました。
面接にいらっしゃる候補者の方は、仕事を決定するという人生において重要なポイントに立っておられます。それぞれの方の心境や事情をくみ取りながら、アカリクの人事として一人ひとりの方に寄りそいたいという強い想いがあります」

大きな飛躍を目指す第二創業期、新しい仲間を迎えるために魅力を伝え続ける

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▲理念を共有する仲間とともに会社の成長を支える

2018年、創業して12年の弊社は、第二創業期に突入しました。新たな変革の真っ只中で、採用担当という大きな責任を担うポジションに、菅原はやりがいを感じています。

菅原 「人事として、社員が活躍して輝いている姿を見ることはとても喜ばしいことだと思います。そういう社員を増やすためには、やはり面談や面接でどれだけお互いのことを知り、そして同じ方向を向くことかできるか判断することが重要になってくると思うんです」

面接で判断する立場ではなく、いかにアカリクの魅力を伝えるか。面接に来てくださった候補者全員に「アカリクで働きたい」と思ってもらえるような面接をしようと決めます。

菅原 「数ある企業の中でアカリク“で ”いい、ではなく、アカリク“が ”いいと思ってもらえるようにするのが私の役割だと思っているんです。そう思ってもらえて選考にお進みいただけたら、入社まで候補者の方に伴走するような気持ちでフォローします」

ここぞというタイミングで連絡するなど、忙しい中で面接の時間をつくってくださった方へ配慮すること、メールの文章、あいさつ、言葉遣い、一つひとつに常日頃気を配っています。

未経験から人事に挑戦した菅原も、もうすぐ3年目。2018年4月には、募集から面接、内定まで初めて一貫して彼女が担当した新卒社員が入社します。

菅原 「彼ら彼女らが入社するのは感慨深く、身が引き締まる思いがします。ファーストキャリアの第一歩を今、アカリクで踏み出そうとしているみんなを引き続きサポートしていきたいですね」

社長や取締役をはじめ、メンバーたちが必死でつくり上げてきたアカリク。理念に賛同し、さらに会社を大きくしたいと思う仲間をひとりでも多く増やすことが、菅原の今後の目標です。第二創業期を迎えたアカリクで、菅原のふたつ目のキャリアも大きく花開こうとしています。

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