“つながり”をコンセプトに再始動。サービスリニューアルに込めた想い

2004年に提供を開始した、アフィリエイト広告サービス「Smart-C」。拡大期のアドウェイズを支える屋台骨として成長に大きく貢献しました。そんなSmart-Cが2018年、ロゴを刷新するなどリニューアルを実施。入社以降、Smart-Cに携わっている鮎川七夢、河端涼太郎のふたりがリニューアルの背景を語ります。
  • eight

右肩上がりで成長。絶頂期を迎え、そして踊り場へ

D4d1fad6f543631ecf171d9c2fcb664c0e32b6fc
▲写真(左)が鮎川七夢、写真(右)が河端涼太郎

インターネット黎明期の2001年、アドウェイズは創業しました。

拡大期における事業ドメインはPC・モバイル(フィーチャーフォン)向けアフィリエイト広告が中心。2003年、PC向けアフィリエイト広告サービス「JANet(ジャネット)」の提供開始を皮切りに、2004年、モバイル向けアフィリエイト広告サービス「Smart-C(スマートシー)」の提供を開始しました。

サービスリリース後、大きく成長していったSmart-C。フィーチャーフォンの利用率が増加傾向にあり、また、国内初のモバイル向けアフィリエイトサービスということもあって、業界から注目を集めました。

リスクを最小限に抑えることができ、最大の広告効果を生み出せる。そうしたアフィリエイトの仕組みがメディア・広告主からの関心を集め、利用者は右肩上がりで増えていきました。その後、2006年にアドウェイズは東証マザーズに上場。

まさにSmart-Cはアドウェイズ躍進の一翼を担うサービスとなりました。

そんなSmart-Cですが、ある時を境に成長が鈍化。その原因は明確、スマートフォンの台頭です。フィーチャーフォンが主流だった頃、Smart-Cはモバイルアフィリエイト広告サービスとして業界トップの地位だったものの、スマホシフトによりSmart-Cへの広告予算も縮小しはじめたのです。

その一方で、アドウェイズ社内ではスマホシフトの流れに合わせて、次々と新規サービスが立ち上がっていき急成長を遂げますが、Smart-Cの社内でのプレゼンスは低下。サービスページもずっと変化がなく、営業担当の提案時におけるSmart-Cの優先度も下がっていったのです。

そんなタイミングでアドウェイズに入社し、Smart-Cに携わり続けてきたのが鮎川と河端のふたりです。

「他のサービスと比べて、見劣りする部分が多いな……」

入社後、初めてSmart-Cに触れたふたりの感覚です。前述の通り、サービスページはフィーチャーフォン全盛期から変化がなく、長いあいだ、何も更新されていない状態。しかし、その一方でふたりの心には「長期的な視点のもと、Smart-Cを改善してきたい」という思いも芽生えていたのです。

リニューアルのきっかけ。時は来た、今が変革のとき

04a7e9dd87bc514b894e8f91f8992d57233c854b
▲リニューアルを行なうにあたり、営業やエンジニアを交えながら何度も議論を重ねた

次々と新たな広告メニューが生まれていく中で、Smart-Cの魅力や優位性が薄れてしまっていることを多くの社員が感じていました。

スマートフォン対応やいくつもの機能アップデートを行なってみたものの、その情報が社内外に伝わらず、見た目のみならず中身まで古いままの印象。

このままではいけないと感じ、ようやくプロデューサーの鮎川を中心に、リニューアルに踏み切ることを決意したのです。

鮎川 「広告主もメディアも一昔前とは異なり無数にあるサービスの中から良いサービスを見定めて利用する時代になっています。Smart-Cだからこそ実現できる最適な広告配信をもっと社外に広めていきたいと考えました」

鮎川と河端はサービス内部のアップデートはもちろん、まずはそのアップデートの意思を外に発信すべく、ロゴとサービスページの刷新へと動き出します。

河端 「Smart-Cを利用いただいているメディア及び広告主は幅広く、多岐に渡ります。リニューアルにあたり、サービスを見直す中で数多くの広告主・メディアに支えられて成り立っていることを改めて実感しました。
私たちはこれからも広告主とメディアとをつなげ、拡張していくことを再認識するため、『Link & Expansion つながりと拡張』をコンセプトに、ロゴとサービスページを刷新することに決めました」

アナログとデジタルを融合し、メディアと広告主、双方の利益を最大化させる

2480c9e63d2e68504c5aa0d904ad61357500e490
▲今回リニューアルを果たしたSmart-Cの新ロゴデザイン

社内外に対して、Smart-Cが変わっていく姿勢を打ち出す——それが今回のリニューアルの主な目的ですが、狙いはそれだけではありません。

鮎川 「今回のリニューアルでは、機能面においてもいくつかアップデートを行ないました。効果分析機能では、様々な切り口からデータを収集し、広告×メディア×枠ごとの広告効果の可視化をSmart-Cで行なうことで、広告主の求める広告効果へ導くことができるようになりました。
これにより、自動で広告毎の配信先メディアの選定や運用を行なうことができるようになりましたが、データのみでは改善余地のある価値の高いメディアへの広告配信停止という判断を行なってしまうリスクもあります。
そこで、私たちは多数のメディアと毎日コミュニケーションを取りながら、広告主の求める広告効果をメディアと一緒に追及し、双方の利益最大化を目指しています。
デジタルな部分の機能を拡充させつつ、アナログな部分も忘れずに今後もサービスを展開していきたいですね」

アナログとデジタルを融合し、新たな価値を創出することで広告主、メディアから信頼され続ける。Smart-Cはそんなサービスになることを目指しています。

リリースから14年、これからも業界の健全化を意識したサービス展開を

D79564ba35899b941b841beec3f02f00ba06d998
▲未来について語る表情はとても前向きで晴れやか

リリースから14年の時を経て、リニューアル。再始動を図ることになったSmart-C。ただ、今回のリニューアルは最初の一歩にしかすぎません。目指すべきサービスの理想像とやらなければならない課題はまだまだあります。

鮎川 「近年、特にアプリ周りにおいて、アドフラウドと呼ばれる広告不正がまん延しています。実はフィーチャーフォン時代からアドフラウドは存在しており、広告主や配信事業者の判断を狂わせることで、本質的ではない広告に費用が発生してしまうことが問題視されてきました。
近年はさらにその手法が巧妙化しており、データを見てもアドフラウドを判別することが困難になりつつあります。様々なアドフラウド対策機能やサービスが出ていますが、データに頼るだけではすべてを排除することはできないと思っています。
私たちは、メディアとコミュニケーションを取り、配信先の面を目視確認し、面とデータを掛け合わせ、不正の判定を積極的に調査していきます。ここにもアナログの有効性は大いにあると考えています。
Smart-Cでは、フィーチャーフォン時代から自社独自基準でアドフラウド対策を行なってきていますが、今後もこの問題に対して重く捉え、業界の健全化に貢献できるようまい進していきたいと思います」

また、河端は今後についてこう話します。

河端 「僕も人と人とのコミュニケーションを大切にしていきたいですね。今回のリニューアルによって、コンセプトを刷新し、新機能のアップデートを行ないましたが、まだまだ課題はたくさんあると感じています。
今後もアナログな部分を大切にしながらメディアや広告主のニーズを汲み取り、“つながり”を意識したサービス展開をしていきます」

2004年にリリース。紆余曲折を経て、今に至るSmart-C。今までに利用していただいたメディア、広告主に感謝するとともに新たな歴史を築いていきます。

▼Smart-Cリニューアルを発表したプレスリリースはこちら
https://www.adways.net/press/adways424.html

関連ストーリー

注目ストーリー