今の大人には、「遊び」が足りない

一般的に生活に必要なものは「衣・食・住」と言われますが、今、このストーリーを読んでいる人のほとんどが、この3要素を満たせているのではないでしょうか? その一方で、今の生活に本当に満足している人は、一体どれだけいるのでしょうか……。 日本人は勤勉であることが美徳とされがちですが、生活のために仕事に傾倒し、結果としてストレスが溜まるというのは本末転倒。だから我々ASOBIBAは、「遊び」を重視しています。 「本気の遊び」は、普段被っている大人の仮面を外し、心の底から笑顔になれる。その時間、場所を共有することで仲間が得られる。私たちはそんな遊びから生まれる純粋なコミュニケーション、裏表のない良質なコミュニティが、本当に生活を豊かにするために重要だと考えています。 仕事はバリバリする。余暇には友人や家族と一緒にさまざまな遊びを体験する。そして気づけば、どんどん新しい仲間が増えいくーー。ASOBIBAはそんな遊び上手な大人を増やしていきたいと考えています。 生活に必要なのは「衣・食・住・“遊”」、と胸を張って誰もが言える世の中を作る。それがASOBIBAのミッションです。

きっかけは「サバゲー」。遊び仲間6人で会社を創業

この話をすると驚かれますが、ASOBIBAはたまたまBARで出会った、遊び好き6人で創業した会社です。6人の中には地方出身が多く、「東京に来ればもっと面白いことがあるはずだ」と思いながらも、実際には飲み会、カラオケ、クラブ……など特に変わり映えのしない週末が続きました。 そこで、出会った仲間で何か面白いことを探そうという話になり、色々な遊びにチャレンジしました。ボルダリング、スカイダイビング、ラフティング、ボードゲーム、トランポリン、脱出ゲーム……その中でサバイバルゲーム(以下、サバゲー)に出会い、メンバーは初回の体験で一気にハマりました。 エアガンで相手を撃つ、撃たれるというゲームとしての楽しさはもちろんですが、サバゲーが何よりも遊びとして優れている点は、 ・男女年齢の体力差だけでなく、経験値もゲームの勝敗に大きく影響しないこと ・個人技術よりも団体の作戦が重要であり、参加者のコミュニケーションを必要とすること 簡単に言うと「他人と仲良くなりやすい要素が詰まった遊び」ということです。 当時サバゲーは、需要に対して供給が追い付いておらず、郊外のフィールドでも貸切は2か月待ちなどが普通の状態でした。 「郊外でも2か月待ちで友達も誘いづらい。それなら自分達で都心にサバゲーフィールドを作ろう」。ここからASOBIBAの会社設立がはじまったのです。

難航する物件交渉……辿り着いたのは、お客様と一緒に作るフィールド

当時、メンバー全員が本業を持っている身だったので、会社設立に向けては仕事後や土日休みに活動を開始。早速物件を借りる為に不動産オーナーに交渉するも「なんだか危なそう」「イメージが悪い」という理由で断られてばかりでした。 まずは「サバゲーが安全で楽しい」ということを理解してもらうためにオーナーをサバゲーに連れていくことからはじめ、山の中でオーナーを守りながら戦い、サバゲーを好きになってもらう。また、安全対策や運営方法をまとめてオーナーを説得、行政への調整などを繰り返し行いました。 特殊な条件で応じてくれた、東京駅から徒歩3分/300坪のほぼビル1棟貸しの物件。オープンに先立ち立ち上げたクラウドファンディングでは、目標金額の3倍の150万円超の支援金が集まり、その他運営に必要なサバゲーグッズから机椅子などの備品まで提供してくれる方が現れました。 さらにオープン前日には設営を手伝いに来てくれる方が現れ、当日もお客様が率先して運営のサポートをしてくれるなど、お世辞にもしっかりとした運営をできていなかった私たちを、お客様が助けてくださいました。そして、帰り際には何人ものお客様が「ここは、これまで肩身の狭かった僕たちの夢のフィールドだよ、ありがとう」という声をかけてくださったのです。 そこで気付かされたのは、この事業は自分たちのものではなく、お客様のものであるーー。それ以降、新店を作る際や新しいイベントを行う際にお客様にお声がけし、有志の方に設営から運営までサポートいただくなど、「一緒に創り上げていく」ことを心がけています。 「文化祭は準備している時が一番楽しい」という“アレ”を、今もお客様に体験していただいています。(手伝っていただかないと、運営が回らないというのも本音ですが 笑)

「モノ」から「コト」。「バーチャル」から「リアル」へ

ご覧いただいたように、創業の動機は単純でした。 「自分達が楽しいと思った遊びをもっと多くの人と共有したい」。そんな思いからはじまったASOBIBAは、考えられないほど多くのお客様にサポートをいただきながら大きくなってまいりました。また、サバゲー事業、イベントだけでなく2016年からは「大人の秘密基地」をテーマにしたグランピングの事業も開始しております。 モノが溢れ、インターネットの普及でバーチャルな体験が多くなった一方で、リアルな体験への価値が今一度見直されています。CDが売れずにライヴやフェス、脱出ゲームなどの体験型イベントの動員数がどんどん増加していることも、そのひとつの要因でしょう。 今、改めて求められている「リアルな場」で、裏表のないリアルなコミュニケーションを生み、コミュニティの形成を後押しするーー。その構想を、ASOBIBAは「遊び」を通じて、ビジネスとして成立させながら実現していきたいと考えています。 「遊びを通じて、リアルなコミュニケーションを増やす」を経営理念に、ASOBIBAは日本でもっと大人が遊べる場所をつくりたい、新しい遊び仲間を増やしたい、そんなことを考えている仲間を探しています。