求職者のことが語れるか。苦しみの中で探し当てた最後の1ピースが飛躍のきっかけに

建設業界に特化した人材サービスを提供する、ヒューマンタッチ。2016年4月入社の外岡俊太は、首都圏紹介第2営業部で若手のエースと目される存在です。しかし入社当時はまったく成果を出せず、長いトンネルに入ったような日々に苦しみました。そこから一転、各賞を受賞するなど大きな飛躍を遂げたきっかけとは。
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社員面談で出会った先輩社員が、ヒューマンタッチ入社の決め手に

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▲「人生の大きな転機に立ち会い応援したい」との思いで、人材業界へ

大学時代、外岡は校内のイベントを企画運営するサークルに所属するかたわら、アルバイトでは飲食店での接客も経験。どちらも人とのコミュニケーションが大切だと感じ、就職活動は人材業界にしぼって進めました。

外岡 「サークルやアルバイトでの経験から、自分の強みは『人と接することが好きで、かつ得意なこと』だと自己分析し、卒業後は『人に関わる仕事』をしたいと考えていました。
人材サービス会社は人と関わる仕事ですし、転職や再就職など人生の大きな転機に立ち会い、応援することができる仕事。やりがいがありそうだな、と思ったのです」

大手からベンチャーまで10社近い人材サービス会社を受けたなかで、外岡がヒューマンタッチに強く惹かれた理由は、1次選考の後に受けた社員面談での、先輩社員との出会いでした。

外岡 「ストレートに『一緒に働こうよ!』と語りかけてくるような、熱い人。おしゃれで格好よく、話をしていても楽しかったですね。『この人と働きたい』と強く思いました。楽しく働けそうだし、いろいろなことを教えてもらいたい、と」

その先輩社員とは入社後、食事や飲みに出かけたり、社会人としてのマナーを教わり相談にも乗ってもらったりと、現在も親しい付き合いが続いています。

あと一歩が届かない苦悩のなか、「1日1日の結果」を大切にすることを学ぶ

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▲上司の山本(写真右)は当時の外岡を「大きく伸びる」とみていた

希望に燃えてヒューマンタッチに入社した外岡でしたが、1年目は長いスランプに苦しむことになります。同期入社の新入社員のなかにも、6月に初契約を上げる人もおり、周囲はどんどん成果を出していっているのに対し、夏になっても外岡の契約はゼロのままだったのです。

外岡 「内定まで進んだ求職希望者が最後のところで辞退したり、企業側の事情が変わってうまくマッチングしなかったりと、惜しいところまでいくのに、あと一歩が届かない、ということが続いたんです。
なぜうまくいかないのかわからないし、同期から取り残された気分になり、どんどん焦りも募る……。出口が見えない感じで、つらい時期でしたね」

そんな外岡に転機が訪れたのは、2016年8月のこと。9月までの上半期内の成約促進を目指す「上期入社プロジェクト」という社内チームが発足し、その一員となったのです。

このチームのリーダーを務めたのは、同年に近畿地区から東京へ転勤してきた山本圭大ジュニアマネジャー。当時の外岡の印象について、山本はこう振り返ります。

山本 「外岡は物事の理解が早く、要領よく器用に仕事をこなしてくれる。私はそう悲観していませんでした。自分に足りない『あと一歩』さえ掴むことができれば、大きく伸びるだろうと思っていたので、もう一度、基礎から丁寧に一つひとつの業務に取り組むよう指導したんです」

山本が外岡に指導したのは、「1日1日の結果にこだわって仕事をすること」です。

外岡 「山本ジュニアマネジャーからは『何かひとつ成果を出してから帰りなさい』と、繰り返し言われました。僕たちの仕事は、企業から求人依頼をいただくことがスタートです。クライアント企業と毎日こまめにコンタクトを取り、日々、求人を獲得しつづけることに力を入れました」

「求職者のことをよく知らなかった」という気づきが、飛躍のきっかけに

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▲初契約獲得後は、優秀社員賞、リクルーター賞などの受賞が相次いだ

外岡が初契約を獲得したのは、入社から半年後の10月でした。このとき、外岡は大きな気づきを得ます。

外岡 「これまでは、じかに営業で接する求人企業側のニーズや情報ばかりを重視して、求職者のことを深く知らず、きちんとアピールできていなかったのかもしれないと思ったんです。
求職者がどんな人で、どのような条件や環境で働きたいという希望を持っているのか、きちんと把握していないと、当然ながらその人の希望に合う仕事を紹介できませんし、求人企業のニーズに合致する人を推薦することもできません。
『求職者のことをよく知ったうえで、企業にその方を売り込まないといけない』のだと痛感しました」

外岡は、社内のスカウト担当や求職者の担当部署とも連携を密にとり、求職者の人柄や細かな希望まできちんと把握することを徹底しました。すると、11月から1本、2本と、コンスタントに契約を獲得。ジグソーパズルの最後の1ピースがはまったかのように、うまく仕事が回りだしたのです。

2017年は、山本とは別のチームに配属になったものの、外岡は好調な成績をキープ。2017年度は通年で売上目標の160~170%を達成し、2018年には成績上位者を表彰する「優秀社員賞」に選出されたのです。

次の課題は新人の育成。自分が掴んだノウハウを後輩に伝えたい

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▲現在は新卒社員の教育担当に。新卒採用の社員面談の場でも活躍している

2018年4月から、外岡は再び山本と同じチームで働くことになりました。1年ぶりに部下として戻ってきた外岡の仕事ぶりに、山本は「業務への向き合い方や求職者に対する意識がしっかりして、周りのこともよく見られるようになり、『大人になったな』と思いました。うちのチームのエースですよ」と、頼もしげに語ります。

そんな山本が外岡に新たに与えた課題は、後輩の育成です。チームのメンバーである新卒社員の教育担当を任せることにしたのです。

外岡 「これまで仕事のなかで学ばせてもらって、自分としてはいろいろなコツを掴み始めた感触はありますが、まだ感覚値としてやっている部分も多く、うまく言葉として後輩に伝えるのは難しいですね。
自分が得たノウハウをいかに具体的に、わかりやすく後輩に伝えるかが、今の大きな課題です。この後輩の指導や育成が、今後の自分自身のキャリアアップにもつながっていくと思っています」
山本 「入社当初に苦戦した外岡は、いいときと悪いときの両方を知っているから、その経験が後輩の育成にも役立つはずです。今は四苦八苦していますが、きっといい教育担当になってくれます」

かつて就職活動中の社員面談でヒューマンタッチへの入社を決意した外岡は、今は逆の立場として、新卒採用の面談などで活躍しています。

2018年10月には、新卒採用活動やリファラル採用で貢献した社員に贈られる「リクルーター賞」を受賞。

「この人と一緒に働きたい!」と外岡に憧れて入社する新人たちが、春からヒューマンタッチの新たなメンバーに加わります。

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