妥協せずに働きたい——ワーママの“わがまま”も飲み込む懐の深い会社を目指す

2016年の春、Bizerの取締役 田中秋生が産休から復帰しました。これまでSEや営業企画など忙しい業務をしながらも、子どもがほしいとずっと考えていた田中。でもママになっても仕事で妥協したくない……そんな“わがまま”な想いを持つ彼女が考える育児と仕事の両立についてお話しします。
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「育児と仕事を両立したい」そんなことはできるのか?

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働きながらも、いつかは母親になりたい——田中はずっとこの想いを持ちながら、SEや営業企画、社長室など忙しい仕事を思いっきりこなしてきました。

看護師の母はハードに働きながらも田中を何不自由なく育ててくれ、田中自身もそんな母を見て、仕事と育児の両立は可能だと考えていました。しかし、仕事の忙しさから不安になることも。

田中「子どもができるまで、仕事を思いっきりやろうと考えていました。でも忙しい時期が続くなど、なかなかタイミングが合いません。このままズルズル延びていく気がして、一旦リセットしようと考えたんです」
次なる職場に求めたのは、子育てを優先できる環境。でも仕事にも妥協したくない……そんなわがままが通用するのか? 思いっきり働いてきた女性ならではの不安を抱えていました。

しかしそんな不安を払拭してくれたのが、前職からいまも一緒に働いている畠山。当時の畠山は会社の制度に頼らずに育児と仕事を両立し、しかもそれをとても楽しんでいるように見えました。

田中「当時、畠山は営業のマネージャーを任され忙しい立場でした。朝5時に起きて子どもをお風呂に入れたり散歩をしたりしてから出社。それを1年も続けていたんです。畠山を見ていて、育児と仕事を両立するには制度や環境ではなく、自分次第だと考えるようになりました」
ちょうど畠山がその頃起業し、田中もついていくことに決めました。しかし、Bizerに入社して1ヶ月、なんと田中が妊娠していることが判明したのです。

「ママになる以前は無駄に時間を過ごしていたかもしれません」

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入社してすぐ育児休暇に。大変なことですが、これを受け入れるのもBizerの風土があったからこそ。畠山だけではなく、社内には育児を経験している男性が多く、すぐに理解を得られました。

育児休暇中、田中は慣れない育児に追われながら自身の中の変化に気づきます。以前、田中は仕事が終わったら、たくさんある時間を趣味など好きに使っていました。しかし、いま田中は「以前は無駄に時間を過ごしていた」と考えています。

田中「ママになったいま、ひとりだった頃を思い返すとほかにできることがあったんじゃないかと思うんです。これは夫も同じ。仕事の付き合いで飲んで朝帰ってくることが少なくなりました(笑)。夫婦ともに子どもを最優先に考えるように変化したんです」
田中は2016年5月に職場に復帰。朝子どもを保育園に送ったあと9時ごろに出社、16時に帰宅するスタイル。帰宅後は育児と家事をし、21〜22時からその日のうちにやるべき仕事を片付けて就寝します。

どうしても子どもが最優先になりますが、仕事にも手を抜きたくありません。だから、仕事をしている間は仕事に集中。逆に、子どもといる間は仕事のことは一切考えません。こうした働き方ができるのは、「時代にも恵まれたから」と田中はよく話しています。

業務“時間”は変わっても、業務“量”は変わっていない

田中「私が社会人になった当時は、ビジネスでやっとメールが使われるようになったぐらいの時期。いまはslackなどチャットツールもあるので、遠くからでも社員と連絡ができます。連絡だけではなく各種ツールも揃っているので、いつでもどこでも思いっきり働くことができるんです」
会社にいなければキャッチアップできなかったことが、会社にいなくてもキャッチアップできる時代に変わりました。社員の理解もあり、インターネットやパソコンのおかげで環境も恵まれている。育児と仕事の両立ができるかどうかは自分次第。言い訳はできません。

実は田中の業務量は、ママになる以前とそれほど変わっていません。子どもが1番、仕事は2番、優先順位を定めて時間配分をするようになったため、効率化を図っています。おかげで残業せずとも以前と同じ業務量でもスピード感を持ってこなせるようになりました。

どうしても、Bizerのようなスタートアップ企業は、昼夜問わず働いているイメージがあります。しかし、当社はむしろ逆。自分の時間も大切にしながら仕事も思いっきりできる環境を作っているのです。

だから「時短でないと働けない」、この概念は当社には存在しません。自分次第でどうにでもできる風土があります。これを厳しいと感じる方もいるかもしれません。でも、これが自分のライフスタイルを変えずにわがままも飲み込んでくれる懐の深さになる。こうした環境があるのも、Bizerが良い意味で「未熟」だからです。

社内外に妥協せずに働ける環境を作っていきたい

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Bizerは若い会社。少数精鋭でお互いの足りないところを補い、支え合っています。だから、マーケティング担当者・水田のように「知識がない」ことを武器に、お客様と一緒に歩いて行く社員も。

支え合いながらも、個々人が自分の未熟な部分と向き合い、会社を作っていこうと挑戦をしている、それがBizerという会社、サービスです。

田中「うちの社員、それに畠山と私もタイプが全然違います。最近入ったインターンの大学生も、世代だけではなく発想が私たちとは違う。それぞれの個性がBizerというプラットフォームで協力しているんです」
これはクラウドサービス「Bizer」を利用しているお客様も同じ。業態や業種、人数規模など、違いを受け入れ、想いを実現できるよう私たちがサポートしています。

Bizerには、自分が「やりたい」と思うなら、“自分次第”で実現できる風土がある。ママになれば「変えなければいけない」が増えてきますが、この風土はママになる以前と「変えなくても良い」ことも飲み込んでくれます。

田中はママになって優先順位、時間の使い方を変えてきました。しかし、「妥協せずに働きたい」という想いは変えていません。こうした誰でも妥協せずに働ける環境を社内外に作っていこうと、ママとして、そして取締役として田中はかけまわっています。

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