「より刺激的で創造的な未来」の実現のため、価値の高い仕組みと体験をともにつくる

世界中のウェブ解析を通じて、より良い仕組みを構築することをミッションとし、ITを通したクリエイティブにまい進するクリエイターズネクスト。代表取締役・窪田望の思いと「 より刺激的で創造的な未来の実現のため、価値の高い仕組みを、お客様とともにつくる」というビジョンが生まれた背景と、その意味を深掘りします。
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一部が改善されても全体がよくならないと、根本的な問題解決にはならない

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▲ 日本最大級のピッチイベント「未来2018」の登壇時に、クリネクのビジョンを500名の前で語っている窪田

かつては、インターネットという存在が「よし、調べてみるか」と腰を上げて向かっていくような距離にありました。しかし近年では、片手で即“検索”できるようになっています。

「Webサイトはあふれるほど存在しています」――そう窪田は言います。

Webサイトが増え、インターネットが当たり前のように人々の日常に根付いたことにより、ユーザーの目は肥えて、サイト自体もどんどん複雑化。


近頃は“選んでもらうためのサイト”にすることが、どんどん難しくなってきました。その一方で、Webサイトは“最初の体験”としてその価値を増していると言えます。そのなかで私たちがサービスを提供するのはWebサイトを制作するお客様。

窪田 「『じゃあどうしたらいいの?』『自分たちは何をすればいいの?』と頭を悩ませるお客様 が増える一方で、それに的確に答えることができる人はほとんどいなかったんです。
自社サイトを選んでもらうためには、ユーザーの行動を理解することが大切。だから、アクセス解析を行なうことこそが必要だと僕は考えました。アクセス解析によって、ユーザーの行動を貯金することができ、理解につながります。そうして初めて、根拠のある改善策を打つことができるはずだと考えたんです 」

「自分たちもやってみたい」と、アクセス解析に興味を示すお客様はたくさん。一方で、窪田をはじめウェブ解析を職業とする人の人数は限られており、それぞれが仕事を受けられる量にも当然、限度があります。

窪田 「受注できる量に制限があれば、高い料金を支払える大企業から仕事を受けるというのは普通ですよね。でもそれでは、より格差が開くことにつながってしまいます。そういうのって、フェアじゃない。
僕は、介護施設で起こったおばあちゃんのトラブルを受けて、 それが起きた根本原因を考えた経験から、一部だけの問題を解決しようとする部分最適では根本的な問題解決にはならないことを学んでいました」

それならば……と窪田が考えたのは、システムを完全に自動化し、どんな会社でも導入できるような仕組みをつくること。クリエイターズネクスト(以下、クリネク)の柱のひとつ、「KOBIT」誕生へと窪田はさらに仕組みづくりを加速させます。

ホームページの路上販売。これが、窪田の原点だった

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▲ 社内でブレストを行なっている時の一コマ。

ところで、同社代表・窪田が事業をはじめたのは19歳のときでした。慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスに在籍していた窪田が、鎌倉市の“路上”で、ホームページの受注に成功したことが、事業のはじまりです。

窪田 「最初の受注は、議員さんのホームページの制作でした。僕は鎌倉市内で、道行く人に『ホームページをつくりませんか?』と声をかけていたんです。
2003年頃で、今から15年以上も前のことですよ?インターネットがまだこれほど身近ではない時代です。当然、足を止めて話を聞いてくれる人はなかなかあらわれません(苦笑)。
とある日、近くで若い議員さんが自分の政策の演説をしていました。僕は、いたずら心半分にその議員さんに話しかけ、あれこれ質問をしました。
すると議員さんは『やっと自分の話を聞いてくれる人があらわれた!』と喜んで話を聞かせてくださいました。話を聞き終えると、僕は『その政策、どうやってもっと多くの人に届けるおつもりですか?』と聞いてみたんです。
すると、『ホームページなどを開設することを考えている……』と。僕はすかさず『実は僕、つくれるんです。つくらせていただけませんか?』と提案してみたんです」

後日、その議員さんの事務所にうかがって話をすると、ホームページの制作を任せてもらえることに。「その時の僕は、契約書も会社印も持っていなければ、パワーポイントを用いた提案資料をつくったことさえありませんでした」と笑いながら当時を振りかえります。

窪田 「“看板”を持たずに受注した仕事です。友人に力を貸してもらいました。インターネットカフェでパワーポイントの使い方を教わりましたし、サイトデザインも友人に依頼しました。
そうしてできあがったサイトに納得いただくと、『自分たちの実力でモノを売ることができた』という充実感と、『何もないところからも何かをつくれるんだ』という気持ちを味わいました」

「自分たちの力でモノを売ることができた」という充実感は、やがて「こんなことができるようになった」という窪田の自信に変わっていきます。

Webサイトやシステムの受注が増え、窪田の個人事業はスタッフと一緒に働くスタイルに。順風満帆なスタートを切り、このまま発展し続けていけるかと期待が膨らんでいた矢先のことでした。突然、従業員が全員辞めてしまったのです。

迷わないためにーージョブポリシーの確立

「僕、威張っていたんです」と、笑顔で語る窪田 。しかし、この出来事は、その後10年間、家族以外の誰とも一緒に働くことができなくなるほど、窪田の心に深い傷を残していました。

窪田 「全体最適のための仕組みづくりを実現するため、誰かともう一度働くことを考えたとき、どんな会社をつくりたいのかをきちんと定義しようと思いました。一緒に働いていたメンバーがみんな辞めてしまってから、僕は『なぜ自分が働くのか』をずっと考えていました。
そのとき考えたいろいろなことを落とし込んだのが、2018年現在のJOB POLICY(ジョブポリシー) です。ジョブポリシーは、僕自身が迷ったときや悩んだときに立ちかえる場所でもありますが、一緒に働く仲間と共有し、ともに実践していきたいことなんです」

クリネクのジョブポリシーは10の指針から成り立ちます。それは、社長である窪田の自戒であり、社員の自信を育む会社のルール。そして何より、取引先のお客様とそのお客様を巻き込む内容になっている点がポイントです。

窪田 「ゴールはやっぱり10番目の、お客様と『ハイタッチする』ことです。それは、自分たちがフルコミットすることはもちろん、本当にお客様に喜んでいただくこと、互いの仕事をたたえ合うことができたときにしかかなわないことです。
私たちは、お客様と同じ目線で“お客様のお客様”のことを考えて仕事をします。そうしてお客様とともに、その先のお客様に喜んでいただける仕組みをつくりあげることができて初めて、お客様とハイタッチすることができるんです」

クリネクが創出する価値、求めるチームの姿、目指す先

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▲ ヨーロッパでクリネクとKOBITのプレゼンを行いました。

クリネクのビジョンは“世界全体の富を増幅させる”こと。そのために、全体最適を目指し、問題の根本的な解決を志すクリエイター集団。2018年10月現在、彼らは、次のフェーズに歩みを進めています。

窪田 「クリネクでは、新たにNEXT(ネクスト)という事業をスタートしています。ネクストは、『心に響くクリエイティブとビジネスブレイクスルーを同時多発的に巻き起こす』と掲げたプロジェクトであり、ウェブ解析によって得たデータをもとに次のアクションを考え、実践するチームです。
学習欲が旺盛で、変化を恐れないお客様と一緒にお客様の課題に向き合わせていただくことができると、最高にワクワクします。僕たちはお客様自身以上にお客様の可能性を信じているんじゃないかな?と思っています」

お客様の課題解決に、クリネクが介在する価値とは、「究極なまでに、その人らしいサイトにすること」。お客様の可能性を最大限に引き伸ばすのがネクストの本領です。

窪田 「お客様にもお客様自身の力を信じきってほしいと思います。みんな“コレ”という“This is me ”があるはずなんです。
それを、それぞれがきちんと提示して提供することが、サービス競争社会となるための第一歩だと考えています。見せ方だけよくしている会社ではなく、本当に地道にやっているところにきちんとスポットライトが当たる仕組みづくりを僕らはしていきたい。
そうすることで、誰もがリスペクトを欠くことがない世の中になっていくと思うんです。そういう社会になり、循環していくことで、世界全体の富って自然に増えていくと思うんです」

インターネットが時代を動かすツールになり、ウェブ解析を原点にできることはどんどん増えています 。

「世界全体の富を増幅させる」という壮大なビジョンを明るく柔らかく語る窪田。

その言葉には、従業員はもちろんお客様とその先のお客様一人ひとりの成功を心から願う気持ち。人間味あふれるチームとそのクリエイティブへの自信。そして、より創造的で刺激的な社会づくりへの熱意がうかがえます。

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