プロポーズのようなオファーに涙──学生・社員双方の幸せを目指して

インターン生として入社し、2017年4月に正社員となった荒木珠里亜。彼女は「ある想い」を胸に採用担当として働いています。ヒト・ファーストを掲げるキュービックで採用担当として輝く彼女の仕事への向き合う姿勢は、採用候補者との関係性に現れています。

出会いはインターン。そこで感じた「チャレンジングで主体的な風土」

私はキュービックに、学生時代にインターン生として入社しました。

配属されたのは、ソーシャルメディアマーケティングユニットという部署。Webマガジンの記事の進行管理や編集を担当していました。

業務はそれだけではありません。部署横断のプロジェクトで、新規事業にも参加しました。自分ともうひとりのインターン生以外は全員社員という環境で、インタビューや事業企画書づくりなどに携わらせていただいたんです。

インターン生なのにこんな大きなプロジェクトに参加させてもらえるなんて……と思ったのを覚えています。とてもいい経験をさせてもらいました。

そして大学4年生の5月からは現在の部署に異動し、インターン採用チームの立ち上げを行いました。当時人事の部署がなかったキュービックに、最初の人事として入社した当時の上司と、二人三脚で採用チームをつくっていったんです。

ゼロからつくり上げることは、本当に大変で。後輩インターン生のマネジメントには、とても苦戦しました。どう伝えたら真っすぐ伝わるのかまったくわからず、大好きなのに傷つけてしまうことが本当に苦しくて、泣きながら1on1をしたこともありました。上手くいかなかったことの方が多かったですね。

ですが、多くのメンバーとたくさん対話を重ねるなかで、少しずつ伝え方を工夫できるようになっていきました。

それらの経験でも感じましたが、業務をする中で主体性が風土として根付いているな、と常に感じていました。中でも印象的だったのは、社員合宿にインターン枠で参加させていただいたときのことでした。

いつもは違う部署のメンバー同士でチームになったのですが、そこで社員全員が会社の未来についてディスカッションしていたんです。「5年後を考えると……」や「いまの売上を倍にするためには……」などと話しているのを目の前で見て、自分が見えていることは会社のほんの一部に過ぎない。また会社の方針は社長が決めるだけでなく、こうやって一緒につくっていくんだ、ということを身をもって実感しました。

上司から突然のプロポーズ ──それはいつものランチタイムだった

当時の私は就職活動の真っ最中。入社をぼんやりと考えていた企業の最終面接を「3日後」に控えたときでした。いつものようにインターンとして出社し、いつものように上司とランチにいきました。ただ、いつもと違ったこと。それは、直属の上司が真剣な表情で語り始めたことです。

私と初めて会った時のことや、一緒に立ち向かい乗り越えた壁、今どういう想いで一緒に仕事をしているか……。いつも以上に真剣な表情に吸い込まれていくかのように耳を傾けました。

そして、最後にこう言葉を放ったのです。

「絶対に珠里亜を一流のビジネスパーソンにしてみせる。後悔はさせない。だからこれからも一緒に働いてほしい。珠里亜がどんな選択をしても僕はその意思を尊重したいと思う。でも僕が考える珠里亜にとっての幸せはキュービックで働くことだと思う。」

まるでそれはプロポーズのように私には聞こえました。こんなに素直に自分の想いを吐露してくれる人に、私はこれからの人生で巡り会えるだろうか……そう思った途端、私の目からは大粒の涙が溢れていました。

そんな熱烈なオファーの言葉を受け、「一度考えさせてほしい」と一週間ほど時間を貰いました。すると、考えれば考えるほど、私が入る会社がキュービックでなければいけない理由がどんどん出てきたんです。

愛をもって一人ひとりに向き合うことで、誰もが輝ける環境をつくり出しているカルチャー。個性を尊重し、広い心で受容する姿勢。そして、今後さらにその仕組みを広げていこうという、組織としての真っ直ぐな意志──そのすべてが私の実現したい世界に非常に近いものであることに気付けたのです。

だからこそ、今の私は日々素直な気持ちで学生と徹底的に向き合い、一人ひとりの良さを引き出せるよう奮闘しています。

キュービックに入社を決めたのは、私自身が上司に、本気で向き合ってもらったからでした。

会社はキュービックだけじゃない、双方が幸せになれる選択肢を

2019年現在、私はピープルエクスペリエンスオフィスで採用担当をしており、主にインターン・新卒採用を行っています。採用候補者との面談も私の仕事です。 

私は“面接”というのは社員も学生も対等な場であると考えています。だから、私は来てくれた学生にとっても、その1時間が有意義なものになるように相手の意思を尊重したいと考えています。中には「どういう会社に入ったらいいのか自分でもわからない」とキャリアに関する相談をしてくれる学生さんもいます。そんなときは「そもそも何を大事にしてるのか?」「就活において譲れない条件はなに?」などを問いかけます。

面接がまるまる1時間、就活相談で終わることもあります。私たちはそれでも全く構いません。自分のことでも、ひとりで考えていたらわからないことも沢山あります。それを一緒に考え抜く時間をつくりたい、そう考えています。その結果、たとえ“キュービックに入らない”という道を選んでも良いのです。そもそも私たちは会社に合わせた受け答えをしてほしいとは思っていません。あなたならではの個性、持ち味をしっかりと理解してもらい、その上で、この会社なら自分の強みを生かせそうだ!と思い入社してもらえた方が、学生の皆さんにとっても、私たち会社にとっても幸せじゃないでしょうか。

私たちの望みはただひとつ。学生の皆さんに、“ありのままの姿を見せて欲しい”──それだけです。

何度も相談に乗った。面接にかけた時間は10時間

数年前の新卒の採用面接のときです。就職活動真っ只中、度重なる面接で自分が見えなくなっている子がいました。どんな質問を投げかけても、会社の理念に合わせて事前に考えてきたかのような答えが返ってくる。私は何とかしてその子の仮面を剥がしてあげたいと思いました。

取り繕った姿はどこの会社の面接でも見透かされてしまうものですから……。私だけではなく何人もの社員が、その子と一対一で面談をしました。1回あたり1時間、回数としては10回ほどでしょうか。もちろん、ただ話を聞き一緒に考えるだけではなく、人事としての知見を生かし、真っすぐに感じたことをフィードバックすることも。それは時に厳しいフィードバックになりますが、本気で相手のことを想って伝えたメッセージはしっかりと届くものです。

その子は結局、キュービックではない道を選びました。ただ今でもその子とは定期的に連絡をとっていて、入社した会社でも営業として頑張っているようです。 

実際にその子だけでなく、フィードバックを受けて再チャレンジしてくれる学生がいたり、キャリアについて再考するキッカケになったと言ってくれたり、他社で内定をもらって決めかねていたところを意思決定する後押しをしたりもしています。

どうしても人事には採用目標の数字があって、面接回数も決められがちなので、自分の会社に入ってくれる可能性が低い子は早めに採用フローから外すケースがほとんどです。決してそれが悪いことだとは思いません。

でもキュービックは、「候補者とまっすぐに向き合いたい」という、私の思う人事のあるべき姿を体現させてくれます。そんな風土の魅力を日々実感できているので、自信をもって候補者の学生さんたちと向き合えています。

私と話したことが少しでも明日が変わるキッカケになって、相手の人生がより良いものになってほしい──それを実現することができたら、こんなに幸せなことないんじゃないかなって思うんです。

私と共有してくれた時間がそんなキッカケになってくれるように、徹底的に学生と向き合う姿勢をなにより大事にしていきたいと思っています。

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