役員がいないんだったら、まず俺が。20代での執行役員を目指すインターンの挑戦

就業体験?安い労働力?いや、キュービックにとってインターンは会社の大切な戦力。業務の裁量も大きく、そこに一切の妥協はありません。そんな厳しい環境で働くことを自ら求め、入社を希望するインターンもいます。渡部翼もその一人。なぜ、彼は入社しようと思ったのか。決断に至るまでのストーリーをお届けします。
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サークルに入って飲み会の日々。ぞくに言う量産型大学生だった僕

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渡部がキュービックでインターンをはじめたのは、2015年。ちょうど、大学2年生のころ。彼が早い時期からインターンをはじめた理由——それは現状に対する危機感でした。

大学1年生のころの渡部はフットサルサークルに入って飲み会に行ったり、授業に出ても寝ているだけだったり……。自堕落な生活を送る毎日でした。

渡部「何の目的もないまま、毎日ダラダラと過ごすだけ。あのころは、典型的なダメ大学生でしたね。そんな自分の姿があまりに情けなかったみたいで、当時付き合っていた彼女からもフラれてしまいました」

今まで当たり前にあった存在を失って、初めて渡部は、「このままではヤバい」と危機感を募らせます。何か自分にできることはないかと考え、友人のつてを頼りに仕事を探すことにします。その友人が働いていた会社が、キュービックだったのです。

渡部「大学1年生の夏休みに、Webサイトで少しだけ記事を書いていたことがあって、少しばかりWebの世界に興味があったんです。それで友達の話を聞いたら、すごく面白そうだと思い、インターンの面接を受けてみることにしました」

無事、渡部はインターンの面接を通過し、キュービックで働きはじめます。

「もっと成長したい」——自堕落だった日々が劇的に変わった

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2017年12月現在、インターンとして求人領域のマーケティングを行なうキャリアマーケットディビジョンで働いている渡部。今でこそ毎日のように出社していますが、入社当時はあまり出社できず、仕事にコミットメントできていませんでした。今までの自分から変われずにいた渡部を180度変えたのは、仕事を任されたことで得た成功体験と失敗体験でした。

渡部「Twitter広告の運用の仕事を任されたんです。その仕事に一生懸命取り組んだら成果が出ました。そうしたら、上司から『お前に30万円の予算を渡す。やり方は問わないから、目標を達成してこい』と、血がたぎることを言われたんです」

結果的に目標は達成できず大失敗に終わったチャレンジでしたが、彼にとっては、この“失敗”がすごく良い経験になったのです。

渡部「成果を出せば、新しいことを任せてもらえる。仕事ってめちゃくちゃ楽しいものだな、と思いました。キュービックで働きはじめてから人格が変わったと思います。今までは無難に生きることだけを考えていたのですが、身の丈以上の目標を掲げないと、どこか物足りない。仕事を通して、もっと成長したいと思うようになりました」

この出来事が渡部にとって、大きなターニングポイントに——それ以降、彼の頭の中には「20代で経営層になりたい」という考えが芽生えはじめ、その目標に向かって行動を起こしていくようになったのです。

渡部「ただ成長したい、と思って努力を積み重ねるよりも、何か目標があって、そこに対して努力した方が成長スピードも速い。だからこそ、『20代で経営層になりたい』という目標を立てることにしました」

20代で経営層になるために必要なのは、一にも二にも“成果”。いかに会社の成長に貢献している人材であるかどうかが大事になります。そこで渡部が考えたのは、「新規メディアの成長に貢献すること」でした。

渡部「その当時、キュービックは新規メディアをいくつか立ち上げていたのですが、なかなか結果を出せておらず、お世辞にも上手くいっているとは言いがたい状況でした。その状況を傍から見ていて、ここで自分がこのメディアを大きくすることができれば……と思ったんです」

思い立ったが吉日。渡部はマネージャーに「メディアのディレクターをやらせてほしい」と直談判。その思いにマネージャーも応え、渡部は新規メディアだった薬剤師さんのための転職情報サイト『 COCO Pharma(ココファーマ)』のディレクターに就任します。

人の力を借りたっていい。とにかく実績が欲しかった

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とはいえ、もともと新規事業として上手くいっていなかったメディア。そう簡単に結果を出せるわけもありません。渡部がメディアのディレクターに就任した後も、しばらくは試行錯誤の日々が続きました。最初のころは何かアイデアがあったら、社内でメディア運営のノウハウを持っている人の意見を聞きに行く。とにかく、それをひたすら繰り返していたのです。

渡部「アイデアに対する意見を聞き続けていたら、いつの間にか、『こういう情報があったよ』と新しい情報を共有してもらえるようになっていて。そうして自分の中に、どんどんノウハウが蓄積されていったのが、メディアをグロースさせていく上で大きかったなと思います」

メディアをグロースさせる戦略として、着手したのがとにかくいいコンテンツをつくること。フィールドワークをベースとしてニーズを掘り下げ、真にユーザーへ寄り添えるコンテンツを生成していく。すごく骨の折れる作業ですが、渡部は結果が出ることを信じ、愚直にコンテンツを作り続けていきました。

渡部「コンテンツマーケティングはすぐに結果が出るようなものではないので、とにかく我慢、我慢でした。あのときは、なかなかツラかったですね。3カ月くらいは修行のような毎日だったと思います」

そんな時期を経て、4〜5カ月後にようやく花開きはじめたのです。記事の検索順位が少しずつ上がりはじめ、その結果が少しずつ売上にも反映されていきました。

渡部「ささやかながらも、メディアを通じて、訪れたユーザーにキッカケを与えられたと感じる瞬間というのは、ものすごく嬉しいものでしたね。やっと会社に貢献できている、と感じることができました」

その後、時間の経過とともに、みるみるうちにメディアは成長し、売上も右肩上がりに。今では累計売上1,000万円を超えるほどのメディアに成長しました。

20代でキュービックの執行役員になる

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こうして約2年、キュービックで働くうちに、渡部の心の中に自然と「正社員として入社したい」という思いが芽生えていきました。

渡部「インターンをはじめた当初、キュービックの正社員としてジョインしよう、とは考えていませんでした。それこそ就職活動は別軸で考えていて、渋谷の某メガベンチャーの最終面接まで進んでいたくらいですから」

そんな渡部がキュービックに惹かれた理由、それは自分次第でいくらでも成長できる環境があるということ。大学1年生のころ、何の目的もなく過ごしていた一人の大学生が、仕事を通してマインドが変化し、メディアを大きく成長させ、1,000万円の売上をもつくれるほどに成長できた。

そして、この環境にいれば「20代で経営層になる」という目標に対して最短でアプローチできる——渡部にとって、これこそが他社にはない魅力となり、キュービックに正社員として入社しようと思ったのです。

その後、正式な選考プロセスへと進み、最終面接で代表の世一に対して、今後の人生設計や会社をどうしていきたいのか、をプレゼンするという採用試験を受けることに。ここで、渡部は思わぬ失敗をします。

通常であれば綿密に準備をしてプレゼンに臨むのですが、これまでの仕事の成功体験が心にスキを作っていたのか、これといった準備をせずにプレゼンに臨んだのです。

渡部「正直言うと、インターンしているから選考は余裕で通過するだろう、と思っていました。当時は何事もなく終わるんだろうな、と思っていたのですが、その考えはすぐに世一に見透かされて。『お前、適当にプレゼンを流してるだろ?』と言われて(笑)」

その後、プレゼンをやり直し、内定を獲得。新卒として入社することが決定した渡部ですが、この失敗から「何事も本気で取り組もう」という思いが一層強くなったのです。

渡部「当時の自分に声がかけられるとしたら、『お前、もっとちゃんとしろよ』と言ってやりたいですね。物事に対する考え方がまだまだ甘い」

ただ、こうした失敗があってこその成長。実際、別のタイミングでプレゼンをおこなう機会があったのですが、そこでは入念な準備を行い、プレゼンを成功させました、

渡部「約2年、キュービックで働いてみて、インターンでありながら、ここまで裁量を持って働ける環境は他にはないな、と思いました。意欲さえあれば、さまざまな仕事を任せてもらえる。この環境で自分をとことん磨いていきたいです。また、キュービックの役員は現状、世一しかいない。20代で最低でも執行役員になりたいですね」

インターンの仕事を通して、酸いも甘いも味わった渡部。経験した仕事、一つひとつが彼の血となり肉となっています。「20代で経営層になる」——これからも、彼はこの目標に向かって突き進んでいきます。

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