妥協はしない。仕事を楽しむ邪魔になるから──

2016年、新卒で入社した濱口拓巳(はまぐち たくみ)。入社してからさまざまな部門・プロジェクトで経験を積んできました。今後は、「自分の好きなことをビジネスとして形にすることにこだわりたい」と話す彼のこれまでとこれからを語ります。
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ダンス大会で優勝、営業バイトで全国トップ。本気で打ち込んだからこその今

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▲学生時代のダンス仲間と

大阪で生まれ育った濱口拓巳。小さい頃から、サッカー、ラグビー、バスケなど、たくさんのスポーツを経験してきましたが、高校生になると友人の影響でダンスを習い始め、熱中するようになります。

濱口 「同じクラスの友だちがヒップホップをやっていて、とにかく楽しそうだったんです。それにアンダーグラウンドの世界にも興味があって、自分もやってみたいと習い始めました。やってみたら本当に面白くて、学校の少しの休憩時間でさえ練習していました」

その後、大学に進学して、ダンスサークルに入ります。200人が所属する大きなサークルで幹部を務めながら、ダンスの練習に明け暮れました。一番記憶に残っているのは、1年目の集大成として、他大学のサークルも出場する大会に挑んだこと。連覇のプレッシャーがかかる中、見事優勝しました。そして、同期50人と一緒に踊った舞台は忘れられない経験に。

濱口 「一年間の集大成として勝負する大会だったので、本番までのラスト1ヶ月は毎日2~3時間しか寝ていませんでした。電車のつり革につかまったまま寝て、膝から崩れ落ちる経験もこのときが初めてでしたね(笑)。でも、本気で頑張ったこの経験があったから、社会人になってからも大変なことを乗り越えられているんだと思います」

そんな濱口がダンスと同様に力を入れたのが、アルバイトでした。家電量販店でインターネット回線の営業をするアルバイトでしたが、獲得件数がゼロだと怒鳴られるような厳しい現場。営業のスキルを身につけるためにビジネス本を何冊も読み、書いてあるテクニックを一通り試しました。

濱口 「中には、本当かな?と思うことも書いてあったんですが(笑)。試行回数を重ねることで自分の中のメソッドを確立することができて、1カ月後にはコンスタントに契約を獲得できるまでになりました」

濱口は、契約獲得ができるようになっても貪欲に成長を求め、同じアルバイトメンバーの育成によってチーム全体の獲得件数を伸ばしました。さらに、働いていた店舗との関係性を構築することで、全国トップの営業成績を残します。

濱口 「自分の中で課題を見つけて、それを解決していくという仕事の基礎は、ダンスとアルバイトから学んだと思います」

学生時代のこの経験が、仕事をする上でも濱口を支えています。

直面した事業の解散 辛酸を舐めた新卒時代を乗り越えて

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▲辛い時は支え合い、今でも毎週ランチに出かけるほど仲の良い同期と

ダンスとアルバイトに打ち込んだ学生生活も終わりに近づき、就職活動が始まります。そこで濱口はサイバードと出会い、入社を決めました。決め手となったのは、「どんどん新規事業が生まれる環境があること」「さまざまなWEBサービス、コンテンツがあること」「人が良かったこと」の3つです。

濱口 「小さいときに触れたインターネットをきっかけに、『これからITがくる』とずっと思っていたので、就職活動では主にIT企業を見ていました。自分は好きなことを仕事にしたいタイプなので、いろいろなビジネスを生み出しているサイバードで、視座の高い先輩たちと働けば、自分自身が成長して自然と好きなことをビジネスにできるようになれるんじゃないかと感じて、サイバードに入社しました」

入社後は、立ち上がったばかりの新規事業のプロジェクトに配属されました。濱口の業務内容は、先輩社員のもとで新規サービスのフォローが主でした。新規事業に関わる仕事をする上で、プレッシャーを感じる場面も多々訪れます。

濱口 「配属された時は、新規事業に関わることができる嬉しさもありましたが、新しい分、自分のやることが大きな影響力をもつんだなと感じ、常に緊張感を持っていました」

その後1年ほど、事業拡大のためにいろいろな営業先を開拓し、サービスの企画もしながら事業を支えましたが、残念ながら事業は解散。濱口も別のプロジェクトへ移ることになりました。しかし、そこでもさまざまな要因により、サービス自体が長く続かず、苦い経験をすることになります。

濱口 「1年目で印象に残っていることといえば、やはり事業が解散したことです。自分の中で反省する経験ですね。今振り返っても、あの時の自分ができることはなかったかもしれませんが、今の自分だったらできることはもっとあったかもしれない。ただただ悔しかったです」

そして、入社から1年半ほどで、サイバード創業時からの月額課金サービスを主に運営する事業部へ移り、公営競技サービスの運営を担当することになりました。2019年現在は、運営に必要な営業や企画、外注先の管理など、サービスすべての運営を任されています。

濱口 「最初は、任されることになった公営競技のこともよく知りませんでした(笑)。でもいろいろとやらせてもらい、今では自分に責任があって裁量もあるので、良いことも悪いことも全部自分次第。やればやるほど楽しいですね」

新規事業で味わった苦い経験を乗り越え、社内でも頼られる存在に成長しました。

「妥協はしない。仕事を楽しむ邪魔になるから」ふたたびガムシャラに

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▲新規事業を考える社内イベントで登壇する濱口

そして、2019年2月。新規事業を立ち上げようとする会社の動きが加速し、社内で新規事業を考えるイベントが開催されることになりました。所属する部門内で定期的に新規企画立案を行っていた流れもあり、濱口もそのイベントに向け、本気で事業を自らで考えることになったのです。

濱口 「現在のサービスを担当する前から、eスポーツの事業を考えていたので、それを固めていくことにしました。上司にもこういうことがやりたいと話はしていましたし、なんとなくイメージは持っていて。ただ、本格的に事業の計画を考えるのは初めてだったので、業界の調査や需要の把握、中長期を見据えた事業計画の策定など、まったくうまくいきませんでした。

でも、自分自身の課題が山ほど見つかって、冷静に自分を見つめながら克服していったことで、大きく成長できたと思います」 

日々の仕事のちょっとした隙間時間にも、どうやったらその事業がうまくいくかを考えました。いい意味で仕事という感覚がない中で、息を吸うようにインプットとアウトプットを繰り返し、事業化を考えることは、濱口にとって初めての経験でした。

濱口 「妥協せずに本気で取り組むことで『めちゃくちゃ仕事を楽しめる』ということを、実体験として知ることができました」

イベントが終了しても、濱口の事業化への想いは尽きません。そして、たった半年間でeスポーツ業界の人脈をつくることに成功します。現場の生の情報をキャッチアップし事業計画に生かすことで、事業をつくる上で必要な行動の起こし方を経験し、自分自身の成長を感じることができています。

入社当初の夢を、今──息をするように使えるサービスを届ける

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▲コンテンツ事業本部 濱口拓巳

今後やりたいこととして、「eスポーツ事業の立ち上げ」を真っ先に挙げる濱口。休みの日も事業化のことを考え、各地で開催されているeスポーツのイベントにも足を運んでいます。

濱口 「eスポーツの領域には、今入らないと手遅れだと考えています。確かにいろいろなハードルはありますが、必ず事業化につなげたいです」

また、IT技術の発展によって、これからの世の中がより良くなっていく可能性も感じています。世の中の凄腕の人々が競って新しい技術を開発し、それを使ってより生活を便利にするサービスを提供する人がいる。そして、そのサービスを使って実際に豊かな暮らしを享受する人がいる──そんな世の中で濱口は、サービスを提供する人でありたいと考えています。

濱口 「自分が好きなことをビジネスとして形にして、会社だけが成長するのではなく、業界全体が一緒に成長していけるような事業を作っていきたいですね。 

これはeスポーツに限ったことではありませんが、呼吸をするように自然と使ってしまうようなサービス・価値を提供して、お客さまにめちゃくちゃハッピーになってもらいたいと思っています」

いつかは生活に溶け込むサービスをつくりたいと話す濱口。これからも挑戦は続きます。

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