「世界を変えるため」2017年IPOへ。荒波を越えてエストコーポレーションが突き進む“偉大なる航路(グランドライン)”

2016年、設立10年目という節目を迎える医療・福祉ベンチャーのエストコーポレーション。日本初・業界初のサービスを次々と誕生させ、急速に成長してきた当社はいま、大きな“変革期”を迎えています。創業初期から代表 清水史浩を見守り続けた男は、一体いま何を思うのでしょうか? エストコーポレーションの「これまで」「いま」そして「これから」のお話です。
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10年蒔き続けた「種」に水をやるとき

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5億円の資金調達、オフィス移転、ロゴ一新。創業9年目のエストコーポレーションは2015年、激動の1年を送りました。すべては「2017年 新規株式公開・上場」のため。そして、その先の未来のため。エストコーポレーションの社員誰もが、めまぐるしく変化する日々を肌で感じています。

ベンチャーのIPOに対してネガティブな風潮も流れる中、なぜ当社はこの目標を掲げているのでしょうか。

取締役・浅間純 「一言で言えば、可能性を広げるため。私たちは医療・福祉を通じて世界を変えたいと本気で思っている。そのためにも最初の10年は医療機関や福祉施設・自治体とのネットワーク構築と売り上げの基盤作りに注力してきた。次の10年で築き上げてきたものを最大限良い形で生かしていきたい。小さく小さくジャンプアップしていては世界を変えられない。その手段として、新規株式公開・上場を目指している」


浅間は、エストコーポレーション創業初期、正社員わずか4名の頃にアルバイトとして入社しました。現在、誰よりも代表 清水と距離が近く、誰よりも会社の成長を肌身で感じてきた人間です。

しかしその軌跡は、決して順風満帆なものではありませんでした。

22歳で起業し、翌年借金5,000万。会社を救った「人間力」

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エストコーポレーションは2007年7月、清水が22歳で起業しました。

2008年から開始された特定健診(通称:メタボ健診)では、医師が手書きで記録した健診結果を電子化して国へ報告することが義務化。「きっと多くの医師が困るだろう」そう思った清水は電子化を代行する事業を考案。後に業界で初めて事業化に成功することとなります。

医学部出身でもなく、社会人経験もない清水が医療業界初の試みを行う。それは大変な苦労の連続でした。設立翌年には5,000万の負債を抱え、3年間は売り上げゼロ。家具もない部屋で「ジャンプ」を枕にして寝る日々を送っていました。

そんな当時の様子を、浅間はこう振り返ります。

浅間 「売り上げがなくとも、とにかく社内は明るかった。清水は、営業も電子化作業も銀行対応も何でもこなしていて、相当ハードだったろうに、いつでも笑顔だった。もうスーパーマンなんじゃないかと思うくらい。彼の人間力がいつだって会社と社員を救っていた。4期目になって、初めて売り上げが1億円を超えた時、社員全員で喜んだのが一番の思い出かもしれない」

変わっていく「会社」と、変わらない「人」

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設立4年目に売り上げが立って以来、順調に契約医療機関・医師会数が増えていきました。2010年からは自治体向けの高齢者マーケティング事業を新たに開始し、福祉部門へも本格的に参入。その後は次々と新規事業を立ち上げます。

2013年11月 日本初の医療機関ネット予約ポータルサイト「エストドック」(http://estdoc.jp/
2014年6月 医療機関・福祉施設のコスト削減コンサルティングサービス
2015年5月 福祉施設向けレクリエーション講師派遣「レクサポ」(http://recsapo.com/lp/
2015年6月 すいている内科検索アプリ「ソクミテ」(http://www.sokumite.com/
2015年9月 自宅でできる認知症予防プログラム「脳レク」(http://nourec.com/

目標としてきた医療機関や自治体とのネットワーク構築も右肩上がりに増加。いまでは15,000医療機関、400自治体との契約実績を誇ります。まさに急成長を遂げるエストコーポレーションの一番の良さは「サービス」ではなく「人」だと浅間は話します。

浅間 「どんなに会社が変わっていっても、変わらないのがエストのみんな。新卒採用の時にも必ず社風が志望理由のトップに上がるし、中途入社の人も本当に驚いたと言ってくれるように、人がとにかく良い。みんながみんな、お客様にも社員にも常におもてなしの心で接している。それがエストコーポレーションの企業文化になっている」

1兆円企業へ。そして世界一社員が幸せな会社へ。

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会社が大きくなるにつれ、アルバイトで入社した浅間も、事業責任者→新規事業立ち上げ→社長室長→財務→取締役とステージが変わっていきます。

浅間 「自分の立場が変わっていったように、清水も肩書きこそ変わらないもののたくさんの変化があったはず。それでも、僕の中での“清水スーパーマン説”は変わらなかった。辛い出来事があっても、後になってから笑顔で聞かされて。でも、資金調達時は相当苦労していたみたいで、ポロっと弱音らしきものを吐いたことが一回だけあった。その瞬間、『この人にも出来ないことがあるんだなあ』と。それからですね、自分自身の言動を改めるようになったのは」


浅間は、”自分が社長だったら、今の自分に何を求めるか?”を徹底的に考えるようになり、会社の課題と現状を踏まえた上で、社長目線で物事を考えるように意識しはじめました。周囲からも言動が変わったと言われるようになったといいます。このように、会社だけでなく、社員一人ひとりにも変革期が訪れているようです。

浅間 「最高を更新し、新しい未来を創る」を企業理念に掲げるエストコーポレーション。この変革期の先にはどんな未来が待っているのでしょうか。

「清水が、エストコーポレーションが目指すものは創業時から変わらない。世界で戦える“一兆円企業”を目指し、そして世界一社員が幸せな会社をつくる、この2つに尽きる。10年後は医療・福祉に限らずいろんな“困った”を解決できる会社になっているかも。清水には、この先も“超えられなさそうな壁”であってほしい。彼がもっともっと上へ行けば、自分たちも気付かないうちに上へ行けるから」


エストコーポレーションの突き進む“グランドライン”には、「世界一社員が幸せな会社」という“ワンピース”が待っていることでしょう。

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