日本の就活を変えたい!異色の経歴を持つ男が挑む新規事業

株式会社ファーストペンギンが展開する、「CoCoCarat」就職エージェント。そこで新たに新規事業として新卒領域を立ち上げたのが、纐纈祥史(こうけつ よしふみ)。纐纈は「日本の就活を変えたい」という想いで事業の立ち上げに取り組んでいます。その想いの原体験は、彼のちょっと変わった就活にありました。
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ここがおかしい、日本の就活

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決められた時期に一斉に「就活ナビ」がオープンし、合同説明会がはじまる。みんな同じようなスーツに同じような髪型をして面接に挑む。ごくごく一般的な日本の就職活動ですが、このような就活をするのは日本だけだと纐纈は言います。

纐纈 「日本の就活はおかしい。みんな同じ時期に、同じように就活をする。海外ではもっと自由に就活をしています。たとえば日本では卒業してしまえば既卒として見られ、新卒として就職することができなくなります。
でも実は海外では卒業後に留学をしたりインターンシップを経て就職したりすることも普通なんです」

纐纈自身も、大学を一度卒業してからカナダへ留学し、帰国後、既卒としてファーストキャリアを歩むという、日本の一般的な就活とは少し違うルートでキャリアパスを描いています。

纐纈 「学生時代は学生時代でやりたいことがあったんです。もちろん既卒が新卒に比べて不利というのはわかっていましたが、そんなのおかしいと思って、休学ではなく卒業後に留学することに決めました」

不利になるというのは百も承知で卒業後にカナダへ留学した纐纈。カナダでは語学学校に通いつつ、現地に住む日本人コミュニティをつくる活動をしていたと言います。学生同士のコミュニティは既にありましたが、彼はより領域を広げ、日本人であれば誰でも歓迎というコミュニティをつくり出しました。

そんな活動を通じて得た「人と人を結びつける」という経験から、帰国後は人材業界へ既卒として入社することにしたのです。

おかしいのは新卒の就活だけじゃない?現場で感じた違和感

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就職した人材系の企業で纐纈は、法人営業として主に派遣社員領域を担当。彼はそこでも新卒の就活とはまた異なる違和感を感じたと言います。

纐纈 「僕は法人営業、つまり人を採用したい企業側の営業を担当していました。数多くの企業の人事担当者からどのような人材を採用したいかなどのニーズをヒアリングし、自社で抱える求職者とマッチングをさせます。しかし実際に派遣社員として紹介する人材は、一度も会ったことのない人なんです」

人材サービスを展開する企業の多くは、採用したい企業側の営業と、就職したい求職者側の営業が別れています。つまり、一度も会ったことのない人を企業に紹介したり、詳しく知らない企業を人に紹介したりするような状況になることも少なくありません。

纐纈 「そのようなやり方ではミスマッチが生まれてしまうこともあります。実際に、担当している企業へ紹介した人材がすぐにやめてしまうことも少なくなかった。だから僕はもっとより良いマッチングを目指して、求職者側の業務にも手を伸ばしていました、もちろん会社には内緒で(笑)」

営業でも好成績を残し、人材の仕事も好きでしたが、もともと抱いていた新卒の就活に加え、人材業界の現場でも違和感を感じた彼は、次第に新たな道を探すようになります。そして、現職であるファーストペンギンへ入社します。

入社していきなり新規事業の立ち上げを担当することに

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纐纈はファーストペンギンに入社を決めた理由について、新規事業の立ち上げができる点が大きかったと振り返ります。

纐纈 「転職するときには人材業界で培ってきた自身のスキルが活かせること、新規事業の立ち上げ、将来的なポジションなどを軸に企業を探していました。
そんなときに出会ったのがファーストペンギン。海外就労に関する事業を展開するCoCoCaratで国内の新卒採用の新規事業の立ち上げを担当して欲しいと言われ、そこに惹かれました」

ファーストペンギンでは、彼が入社する以前から人材事業を展開していましたが、さらに事業を拡大すべく人材を募集していた時に出会ったのが纐纈。彼には、事業に対する強い想いとビジョンがありました。そして、新たに立ち上がったのが「CoCoCarat」就職エージェントです。事業について彼はこう語ります。

纐纈 「既存の人材サービスではよりよいマッチングは生まれにくい。だから、僕は採用する側もされる側も知り尽くし、みんなが幸せになれるマッチングを生み出せるサービスにしたい。
そのために、まずは自分が双方向を知り尽くした営業になる。そして、そんな人間が集まった組織に成長させたい。そうすることで、今までにない人材サービスがつくれると思っています」

人材業界の経験者とはいえ、纐纈が担当していた派遣社員領域とは別物の新卒採用、しかも新規事業の立ち上げ。何から何までひとりでこなさなくてはならず、決して楽な道のりではありません。しかし、自らの手でサービスをつくりあげることや、やりたいことができていることに充実感を覚えていると彼は言います。

纐纈 「紹介先の企業の開拓、学生を集めるためのウェブページ、就職活動をする学生との面談、普通はそれぞれに担当がつくところを当然のようにひとりで担当しています。勝手がわからず苦労する点も多くあります。
でもそれが新規事業の醍醐味でもあると思っています。なにもないところに新しい事業を立ち上げる、どのようなサービスにするのか、どんな組織になっていくのか、すべて自分次第のそんな環境に日々ワクワクしています」

「CoCoCarat」就職エージェントを通じて、日本の就活を変えたい!

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纐纈には「CoCoCarat」就職エージェントを通じて日本の就活を変えたい!という強い想いがあります。それは彼が今まで語ってきた、大学卒業後の就活や人材業界で経験してきたことにひも付いています。

纐纈 「僕は一度大学を卒業してから留学し、既卒として就活をするという、ちょっと変わった経歴を持っています。でも海外ではそれがスタンダードなんです。
日本の就活は一斉解禁、説明会、面接、内定、とレールが決まっています。それがさも当たり前のようになっていますが、日本独特の文化で、僕はそれを変えていきたい。そして、前職では両者にとってベストじゃないマッチングをいくつも見てきました。だからこそ、みんなが幸せになれる人材サービスをつくりたい」

纐纈は、社名でもある「ファーストペンギン」になることを目指しています。ファーストペンギンという言葉には、「リスクを恐れずに飛び込んでいき、今までに無いものを創りだす」という想いが込められています。

纐纈 「就活を変える、と大きなことを言ってもなかなかすぐに変えることができないのが現実です。でも決してそこで諦めるつもりはありません。既存の枠組みにとらわれない就活をすることは、まさにファーストペンギンです。そんなファーストペンギンをひとりでも多く増やしていくことが僕のミッションだと思っています。
そして、まずは僕自身が人材業界のファーストペンギンである必要があります。そのため、従来の人材サービスの構造にとらわれず、どんどん新しいことにチャレンジしていきたいと思っています」

まだまだ立ち上がったばかりの「CoCoCarat」就職エージェント。そこで纐纈は、まず自分自身が人材業界のファーストペンギンになろうと日々奮闘しています。

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