“安定”よりも“挑戦”できる環境へ──未経験人事職の挑戦

2019年3月1日、大手人材紹介会社から未経験で人事部に転職をした、ファーストペンギン人事採用担当 金子未佳。順風満帆に仕事をこなしていた彼女が、安定した道を捨ててまで転職を決意した理由、また、新たな環境で目指していきたい未来とはどのようなものなのだろうか。
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新卒の正社員に魅力を感じなかった学生時代

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▲フリーランスでモデル業をしていたころの金子(画像左)

大手人材会社出身の金子だが、彼女のファーストキャリアの選択は意外なものだった。

金子 「私、就職活動していないんですよ。当時 “会社員・正社員 ”になることになんの魅力も感じていなくて(笑)。卒業してからは、今までやっていたモデルの仕事とアルバイトで毎日必死に働いてましたね」

自分の頑張り次第で給料をもらえるし、休みも取りやすい。そんな環境だったフリーランスのモデル事業。周りよりも“いい働き方をしている”と感じていたものの、23、24歳になって周りの友達の口から『安定・ボーナス』という言葉を頻繁に聞くようになり、率直に『うらやましい』と感じたのが、新たなキャリアを歩むことを考え始めたきっかけだった。

頑張り次第で稼げるということは、体調不良などで仕事を休めば単純に給料が減る。そんなフリーランスの大変さに直面したのだ。そこから心機一転、フリーランスをやめて会社に属そうと決意した。

そんな決意をした矢先、金子は父親の単身赴任の影響で北海道に引っ越すことになる。そこで、新しい環境のもと会社員になることを目指し、大手人材会社へ派遣社員として就職した。

金子 「中途紹介のコールセンターから始めて 2カ月でアポ獲得率を評価され直雇用になることを提案されたんです。 そこから仕事はトントン拍子で上がり、入社半年で 7人の部下を抱えるチームのリーダーになりました。 プレイヤー×マネジメントを行っていたのですが、それがすごく楽しくってこの会社でずっと働きたいと思ってましたね。
そんな矢先、父親の単身赴任が終了し、東京へ戻ることになったんです。でも、ずっとこの仕事を続けたかったので東京へ社内異動をしました」

今までは中途紹介を担当していたが、東京では新卒紹介の部署に異動となった。それでも「仕事が楽しい。ずっと続けたい」という気持ちは変わらず。むしろもっと携わりたいと思い、新卒の新規取引先開拓だけでなく、企業と学生を結び付けるべくRA(リクルーティングアドバイザー)業務も担当するようになっていった。

採用してもらったその先は?

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▲MVP獲得時の写真。中央で賞状を持つのが当時の金子

新規開拓とRA業務を両立し、学生と企業のマッチングに難しさとやりがいを感じながら働いていた金子。

金子 「仕事がすごく楽しい、おもしろいってずっと思っていました。
でも、そんな時にある日ふと思ったんです。『就職ってゴールなんだっけ?』って」

当時の仕事内容を振り返りながら金子はこう話す。

金子 「前職では入社までのフォローがメインで、入社してから『働いてみてどう?』なんて聞いたこともなかったんです。 仕事内容が “入社まで ”なんで当たり前なんですけどね。
でも学生の人生で考えたら『就職はスタートライン』。そう思った時 、入社してからもこの子たちに関わりたい、長く働ける環境をつくってあげたいと思ったと同時に、 前職では新卒研修が均等に行き届いていないと感じることが多々あったので、新卒研修にも携わりたいと思い人事になろうと転職を決めました」

ずっと続けたいと思っていた仕事の中で、ふっと生まれたひとつの疑問と迷い。こうした経緯から、今までの環境を捨ててでも飛び込んだ先がファーストペンギンだった。なぜ数多ある企業の中から弊社を選んだのだろうか。

金子 「前職は大手グループ会社で、どちらかというと安定志向な会社だったので、 人事としてもそうですが、自分自身スキルを伸ばしてみたいと思いました。もちろん安定はあるに越したことはないと思うんですけど、新しいことに挑戦をする私にとっては “安定 ”よりも “挑戦を受け入れてくれる環境 ”を求めていたのでファーストペンギンを選びました」

社名にも込められた“リスクを恐れずに飛び込む”という想いが自らの気持ちとリンクしている――。こういった想いと自分自身のセカンドキャリアの軸を持ち転職活動をしたのち、ファーストペンギンの一員になった。

ベンチャー企業への挑戦で感じたギャップ

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▲社員面談時の一枚。社員との面談を通じて内面からフォローするのも仕事のひとつ

大手からベンチャー企業のファーストペンギン社へ転職をし、入社する前とのギャップを感じたこともあると言う。

金子 「想像していたゴリゴリのベンチャー感はなく、マイルドなベンチャーって感じです(笑)。ある程度のルールや仕組みは決まっているものの、自分主体で動くことができ、裁量が大きく仕事ができる環境なのでやりがいは感じてます」

入社1ヵ月で新卒の研修を任せてもらえたと話してくれたが、その際も「こうやって」という任せ方ではなく、スケジュールから研修コンテンツなど、“自分で考えスケジュールを組み実行する”、“こうした方が新卒にはわかりやすいかも”と自分で考え実施したと言う。今までたくさんの会社を見て、自身も大手企業にいたからこそ、そういった当社ならではの良さが金子の中では良いギャップとして感じたそう。

挑戦のリスクを恐れずに飛び込んだからこそ得られた学びが多くあると語る。人事になったこの4ヵ月で採用の裏側を知ることができ、何よりも今までは知らなかった「面接者としての自分」に出会うことができ、「私、意外と面接が得意みたいです(笑)」と新しい自分の得意なことにも気付けたと言う。

前職で採用に携わってきたからこそできた新たな目標

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▲新たな目標に挑み続ける

入社して早4カ月目、新卒のみならず中途採用も任されている金子。環境や業務内容も変化している中で、仕事についてこう話す。

金子 「前職で培った知識が全然通用しない時の方が多いです。でも、今までと違いたくさんの業務・さまざまな業務を任せてもらえるので、新しい知識や業務の進め方を学べています。仕事は大変、だけど楽しいです!」

また、前職で“採用”に携わってきたからこそできた新たな目標や、実際に人事部に所属してさまざまな業務を任せてもらう中でできたこれからの目標もあると言う。

金子 「実際に採用・研修だけでなく、新卒含め従業員が安全に、安心して働けるように職場環境を整える労務業務にも今後力を入れていきたいです。新卒に関しては今年( 2019年)の 3月に転職をしたので 19新卒の子たちのすべてに携われてはいませんでしたが、来年入社してくれる 20新卒の子たちは、説明会・面接・フォローなどかなり親密に携わってきました。来年の 4月が今から楽しみですね!」

「事業部が円滑に回るのは金子がしっかり採用を成功させているから、“円滑の裏に金子アリ”」と各事業部から言われることを目標にしていると、生き生きとした表情で話す金子。

1年後、2年後の人事としてはもちろん、彼女自身の活躍の可能性は無限大だ。

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