ビジネスパーソンとしての第一歩――顧客と対等に向き合うために必要なこと

2019年度の新卒社員として入社した清瀬 穂波。彼女がメイン事業のインフォトップ事業部に配属されてから早3カ月が経ち、すでに一人前の営業として新規販売者のサポート業務を担当している。今回は、新入社員からひとりのビジネスパーソンへと成長を続ける彼女の素顔に迫る。

初めての社会人、初めての顧客。その中でみつけた自分のやりがい

▲顧客との商談の中で笑顔も出るように。広告提案もスムーズに行っている

清瀬が入社初めて担当した業務は、新規顧客へのアポ取り。先輩の商談に同席するでもなく、先輩から顧客を引き継ぐでもなく、まずは自分の顧客を持ち、二人三脚で進めていくことからスタートした。いきなり顧客を持つことへの不安もあったが、打ち勝ったのは「同じように不安を抱える顧客を支えたい」という想いだった。

清瀬 「入社したばかりのころはとにかく “どんどん早く現場に出たい! ”と言っていたんです。しかし、実際にお客さんを持ってみると、甘く見ていたなって思いました(笑)。けれど、難しいなと思うことはあっても『できない』と思うことは一切なかったんです」

立ちはだかる壁に決して絶望しない清瀬。彼女の原動力は、“自分主体で動けること”だった。先輩に言われるままに実行するのではなく、自分主体で動いている、動かしている。そんな実感があったからこそ、ときに立ち止まってもどうにか走り切ることができたのだ。

しかし、顧客最優先でひたむきな彼女は、“バランス”を取るのに苦労していた。よかれと思って自分の意見を押しつければ、“顧客の商品”ではなくなってしまう。かといって、顧客の意見をそのまま反映させてはうまくいかないことも。 「顧客優位」で頭が一杯になって、顧客の言葉に縛られてしまっていたのだ。

その結果売上が伸び悩んでいたが、ある日、先輩からひとつのアドバイスを受ける。「顧客のいうことを聞くだけがビジネスではない」と。シンプルな言葉だったが、清瀬にとっては目から鱗だった。

清瀬 「たしかに、言われたことをただやるだけなら人間じゃなくて、デジタルで十分なんですよ。間違っていることを指摘したり、意見を出しながら提案したりすることで、私が担当である意味が生まれるんだなって思いました」

それからは、“新卒だから”、“お客様だから”といった表面的な立場を超えて、ひとりのビジネスパーソンとして顧客に向き合うことができるようになった。仕事を通して「ありがとう」という言葉をもらえた時に、自分の介在価値を噛み締められたのだった。

ターゲティングされる側から、マーケティングする側に

▲学生時代、友人と好きなアイドルのイベントに向かう清瀬(右)

2019年度の新卒社員としてファーストペンギンに入社したばかりの清瀬 穂波(きよせ ほなみ)。現在はインフォトップサービス本部 営業部 販売サポート課に所属している。彼女の中心業務は、新規販売者が滞りなく販売するために、登録方法や商品販売方法などを説明するといったサポートだ。

入社からたった3カ月で、営業として自立して活躍する清瀬。そんな彼女がマーケティングに興味を持ったのは、幼少期のある体験からだった。

清瀬 「小さいころからあるアイドルグループが大好きだったんです。“好きなアイドルが出ている ”というだけで、いつの間にか CMや広告を目で追ってしまっていて……。そうなると、さっきまで興味がなかった商品でもだんだんと気になってきて、買っちゃうこともありました。子ども心に不思議でしたね」

次第にマーケティングに惹かれていった清瀬。大学では、マーケティングを専攻した。

清瀬 「勉強して、裏側を知っていく内に、まんまとターゲットにされていたなって思いましたね(笑)。だからこそ、自分も人を動かしてみたいって思うようになったんです」

卒業は近づいてもマーケティングへの想いは薄れなかった。それどころか、「もっとWEBマーケティングを極めたい」と考え、自分に合う会社を探し始めた。

そんなときに出会ったのがファーストペンギンだった。しかし、希望の条件には当てはまっていたものの、「どうしてもここに入りたい」とまで思っていた訳ではなかった。そんな中途半端な気持ちを隠しつつ迎えた最終面接当日、通された部屋にいたのは、なんと若い女性の面接官。彼女こそが現在の上司である松井 さゆらだった。

清瀬 「挨拶した瞬間に『この人のようになりたい!カッコイイ!』って思いました。若くしてバリバリ働いて、しかも活躍して役職まで持っている……まさに自分がなりたかった姿がそこにあったんです」

就職活動を行う中で、女性の活躍をうたう企業にはたくさん出会ってきた。しかし、実際の管理職の男女比を聞くと、男性比率の高い企業が多い。

そんな中、28歳という若さで本部長、かつ最終面接官をしている松井の姿を見て、この会社は信頼できると思えたのだ。「この会社は本当に若くても女性でも活躍できるんだ」と感じた瞬間に、ファーストペンギンに入る覚悟が決まった。

仕事を通して芽生えた想い

▲先輩との勉強会での一幕。幅広いジャンルの話にもついていけるように

入社して3カ月が経過した2019年7月現在。できることも増えて、理想の自分像がより具体的に浮かび上がってきた。

清瀬 「まずは WEBマーケティングの知識を極めて、顧客に合わせた提案ができるよう、提案の幅を広げたいです!今後はビッグクライアントを引き継がれることも増えると思うので、『前の担当の方が良かった……』と思われないため、そして先輩に『引き継いで良かった』と言ってもらうために、その必要性を感じています」

営業の手段として、決まったやり方はあっても、すべての顧客に通用する訳ではない。一人ひとりの顧客に合わせた提案ができてこそ、営業としてのスタートラインに立ったと言える。

清瀬は、顧客に寄り添いながらも、ときには厳しいことを言いながら、売上を最大にする営業スタイルを目指している。

営業としての成長をかなえるためには、もっともっと勉強をして知識を増やしていかなければならない。先輩たちと肩を並べるためには、経験値がたまるのを待つのではなく、WEBマーケティングや自社サービス(infotop)で取り扱う数多くのジャンルについて、自分から幅広い知識を採りにいく必要がある。

清瀬 「明確な目標ができたことで、知識を増やすことに貪欲になった気がします。顧客志向に寄りすぎることなく、“営業として ”という目線を持ちながら、お互いが win-winになれる状態にしていきたい。そのためにはやっぱり知識と経験が必要だと感じています」

先輩との勉強会だけでなく、さまざまな種類のメルマガを購読するなど、少しでも業務に生かせそうなものに常にアンテナを張るようになった。得た知識を現場でアウトプットし、より理解を深めていくことにも注意を払っている。

いつか、自分だけのポジションを築いていくために……

▲一緒に成長し、切磋琢磨している同期(右端が清瀬)
清瀬 「努力した結果として顧客の売上に貢献できたときには、大きな手ごたえとやりがいを感じます。それがまた、頑張ろうという気持ちを湧き上がらせてくれるんです」

そして清瀬は、たゆまぬ努力を続けながら、好きなことも大切にしていきたいと感じている。数カ月後には後輩も入り、先輩として背中を見せていくことになる清瀬。「自分が上司や先輩に憧れたように、背中を追いかけられる存在になりたい」と照れながら笑う彼女は、いつの間にかビジネスパーソンとしての頼もしさを備えていた。

これからも彼女は、新鮮な熱意を保ちながら、営業としてステップアップしていくことだろう。

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