個の視点と複の視点──個人事業主からの転身という特異なキャリアだから見えるもの

25歳で事業を立ち上げ、丸3年働き業績も順調。今ではメイン事業であるインフォトップ事業部 企画部にてサイトのディレクションを行っている伊藤。大きく環境を変えるように転職を決めた伊藤の気持ちの変化とこれからに迫る。
  • eight

工場から一転、WEB関係の会社の個人事業主に!?

D49e1cedf5a88ac123645877b5f777fded6eaf65
▲ファーストペンギンに入る前の伊藤(右から2番目)

インフォトップサービス本部 企画部 運営課に所属している伊藤 悟(いとう さとる)。メイン業務としては主力サービスであるinfotopの既存部分の運用やディレクション、新機能追加やサービス向上のための企画出しから実装までを担当している。

そんな伊藤のキャリアは、印刷工場が始まりだった。入社のキッカケとしても、ファーストキャリアに対し特別な思い入れがなく、“手に職を付けられたらいい”くらいの気持ちだったという。しかし、なんとなく働くだけの毎日の中で、この先も同じ仕事を毎日繰り返していくことに疑問が生まれた。今後、どんな仕事をしていくかを考えたときに、心の奥底に眠っていた”好きなこと”を仕事にしてみたい感情が芽生えたという。

それからは、印刷工場での業務をこなすかたわら、もともと好きだったWEB関係について、仕事ができるレベルまでいかなくとも、自分でブログを作成したり、副業としてアフィリエイトをしてみたり。だんだんと知見を深めていく。そして、いつしか本気で仕事にしてみたいと思ったが吉日、アッサリと印刷工場を辞めてしまったという。それからの約1年間、セミナーへの参加や独学での勉強を続け、ついには副業レベルではあるが、徐々に仕事として業務ができるようになった。 そして、伊藤は友人とともに会社を立ち上げる。

伊藤 「友人と事業をやっていたときは、 WEB周りのなんでも屋でしたね(笑)。集客コンサルティングや集客ページの作成代行、簡単なものは自分で作成していましたし、ひとりでは難しいものは外注して、外部業者のディレクションを行っていました」

さらにはSNS広告でWEBマーケティングのコンサルティングや、LP(商品・集客ページ)作成代行の募集をかけ、自ら営業活動を行い、顧客開拓をしながら依頼をこなしていたという。WEB周りのなんでも屋としてさまざまな業務を請け負い、順調に業績を伸ばしていった。

行き詰まり感から転職──運命に導かれ、ファーストペンギンへ

Ce77dc137e2576230e6b5d4beeb01481bc4a4256

事業はうまくいっていた。しかしさまざまな事情があり、友人とは別の道を歩むことになる。こうして伊藤は、個人事業主になった。だが、不安はなかったという。

伊藤 「ひとりになって感じるところはありましたけど、仕事はうまくいっていましたので楽しかったですよ」

その後も業績は右肩上がりで、依頼を受けることも多くなっていく。事業としては間違いなく成功を収めていた。その一方で、伊藤が心のどこかで感じていたのは行き詰まり感。今すぐの話ではないが、5年・10年先を考えたときに、継続していくことができるのか? という危機感にも似た感情が常にあった。あくまでも個人間であれば自分でもうまくやれている自信はあったが、大きな企業を相手にしたときに、社会人経験の不足や自身の力不足を強く感じるように。そのため、再度企業に入り、学び直したいと考えるようになった。

しかし、初めは転職ということに対してそこまで積極的だったわけではなく。漠然と機を待っていたような状態だったという。そんな折に出会ったのがファーストペンギンだったのだ。

伊藤 「実は転職をするために転職活動をしていたわけじゃなくて。事業をしながら漠然と行き詰まりを感じていたときに、偶然ファーストペンギンの求人を見たんですよ」

過去にinfotopでアフィリエイト登録をしていたこともあり、ファーストペンギン自体は知っていた。そして情報商材を取り扱うサイトとしては業界トップであるinfotopであれば、自分が足りないと感じていた“組織で働く経験”や“より深い業界知識”を、その道のプロから学ぶことができるため、さらにスキルを伸ばせるのではないかと考えたのだ。こうして伊藤はファーストペンギンに入社することを決めた。

ファーストペンギンで知った、“チームで働く喜び”

6857c213c04a7fe71e0cbb18453cc7836a57e58c
▲サービス向上のため、チームメンバーとミーティング

“自分に足りないもの”を補うべくファーストペンギンへの入社を決めた伊藤。入社してすぐにinfotopのディレクターに抜てきされ、リニューアル作業などをこなしていた。このように、自身が希望していた業界トップのサービスに携わっていくことで伊藤は経験と知見を深めていく。そしてその中で気持ちにも変化が。実は入社した当時は、ファーストペンギンで学んだ知識を生かし「いつか個人に戻りたい」と考えていたが、そうではない選択肢について想いを巡らせるようになる。

伊藤 「今では個人に戻るつもりはなくて、 infotopをさらに大きくしていきたいと思っています。実は……既存顧客だけでなく、これから始めてみようかな、とか、アフィリエイトに興味があるけど足踏みしてるような初心者の人向けのコンテンツも増やしたいな、とかいろいろと考えているんですよ。 infotopの中で挑戦をしたい──という発想に変化していきました」
また、そう考えるようになったもうひとつの要因として、チームで働く喜びを知ったからということもあげられる。自分で決めたらすぐに実行できていた個人事業とは違い、“会社として”という考えもあることに最初は違和感もあったが、今では“自分以外の視点”があることにありがたみを感じている部分もあるのだという。

伊藤 「今までは、自分の中で正解を出さなければいけなかったのですが、組織に入ることによって、そういう考えもあるのか……と考え方が柔軟になった気がします。あとは、相談できる人がいるって単純にうれしいですよね(笑)」

いつしかinfotopを大きくしていくことが夢に変わっていたという。今ではサービスを活性化させていくための施策を考えている瞬間が楽しいとはにかみながら語る。

ひとりではつまらないから、これからもチームで

Ac236eba2886b741bc72d2b631e4d9f3cdd0a1e1
▲メンバーと笑顔で業務する伊藤

今や企画部のブレーンとしてなくてはならない存在の伊藤であるが、実は2019年現在、入社してから丸一年が経過したばかりだという。まだ新人ともいえる年数の浅さで企業の中核をに萎えている背景には前述の通り、前職での経験があった。前職で個人事業主として、ひとりで業務を回していた経験は、確かに今に生きている。

伊藤 「ひとりでタスクを回していた経験が、いまに生きている部分はありますね。チームとしての視点は大事ですが、個の視点を持てていることはアドバンテージなのかなと」

そんな伊藤は現在、チームづくりにまい進しているという。7月に中途入社者が入り、チームとして動き出した企画部。伊藤としては、メンバーが安心して業務に集中できる仕事の割り振りを行い、よりパフォーマンスを発揮していける環境をつくっていきたい。また、その中でもただ業務を遂行するだけではなく、自ら挑戦してほしいとも思っている。

伊藤 「ファーストペンギンの社風としても、新しいことにどんどんチャレンジしていこう、という環境なので、その環境をうまく活用してほしいな、って」

infotop自体も10年以上続けているサービスであり、新しいことにチャレンジしていくためにも内側の整備も急務。顧客が使いやすいように、と思ってはいるものの、今まで積み上げてきたものを壊すことはしたくない。そのバランスをうまく取るための環境づくりが目下の課題なのだという。

チームとしての課題を前に、しかし伊藤はやりがいを感じている。個人で事業をしていくことは楽しかったし、自分が頑張った分がそのまま数字に反映される。もちろんそこに達成感ややりがいを感じていたが、今の方がもっと充実していると笑う。悩んだときは誰かに相談し、うまくいったときは誰かと喜びを分かち合える……そんな風に誰かと一緒に働くということの価値を実感しながら、伊藤はこれからもチームでの挑戦を続けてゆく。

関連ストーリー

注目ストーリー