過去の経験や年齢は関係ない。想いを持って挑戦すれば、必ず変われる

私は2008年より新卒でFringe81株式会社(旧RSS広告社)に入社し、アドテク系プロダクトの事業立ち上げや人事採用、新規のプロダクト立ち上げ、メディアグロース事業部にて新興メディアの収益向上を目指す事業、HR-techの新規事業Uniposのコンサルティングセールスなど、さまざまな業務に携わってきました。

新卒で入社後ずっとFringeで働いていますが、その中で感じたのは「想いをもって挑戦すれば、必ず変化できる」こと。私自身はもちろん、会社組織も経営も。

私自身、社会人になってから8年ほどはとにかく「仕事に全集中」で「仕事での評価が自分の価値に直結している」と強く思っていました。実際、仕事を通じて評価もしてもらい、入社後は重要な仕事を多く任せてもらいましたが、新たな挑戦を支援してくれる当社だからこそ、ある意味盲目に「頑張っていた」状態だったと思います。

ですが 、頑張ることに疲れてしまった時期がありました。少し休憩しようと、仕事を離れて2週間ほど休暇で旅行に行ったんです。そこで、 極論ですが自分はただ生きているだけでも価値はあるし、幸せを感じられると気づいたのです。

旅行の経験を通して、自分と異なる価値観を持つ人や文化と出会ったのをきっかけに、あらためて「なぜ仕事するのか」「自分の幸せとは何か」を考え直せました。そこで仕事以外の時間も充実させるべく、取り組んでみたかったが実現できていなかった、英語や韓国語の勉強、キックボクシングなど、すべてに挑戦してみたんです。

すると、語学は社会人になって始めたものの喋れるようになり、小中高大学と文化部でスポーツの経験はほぼない私でも、キックボクシングが楽しめるようになり、上手になりました。

何歳になっても挑戦すれば、人は成長できるし、可能性は広がります。

「自分は運動ができない」などの思い込みのふたを外して、自分で自分の可能性を信じてあげられたほうが楽しいですよね。

その経験を通して、人の気付いていない可能性や才能を引き出したり、引き出し合うような仕事が、私の幸せにもつながると気付きました。「自分で自分の可能性を信じられるようになれば、世の中もっと楽しいのに」という想いが、今の自分の軸です。

ですので、今後もたくさん挑戦していきたいですし、周囲の人にもさまざまな挑戦をしてほしいと思っています。

人のもつ可能性を信じれば、組織も変われる

私の幸せとは、「人の気付いていない可能性や才能を引き出したり、引き出し合うような仕事」ができること──。実は、現在急成長している自社サービスのUniposも、まさにそれを体現するサービスなんです。

Uniposは、Fringeのもともとの社内制度から生まれたプロダクトです。

今では想像もできないですが、Fringeは2013年頃まで、非常に厳しい“詰め文化”でした。しかし「結果が出ないことを詰められる文化では、社員は幸せに働けない」と、代表の田中 弦はある日気付きます。

というのも当時、FringeはMBO直前のタイミング。組織もどうなるかわからない状況で、MBO後も確実に成長し続けるには、そのままでは良くないと考えていました。

「詰めて雰囲気悪く仕事するのではなく、お互いに認め合い褒め合うことで、成長しあえる」、「失敗を叱責するのではなく、どうすれば今後起きないかを一緒に考える」文化に変えていかなければならない。つまり、コミュニケーションの仕方を変えていこうとしたのです。

そこで「まずは隣の人の活躍を発見し、たたえ合う、他薦の表彰制度を毎月やろう」と呼びかけられました。そして「発見大賞」と書かれた段ボール箱を設置したところ、それまでは気づかれていなかった社員の活躍を、社員同士が自由に投票し、その発見を認め、褒め合うようになりました。これが、Uniposの原型となる社内制度、「発見大賞」の始まりです。

「発見大賞」ができて 、お互いの良いところや日々の仕事への思いが共有されたことで、お互いにリスペクトし合う文化が強くなりました。そして社内全体として、失敗したときに状況をいったん整理して、今後起こらないように何ができるかを考えられるようになり、叱責ではなく賞賛を大切にする文化に変わっていったのです。

本当に、大きな変化だったと思います。 

このような経験を実際に体験したからこそ、私はどんな組織であっても本気で取り組めば「組織は変われる」という信念が、実感としてあります。

一度成功している私たちだからこそ、その成功体験を多くの企業にご提供し、「組織文化は変えられない」という思い込みを外し、他社の組織成長や企業、社員の可能性を引き出したいです。

企業規模に関わらず、組織をつくる経営企画や管理職の方々に力を与えられる事業にするべく、挑み続けなければならない。そう考えています。

ツールの導入だけでは不十分。顧客と並走し、企業文化を変えていく

そんな私の現在の主な業務はひと言で言うと、新規サービスの立ち上げです。

具体的には “「はたらく」と「人」を大切にできる組織”を増やすために、現在のUniposというプロダクトにとどまらない、新しいサービスの企画・商品化を行い顧客へ提供する 、いわゆる営業企画やビジネス開発の業務に従事しています。

新たなサービスを一緒に提供するパートナーとのアライアンスや、新たに自社技術開発した商品のビジネス開発、それらをパッケージ化提供するなどの商品開発と提案支援を行い、セールスチームのメンバーが顧客に適切にご提案し、価値提供できるような座組みを整えています。

Uniposは、ご導入企業の従業員一人ひとりを巻き込み参加してもらう社内制度を、新たに立ち上げていただくようなプロダクトです。

ツールを導入するだけでは不十分で、褒め合うことの重要性を人事のみならず管理職、現場社員の方々にもご理解いただき、体験してもらえなければ、活用されず継続はされません。

とくに大きな組織になればなるほど、さまざまな人を巻き込んで組織文化をつくることが必要です。組織を巻き込む人事や経営者の方々にとって、人々の気持ちを同じ方向に向けるのは、とても労力がかかります。私たちUnipos社は、その巻き込みも含め、今後長期的に並走するパートナーとして、サービス提供をする形に変えていかなければならないと考えます。

そのために、これまで以上に顧客のパートナーとして包括的にサポートできる、新たなサービスを立ち上げているのが現在の状況です。 

Fringeグループ自身の組織のフェーズの変化や導入実績の増加もあり、顧客に本質的な価値を提供するための知力・体力もある程度付いてきたので、導入支援の先までできる段階になってきたと思います。

とはいえまだまだ人数は少ないので、顧客にとって本質的に価値あるサービスをつくるには、Unipos社のメンバー一人ひとりの力を結集して、一丸となって取り組まなければなりません。

未知なる課題に対し、セールスチームのみならず、ビジネスサイドチーム全体やプロダクトサイドチームとも連携し、どう解決していくか。それを垣根なく行えるUnipos社の組織づくりも、日々悩みながら前進しています。

顧客の組織を変える。そして”世の中を変える”信念を持ち、挑み続ける

現在のUnipos社に必要なのは、どのような人か。気づけば10年以上、私はFringeグループで働いてきました。今でも常にFringeグループは変化し続けていますし、日々組織や社員の成長を感じます。

たとえばUniposのチームでは、新卒、中途や年次関係なく、全員が本質的な目標やゴールに対して何をできるか考え、一生懸命に取り組んでいます。目標が明確に共有されているからこそ、本質的な問いになるし、「確かに。なんとかこれでやってみよう」となるんですよね。

もちろん、新卒のメンバーからも意見は出ますし、そのような環境は本当に楽しいです。

Fringeでは、設立当初から新卒、中途は同程度の割合で、文化を統一させるために親会社で一括採用しています。人を成長させてお互いに教え合い、学び合うことが、組織の成長につながると信じているのです。そのため、教える時間を惜しまずに、助け合いの精神を大切にしていて、若手も発言しやすい環境につながっています。

自社の組織文化を変えるという難易度の高いミッションは、顧客の担当者はもちろん、それをサポートする私たちの信念や内発的動機がなければ、到底やりきれません。

だからこそ私たちは、役職に関わらず、おのおのが信念を持って挑戦し続ける必要があります。

顧客に真摯に向き合い、顧客の社内の文化を変えることによって、そこで働く人たちは、より幸せに働けると考えます。そのような会社が増えれば、全体の生産性も向上し、すばらしい世の中になるでしょう。

顧客とともに顧客の組織を、そして世の中を変えていくという信念を持って取り組めば、成果を出せると思いますし、実際にそのようなメンバーが成果を出していると思います。

ただ営業ができるだけでは、Uniposのセールスはできません。サービスを売るだけでは意味はないのです。「顧客の心を変えるだけでなく、その先にある組織も一緒に変えていく」という想いが、何よりも大切です。

信念を持って、挑戦し続けることのできる方をお待ちしています。

私たちと一緒に、多くの企業や社会を、「はたらく」と「人」を大切にできる文化にするべく挑戦していきましょう。