ブランド、パブリッシャー、ユーザーを満たす次世代の広告。GumGumが目指す理想

ブランドやパブリッシャーの価値を守りながら、ユーザーエクスペリエンスを妨げないデジタル広告。正しくターゲティングされたコンテンツに良いクリエイティブを通じて、ユーザーに提案をしていく。これからの時代に求められる広告をGumGum Japanの立ち上げに携わった宇田川資が語ります。
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欲しい情報を適切なタイミングで届ける、これからの時代に求められる広告

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▲2017年DIGIDAYのイベントにて。当時のインターナショナル・ディベロップメント担当シニアバイスプレジデント プリッチャー氏と一緒に(写真右が宇田川)。

私がGumGumと出会ったのは、2017年のことです。当時の私は海外のスタートアップ企業が日本に進出する際のコンサルティングをしており、その中でGumGumの存在を知りました。

GumGumの特徴は、独自のAIを使った画像認識と言語解析によって、「記事の文脈に沿った」広告を配信できることです。これにより、ユーザーがサイト上で読んでいるコンテンツと関連性の高い広告を、適切なタイミングで配信することができます。その上、クライアントにとっても、興味関心が高いユーザーにしっかりと情報を届けながら、ブランドセーフティーの保持や企業イメージの向上につなげることができます。

さらに、インハウスで制作している広告クリエイティブはアニメーションなどを用い、自由度が高い上にストーリー性もある表現ができます。

正しいテクノロジーと質の高いクリエイティブ。この2点でしっかりと訴求できるGumGumの広告プロダクトは、日本市場でも十分に価値を理解してもらえるはずだ──そう思い、今の仕事を引き受けました。

ただ、日本のマーケットはアメリカのマーケットと比較すると新しいプロダクトやソリューションに対して保守的です。そのため、いろいろなブランドやパブリッシャーのもとを回りましたが、最初のころはなかなか採用してもらうことができず、苦労しました。

質の高いメンバーで、質の高いサービスを提供する

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▲創業当初のメンバーとのお写真 (右端: 宇田川)

2017年当時、GumGumはアメリカではすでに10年ほどの実績があり、知名度もある程度ありましたが、日本ではまだ知っている人はほとんどいない状態でした。日本マーケットを説得していくためには、GumGumが持っている強みをしっかりと説明し、その魅力を理解してもらう必要がありました。

当時は地道にクライアントのもとを回り、誠意を持って疑問に答えていく作業を続けました。その結果、応援していただける会社からのご協力もあり、少しずつではありますが、理解を示し活用してくださるクライアントが増えていきました。

そうしたなかで、GumGumの強みを最大限に生かすためには、適切なパブリッシャーや掲載先メデイアの選定だけでなく、ユーザーに意味のある広告を届けられるように配慮したきめ細やかな運用が必要です。

そのため、創業当初のメンバー集めにもかなりこだわりました。広告やソリューションに関する知識が豊富で、本社とのコミュニケーションも取れる語学力を有し、なおかつスタートアップ企業の事業を率先して軌道に乗せられるような組織づくりにも対応できる──そんな人材を探しました。たった2人を採用するために、50人以上面接をしたこともあります。

創業から2年が経った今(※2019年6月現在)、メンバーは16人まで拡大。それぞれGumGumのコンセプトや強みをしっかりと理解した上で、日々業務に当たってくれています。

クライアントにとってもユーザーにとっても魅力的な広告を

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▲キャンペーン事例 (Jeep Japan様) https://demos.gumgum.com/5DCw9g1_1555316861

現在の私はBusiness Development Directorとして、主にGumGumの広告配信先となるパブリッシャーの開拓を行っています。

提案時に大切にしているのは、GumGumを採用していただくことで正しい効果が出せる、またサイトの方向性や目的に対してしっかりとメリットを感じてもらうことができなければ、無理なアプローチをしないということです。

広告枠が増えれば増えるほど、ユーザーは本来読みたかったはずの記事が読みにくくなってしまったり、ロードに時間がかかってしまったりと、満足度を下げることにもつながってしまいます。

そのバランスをしっかりと見て、ユーザーエクスペリエンスとマネタイズの両方を大切にしているパブリッシャーこそ、GumGumのテクノロジーやソリューションを生かしきれると考えています。逆にどちらか片方だけを追求していくのであれば、GumGumよりも適した選択肢があるかもしれません。

事業や経営という目線で見れば、売上を上げるということが最重要視されがちですが、GumGumではブランドとパブリッシャー、そしてユーザーの3者にとって良いソリューションを提供したいと考えています。

GumGumは「世の中の広告をもっとスマートで安全に。消費者とブランドのより良い出会いを。(To create a market place that makes advertising safer and smarter.)」というミッションをグローバルで掲げています。このミッションが果たせていないと、最終的にはいろいろなところでゆがみができてしまい、健全ではないビジネスモデルになってしまうと、私は考えています。

ポジティブな広告が持つ本質的な魅力を、もっと多くの人に届けたい

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▲2019年現在の宇田川。GumGumの事業を通して、ポジティブな広告体験を世の中に広げていきたいと考えている。

おかげさまで、GumGumが日本に来てから2年の間に、ブランドやパブリッシャーの数も増え、志を同じくする仲間も増えてきました。これまではGumGumのコンセプトを理解してもらい、それに共感してくれる人々の数を増やしていくことが主たる目標になっていましたが、今後はより一層ビジネスとしての成長を目指すフェーズに入ってきたのではないかと思います。

幸いなことに、アメリカにある本社では今この瞬間も新しい技術が開発され、新たなビジネススキームが構築されています。それらすべてが日本のマーケットに合うわけではありませんが、チャンスは無限に広がっていると言っても過言ではないでしょう。ある程度土台が固まってきた今だからこそ、積極的なチャレンジをしていきたいと思っています。

とはいえ、GumGumという名前を聞いて、どのような会社なのか、どのようなサービスなのか、ということを認識できる人はまだまだ少ないと感じています。まずはGumGumの認知度を上げて、「GumGumの広告を見て、買いました」「GumGumでこんなおもしろい広告が出ていたよ」というような話が自然に出てくるレベルにまで、人々の生活に浸透させていきたいです。

子どものころに見たテレビCMでも、商品そのものは買っていないけど、CMの中身自体がすごく印象に残っていて、今でも時々思い出してしまう。そんな経験をしたことがある人も少なくないと思います。

GumGumのAI画像解析技術とそれを生かす広告事業の持つポテンシャルは高く価値のあるものと感じています。ポジティブな広告体験が世の中に広がっていくための手助けが少しでもできれば嬉しいです。

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