「ikkai」の創業を支えたスーパー学生インターン 上竹沙也加の挑戦

依頼者が地元の学生の仕事を依頼することができるクラウドソーシングサービス「ikkai」。このサービスを運営する「株式会社ikkai」には創業時からのインターン生・上竹 沙也加がいます。創業から会社を支える彼女はどのような思いで携わってきたのでしょうか……?

組織ができあがるプロセスが見たかった――フランス人起業家との出会い

「たまたま」の出会いからはじまったインターンシップ(中央が上竹)
2016 年 2 月頃、「ikkai」にスーパーインターンがやってきました。当時、関西で大学生をしていた上竹は、実家のある福岡に帰省したタイミングで当社代表の Thomas Pouplin とYasmine Djoudi に出会うのです。

上竹 「大学の先輩の紹介だったと思います。留学期間が終わってしばらく実家に帰省していたときに、『面白いサービスを日本で展開しようとしている外国人がいるよ』と紹介されたのがきっかけです」

関西外国語大学にて英語を専攻しながら、アメリカのシアトルへの半年間の留学を経験した彼女は、簿記や事務の知識に長けており、当社の立ち上げにとって必要な人材でした。

上竹 「『インターンシップとして ikkai で働いてみない?』と誘ってもらいました。香港の企業へインターンシップに行く予定でしたが、2016 年 2 月に台湾で発生した地震の影響で延期となっており、何かの縁があったのだと思います。


このサービスが広がることで、依頼者側も学生側も win-win な関係を作ることができ、利用者の方々の生活がより豊かになると思っていました。


そして何よりも、企業という組織ができあがっていくプロセスを最初から見ることができるのは、刺激的な経験になるな、と」


こうして、ikkai のスーパーインターン・上竹が誕生しました。

インターン生? 肩書は、役員補佐・通訳・経理・営業......

スタートアップ企業の祭典「SLUSH ASIA」にも参加しました
上竹 「現在は役員補佐という肩書です。おもな業務は代表の通訳であったり、重要書類の翻訳であったり......経理や営業活動などにも携わっています」

これまで、会社の登記やオフィス探し、インターネットの契約などの事務的なところから、世界最大級のスタートアップイベントである 「SLUSH ASIA」 にて、日本人向けのショートプレゼンテーションを行うなど、多岐にわたる業務に携わってきました。

上竹 「SLUSH ASIA への出展にむけて、急ピッチでサービスの正式版を仕上げる中で、サービス全体のわかりやすい翻訳やプレゼンテーションをしたことは、自信に繋がりました。これまで身内以外に ikkai のサービスを説明することがほぼなく、反響がおおきくてすごく嬉しかったです。今後の可能性を感じてわくわくしました」

また、2016 年 9 月から、平日は大阪で大学に通う一方、土日は福岡で当社インターンシップとして業務に関わる、というまさにデュアルライフで当社にコミットメントをしてきました。

分からないことが、分からない ”ハテナ”だらけの起業

役員補佐として社長と同席することもしばしば
そんなスーパーインターンの上竹でも、立ち上げ当初の ikkai での業務は、まさに手探り状態でした。

上竹 「そもそも、何が分かっていないかが分かりませんでした。たとえば、どういう保険に加入すべきか、どういう税金を納めなくてはいけないかなど......。解決策が明確であれば調べることも簡単ですが、代表ふたりは外国人で、日本の会社法も分からない。かつ私も学生なので、その時点で会社に何が足りていないかが分からず、完全に手探り状態でした」

起業の支援をしてくださった福岡市をはじめ、スタートアップ企業が集まるカフェに何度も足を運び、分からないところを少しずつ明らかにしていったり、専門家に電話で相談したりすることで、地道に起業における問題解決に挑みました。

上竹「当初は、日本人のスタッフは私だけで、とてもプレッシャーを感じていました。自分の認識が間違っていれば、相手方に伝えることも間違ってしまうし、相手方の意図を代表に伝えることもできなくなります。特に資金調達の話や法律に関する話となると、専門用語も多くなるため事前の下調べが欠かせず、とても苦労しました」

そんな苦労をたくさん重ね、2017 年 4 月からは ikkai の社員として働くことが決まりました。

スーパーインターンから次のステップ! ikkai の想いを伝えたい

上竹 「将来的には、ikkai がアルバイトに取って代わる存在になればと思います」

学生時代に努力をして、いろいろな経験をすることは、人生の宝となるはずです。しかし、その経験のためにはある程度のお金が必要なことが多いのが現実。

多くの学生が自分の経験したい何かのためにアルバイトに時間を費やしますが、結果としてそれが自由に使える時間を制限してしまうことになります。ikkai は、そうした学生がもっと自由にスケジュールに合わせて働くことができる世の中を目指しているのです。

上竹 「ikkai が今よりもさらに浸透すれば、自分のスケジュールありきで、働く日を選ぶことができます。報酬も平均的なアルバイトより高いものが多いので、効率よくお金を得ることができるのではないでしょうか。そうなるとことで、学生は自分のやりたいことにチャレンジできると思います」

当社のことを立ち上げ当初から一緒に頑張ってくれているからこそ、サービスの良さや思いを伝えていくことができます。彼女がスーパーインターンから、“スーパーワーカー”になるとき、私たちはさらに強い組織へと進化していくことでしょう。

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