心理学専攻からIT業界へ、共通していたのはコミュニケーションの重要性

大学では心理学を専攻していた秦。しかし、業界や自身の将来性を考えて、新卒でIT業界への就職を決めた。

秦 「就職活動をしていた当時、カウンセラーや精神科医といった、心理学に関する職に就くイメージは抱けませんでした。大学院への進学や資格の取得が必要だったからです。

そこで、当時スマートフォンが普及し始めていたこともあり、将来性を考えてIT業界に進むことにしました。IT業界でスキルを磨けば将来の選択肢の幅が広がるかな、という想いもありましたね」

心理学専攻から、IT業界。一見かけ離れているように見えるふたつの世界だが、秦に迷いや葛藤はなかったと言う。

秦 「あまりIT業界への抵抗は感じていませんでした。大学でプログラミングの授業を少し経験していましたし、モノづくりり自体も好きだったんです。もちろん『未経験』であることに不安はありましたが、業界に対する不安はありませんでしたね」

そしてSIerへの就職を決めた秦は、抱いていた「開発」のイメージとは裏腹に、人と人のコミュニケーションの重要性に気付いていく。

秦 「私はプログラマーとして入社した後、SEになりました。入社する前、IT業界には最先端の技術を駆使して常にパソコンをカタカタしてる、みたいなイメージがあって。

しかし、結局『人と人のコミュニケーション』が最も重要だと感じました。どんなに専門性が高く、技術が優れていても、やはりひとりでは大きなシステムはつくれません。

必然的にチームで取り組むことが多く、そういった状況では、情報を伝えたり受け取ったりする『人間力』が大切だと思いました。その際役立ったのは、図らずも大学で学んだ心理学だったんです」

心理学での学びを生かしながら、SEとして経験を積んでいった秦。

コミュニケーションを大切にしながら、Slerの開発現場で活躍していく。

お客様と直接関われる場所を求め、INTLOOPへの転職を決意

SEとして開発現場で活躍していた秦だが、徐々に業務の上流工程に携わりたいという想いが強くなっていく。

秦 「前職のSIerでは、クライアントからシステムの発注を依頼されて、開発するのがメインの業務でした。

当時から勤怠など人材を管理する社内システムに携わることが多かったです。また他には、クライアントへ出向いて要件定義をし、設計・開発して納品する、という一連の業務も担当していました。

前の会社では充実した日々を送っていましたが、上の年次になっても変わらず同じ類の開発に携わることが容易に想像できました。そんな中ふと自分の今後を考えたときに、もっとお客様に近い場所で、より良い提案や開発を進めていきたいと考えるようになったんです。

社内で異動するという選択肢もありましたが、思い切って仕事との関わり方を変えてもいいのではないかと思い、転職することを決めました」

新卒から約6年務めた会社を離れることにした秦は、とくに業界を絞らずに転職活動を進めていた。お客様と直接関われる業務を探し、さまざまな会社をリストアップしたと言う。そんなときに紹介されたのが、INTLOOPだった。まったく知らない会社ではあったが、前職の経験を生かせるのではないかと考え、面接を受けることに。

当時は15社ほどの面接を受けていた秦だが、INTLOOPへ入社する決め手はどこにあったのだろう。

秦 「入社への決め手は、面接したときに一番受け応えがしやすかったことです。転職の際の面接は、私の『これまで』を尋ねられるか『これから』を尋ねられるか、大きくふたつに分けられると思っているのですが、INTLOOPは後者でした。

単純に転職後の自分の未来を想像しやすかったですし、これまでの経歴だけじゃなくて、私の今後のことを考えてくれていると感じ、とても好感が持てましたね。

またプロジェクトマネジメントオフィス(以下、PMO)として、さまざまなプロジェクトを経験できることも魅力的でした。

ひとつのプロジェクトにどっしりと腰を据えて取り組むという働き方も選択肢にありましたが、あらゆる業界のお客様とお仕事ができるという可能性に、とてもワクワクしたんです」

「システムをつくる」存在から「プロジェクト全体を構築する」存在へ

2019年の2月にINTLOOPへ入社し、ソリューションエンジニアとして2年目を迎えた秦。2020年現在、どのような仕事に携わっているのだろう。

秦 「現在はPMOとしてお客様先の社内に常駐させてもらいながら、その企業の社内システムの開発や運用、整備に携わっています。システムを利用するユーザー様と、システムを開発するベンダー様のあいだに入り、両者のやり取りの橋渡しやプロジェクトの要件定義などに取り組んでいますね」

SEとして働いていた前職との違いについて、秦はこう話す。

秦 「前職ではSEとして『システムをつくる』人間でしたが、今は『プロジェクト全体を構築する』役割を担っています。良くも悪くも、このギャップは常に感じられていますね。

ユーザー様やベンダー様など多くの人が関わる中で、誰にとっても仕事がしやすいように配慮をすることは、決して簡単ではないと日々感じています。

しかし、ただ指定されたことをつくっていたときに比べたら、自分の意思を持ってプロジェクトに関われているので、大きなやりがいになっています」

しかし、前職とのギャップを感じたものの、SEとしての経験が生きる部分も感じていると言う。

秦 「システムを開発する上で行う要件定義は、たとえプログラミングの経験がなくても担うことができます。

しかし、自分自身にSEとしての経験があることで、たとえばユーザー様との会話でコストや時間に関する具体的な話もある程度できますし、ベンダー様への連絡もスムーズになっています。そういった意味では、自分でプログラミングを経験していて良かったと思っていますね。

また、前職で感じたコミュニケーションの重要性も、INTLOOPで生かせていると思います。相手によってコミュニケーションのスタイルを変えていますし、語尾を曖昧にせず、常に信憑性のあるファクトで話すことを意識しています。チームとしてプロジェクトを進める上で、これからも大切にしていきたいですね」

前職での経験を生かしながら、INTLOOPでソリューションエンジニアとして着実に経験を積んでいる秦。

『システムをつくる』人間から『プロジェクト全体を構築する』役割へ変わっても、秦の想いは変わらない。

「自由な会社」だからこそ広がる個人の可能性

自身にとって2社目となったINTLOOPの印象を、秦はこう話す。

秦 「今はお客様の会社に常駐しているので、社内にいる時間はあまり長くありません。しかし、帰社したときは『最近どう?』といろんな人が話しかけてくれて、とても良い雰囲気の会社だなと思います。

また、INTLOOPは人材派遣とコンサルティングという大きくふたつの部門に分かれているのですが、それぞれの社員が分け隔てなくコミュニケーションを取っているのが印象的ですね。食事や飲み会などでプライベートを共にすることもありますし、サークル活動なんかも盛んに行われています」

秦が考える、INTLOOPに向いている人材とはどのような人なのだろう。

秦 「INTLOOPは、社員一人ひとりの『こんなプロジェクトをやりたい』や『こういう方向に進みたい』に向き合い、それをかなえてくれようとする会社だと思います。

そのため、未来に対して前向きに行動を起こせる人にはピッタリな会社ではないでしょうか。良い意味で『自由』な会社なので、ご自身の可能性を広げたいという方と、今後一緒に楽しく働けたらいいなと思っています」

自分の持つ想いを大切にしてくれる会社、秦もその中で可能性を広げた人物のひとりだった。そんな秦が見据える今後の目標とは。

秦 「まずはこのINTLOOPで、たくさんの経験を積んでいきたいですね。これまで、担当させてもらっているお客様は2社。1社目は約5カ月の常駐で、今の2社目はもうすぐ1年になります。プロジェクトの期間も規模もまちまちなので、さまざまな経験ができると期待しています。

また、今の日本のシステム業界は、やっぱり男性に比べると女性の母数は多くありません。なので、INTLOOPでの業務を通じて、女性エンジニアが働きやすい環境づくりに携われたらいいなと思います。日々の業務を通じて、周りの女性に輝ける場所を示していければと考えています」

前職のSEとしての経験を生かしながらプロジェクトの構築に携わる秦。

これからも、INTLOOPと共に自身の可能性を広げていくだろう。