ハッピーをつくりたい。エンジニア出身、未経験からはじめた彼女がJACで働く理由

株式会社ジェイ エイ シー リクルートメントは英国初の日系人材紹介会社としてロンドンでスタートし、2018年現在も成長を続けています。2017年、年間コンサルタントランキング2位を受賞し現在はマネージャーとしても活躍する河野由花。元エンジニアの彼女が、なぜこのキャリアに至ったのかを語ります。

成長スピードを重視して新卒でITベンチャー企業に就職。エンジニアの道へ

▲外資系IT企業を担当しマネージャも務める河野

大学を卒業した後は、新卒で日系大手ERPベンダーに開発エンジニアとして入社しました。就職活動で大切にしていたポイントは、風通しのよい会社かどうかと成長スピードです。結婚、出産というライフイベントを考えたときに、とにかく早く仕事ができるようになりたかったんですよね。

たとえば、一般的な業界の大手企業だと3年ごとにジョブローテーションがありますが、それでは自身が考えるスピード感に合わない。グローバルや英語というキーワードにも興味があり、結果、専門商社とIT企業の2社で内定をいただき、早く活躍できるというポイントを重視してIT企業でのエンジニアとして働くキャリアを選びました。

2010年入社当時、ITは勢いがあって、業界としても成長していました。新卒でも裁量権を持って働くことができるという点も自分の軸に合っていましたし、ITってテクノロジーで生活をかえることができるじゃないですか。SNSで世界中の友人の近況がわかったり、遠くの人と顔をみながら電話ができたり、日々の生活をどんどん便利にかえていくシステムって面白いなと思いました。

前職では仕事もかなり任せてもらえましたし、自分から手を挙げればなんでもやらせてもらえる社風はよかったです。ただ、3年働いて、エンジニアとして技術力を磨くというキャリアで自分が活躍するイメージがわかなかったんです。

しかし、開発業務のかたわら、お客様対応や問い合わせ対応をすることがありました。そのとき「ここが直りました。ありがとうございます」とお客様からお礼をいただく瞬間が私にとって一番うれしかったです。ただ、前職ではエンジニアはお客様と直接顔を合わせる機会が多くないんです。もっとお客様の顔を見て仕事をしたいなと思ったことが転職を考えるきっかけになりました。

人が好き。未経験で飛び込んだキャリアコンサルタントの世界

▲チームミーティングの様子。チーム内の情報交換も活発です

前職を退職した後、ジェイ エイ シー リクルートメント(以下、JAC)の転職支援サービスに登録をしていたのですが、バックパック旅行に出発する前に今の上司から「カジュアル面談をしたい」と連絡をいただきました。

人材業界は新卒で就職活動をしていたときはまったく考えていなかった業界でした。正直なところ何をしているのかもよくわからなかったくらいです。「お客様と直接関わることのできる仕事」×「前職のIT業界」を軸に考えたとき、人材もあてはまると思い面談を受けました。その中で今の上司や先輩にあたる方から話を聞いて、「人材紹介の仕事は関わる人たちをハッピーにするビジネスだ」と言われたことが私にはとても響きました。

誰かひとりの転職が決まったときは、採用企業も、求職者も、もちろんお手伝いした私もハッピー。自分が関わる人みんながハッピーな仕事って、なんて幸せなんだ!と、思いました。

「この仕事は人が好きな人に向いている」、「追わなくてはいけない目標や数字はあるけれど、そのやり方は自由」と言われたことも、自分に合っているなと。どちらかというと自分で考えてやりたいタイプなので。

ただ、エンジニアから未経験で入社したので、営業として数字で考える癖をつけるところはギャップがありましたし大変でした。

エンジニアとして働いていたときは、2週間や1カ月の期間でこういうシステムをつくる、というふわっとした目標の立て方だったんですが、JACのコンサルタントの仕事は「採用を1件決定するためには」「目標を達成するためには」とゴールから逆算して考える必要があります。毎日の書類提出数や面接数の目標を数字やレシオで考え、日々の行動を組み立てるという作業はマインドチェンジが必要でした。

入社後は心配なことや未経験でわからないことももちろんありましたが、周りの先輩たちが大丈夫?とか、どう?とよく声をかけてくれて、JACはクールなイメージだったのでいい意味でギャップがありました。人見知りの私にとって、最初は忙しそうに働いている先輩には話しかけにくかったのですけれど、教わる機会が多くあってよかったです。

今でも、新しく入社した方を違うチームのメンバーがランチに誘ったりして知らないうちに周りのメンバーと仲良くなっているので、マネージャーとしてはとても助かっています。こうしたアットホームな雰囲気は、中途で入社してもなじみやすいと思います。

しんどい時こそ成長の時。信じて乗り越えマネージャーとしてもチームを牽引

▲長期休暇で訪れたナミビア、ナミブ砂漠にて

2013年にJACへ入社してからの4年間はプレイヤーとしてキャリアを積んでおり、比較的順調でした。しかし、2017年1月にチームリーダーとなったときは非常に苦しく、リーダーとコンサルタント業務の両立が思い通りにいかずキャパオーバー。数字も上がらないという苦しい状況に陥りました。

八方ふさがりでしんどくて、本当にもがいていました。上司だけではなく、執行役員の山田に1対1の面談を週1回、もしくは隔週のペースでお願いし3カ月間とことん自分の仕事を見つめ直しました。

「自分は何ができて、何ができないのか」「何をすべきなのか」を一緒に整理し、3カ月目にやっと数字が上がり低迷状態から脱出することができました。私が所属するITディビジョンでは上司との距離がとても近く、自分がこうしたいと思うことはやらせていただけますし、つらいときやしんどいときも気軽に話しができる環境があることに感謝しています。

こうして忘れられない採用支援のストーリーも増えています。外資系IT企業のある部門で、日本での最初の採用をお手伝いできたのもそのひとつ。お客様の求めている要件は、この世の中にそんなスキルと経験を持っている人はいないよ!!いうとても厳しい条件の案件でした。

自分のネットワークを駆使して何人かにお会いしましたが、業界の方にも「僕の知る限り日本に5人しかいない」と言われてしまって。会いたい人をリストアップして紹介をお願いしましたが、なかなかご経験が合わず……。そんな中、やっと「この人!」という候補者に巡り合うことができたのですが、開口一番興味がないとはっきり断られてしまいました。

とはいえそこで引き下がる訳にはいかないので、数カ月間日々電話したり、会いに行ったりして、仕事内容を直接企業から聞いてみてくださいと説得し続けました。結果、数回の面談を経てご入社に至ったのですが、先日その方から「自分がマネージャーとなり、チームを拡大することになったのでメンバーの採用を手伝ってください」とご依頼を頂戴したんです。

当時その部門はすごく苦戦されていたそうですが、彼の活躍が新たな組織拡大と採用につながったと他部門のディレクターからもうかがい、本当によかったなと思いました。最初は嫌がられていましたが、しつこく連絡し続けましたので(笑)。

私にはマネージャーとして大切にしていることがあります。それは、「自分とは違った価値観を取り入れること」。そのために、長期休暇は必ず海外に行くようにしています。大学時代からバックパックで旅行することも好きだったので、2017年の年末年始は2週間かけてロサンゼルスに旅行に行きました。

海外で価値観がまったく違う人と触れ合ったり、人生観を共有したりすると、自分が常識だと思っていたものが当たり前でないと気づくことができます。自分の普段の生活や価値観を俯瞰してみる瞬間が、私には必要なんです。こうした経験を通して、マネージャーとして、人としての器も大きくしていきたいですね。

あっという間の5年。今後は意志を持ったコンサルティングで世の中をかえる

▲2017年度年間コンサルタントランキング2位を受賞した時のスピーチ

JACは自分のカラーやアイデア、工夫をどんどん受け入れてくれる環境です。私のご登録者との接し方とチームメンバーの方法は全部違いますが、全部正しい。

もちろんコンサルタントとしてサービスクオリティを担保するための土台や基礎は必要ですが、やり方は十人十色。一色、二色の組織ではなく、10の色がある組織はいろいろな採用支援のストーリーが生まれて面白いですし、私自身も学ぶことが多くうれしいですね。

人材紹介サービスは人と企業をつなぐビジネスなので、ご支援した採用を通して世の中にどんな価値を提供できるのかをメンバーには型にはまらず自由に考えてほしい。

たとえば「業務効率化が進む世の中になって欲しい」という考えのもと、在宅勤務やリモートワークを支援するソリューションを提供している会社を一生懸命お手伝いする等、システムやソリューションの先にどう人々の生活がつながっているのかを意識しながら、今とは違う世界を生み出すための採用支援ができたらと思います。

コンサルタント個人としては、まだまだできないこともたくさんありますが、最近ご友人やお知り合いを紹介していただくことや、評価していただいたクライアント企業からのご紹介で「うちも担当してくれない?」と新しいお客様から声がかかることも増えました。

自分の担当しているIT業界で名前が知られるようになるとか、競合他社のコンサルタントから「河野さんは手ごわい存在だ」と言われるようになりたいですね。ひとりができることは小さいかもしれないですけれど、私はJACで自分の仕事がどういう風に誰かの人生、社会、会社につながっているのを考え、感じながら働いていきたいと思っています。

#100+clubメンバー

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