「全社員の心をひとつに」ジェイ エイ シーのキックオフミーティングが果たす役目とは

株式会社ジェイ エイ シー リクルートメント(以下 JAC)では、四半期ごとに全社でキックオフミーティングを実施しています。なぜJACはキックオフミーティングをはじめたのか、採用担当の池田佳奈がその意味と背景に迫ります。
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拠点を越えてつながろう。キックオフミーティングはこうしてはじまった

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▲2017年4Qのキックオフミーティング。執行役員の山田より、期の振り返りと来期の指針を伝えている

キックオフミーティング(以下、キックオフ)はJACが、四半期に一度行なう社内行事のひとつです。東京本社と8つの支店(北関東・横浜・静岡・名古屋・大阪・京都・神戸・中国)をテレビ会議で接続し、参加者は約900人におよびます(2018年5月現在)。

キックオフをはじめたきっかけは、会社の規模が拡大するつれ社内に声が届きにくくなってきたという危機感からでした。

1993年に大阪支店を開設した頃は、東西それぞれのオフィスでミーティングを行なっていました。支店の社員全員が直接顔を合わせ、会社方針の共有や新入社員のあいさつ、支援ができた採用案件のストーリーやこぼれ話を仲間に報告。ともに泣き、笑うことができた時代でもあります。

ただ、組織が大きくなるにつれ問題になったのが、社長や役員ら経営陣と社員との距離が離れていったことでした。役員は本社で勤務しているので、本社であれば日頃からコミュニケーションをとる機会がありますが、拠点ではそれがなかなか難しい。「どうすれば全社員が同じメッセージを共有できるだろうか?」この課題を解決するためにはじまったのがキックオフです。

キックオフがはじまった当初から重視している発表内容は、役員による今期の方針の共有および前期の振り返りです。

それに加えてユニークな表彰制度も多く、永年勤続者や転職支援をした方から転職希望者を紹介された人数を表彰するリファーラルアワード、100名以上の転職を支援したコンサルタントが入会できる100+Club(※)への入会に対する表彰も実施されます。(※100+Clubは、100名以上の方の転職を成功させたコンサルタントを人材紹介のプロフェッショナルとして認定する社内の制度です)

こうした各種表彰には、成果を出したコンサルタントをフェアに認め合うJACの社風が色濃く反映されています。

表彰台に立ちたい!その思いが行動を変える

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▲今後の活躍が期待される新卒社員一同。先輩社員を前に初の壇上へ

キックオフで行なわれる各種表彰制度の中でも月間表彰は特別で、コンサルタントの努力が報われる瞬間のひとつです。

2018年4月に行なわれたキックオフでは、前月に優秀な成績を残した東西それぞれの上位3チーム、コンサルタント個人が発表されました。

受賞者は壇上で役員より表彰状とトロフィーを授与され、スピーチをするのが恒例なのですが、この受賞スピーチにはコンサルタントの熱い思いとドラマが詰まっています。

このスピーチを聞き、多くのコンサルタントがその社員を目標とすることも多いです。2位や3位受賞のコンサルタントから「次は1位をとって壇上に戻ってきたい」というコメントが出るなど、“キックオフで壇上に立つ”ことはJACの社員にとってモチベーションを高める理由のひとつになっています。

また、キックオフ後、受賞者にお祝いの言葉を伝えるとともに仕事の方法を聞きに行く、相談するなどの様子も社内でよく見られる光景です。

現在は、社員数が増えたことで表彰時間の兼ね合いもあり東日本と西日本に分かれて行なっていますが、部署や支店の垣根を越えて行なう表彰制度は、社員、そして新卒社員のモチベーションを上げる機会にもなっているのです。

2018年、JACは64名の新卒社員を仲間に迎え入れました。毎年4月のキックオフでは、新卒社員が同期を代表し決意表明のあいさつを行ないます。

「企業、社会、国、世界、地球の発展につながる仕事をしていきます!」とフレッシュな意気込みを述べ、先輩社員もコンサルタントとしての仕事が世の中に与えるインパクトを改めて感じています。

ノウハウは隠さず共有。同業他社も驚くJACのアイデンティティ

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▲過去受賞者から引き継がれるトロフィー。月間表彰の個人賞受賞者に贈られる

JACのキックオフの中でも、2012年からはじまったBest Practice Awards(以下、べスプラ)は、社員の関心が高い発表です。

JACではひとりのコンサルタントが企業とご登録者の双方を対応する「両面型」コンサルティングを行なっていますが、両面型はコンサルタント個人の手腕が大きく求められます。

そのため、それぞれの成功事例や選考案件を通して得た知識・経験を共有することで、コンサルタント全員のスキルを向上させようという目的です。

ベスプラは、毎月の社内公募で集まった事例を役員会にて審査し選出します。選出されたコンサルタントは、全社員の前で自身の成功事例のプレゼンテーションを行ないます。

2018年4月のキックオフでは、大阪支店と名古屋支店のコンサルタント2名が選出されました。そのうちひとりは2018年1月に入社したコンサルタントで、JACに入社後初めて転職の成功をさせた案件で受賞。入社年次や年齢を問わず、フェアに選考される“JACらしい”表彰制度です。

JACをはじめとする人材業界は全般的にクライアント企業やご登録者と電話やメールでやり取りすることが多いので、なかなか大人数の前でプレゼンテーションをする機会がありません。そのため、ベスプラには「社会人として大人数の前でプレゼンする経験を積んでほしい」という経営層の想いも込められています。

全国のコンサルタントの前で発表するため、通常業務に加えて資料作成などに時間を割いて準備をしなければなりませんが、自身が携わった採用のプロセスを振り返ることで発表者自身も新しく学ぶことも多いです。こうして、ベスプラの発表はノウハウの共有だけでなく受賞コンサルタント自身の成長にもつながっているのです。

キックオフで重要視される、JACの変わらない価値観

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▲月間表彰の発表の様子。外部の会場を貸し切り、大きなステージで行なっている。

JACが創業以来大切にしている価値観のひとつが、企業理念である“Philosophy & Policy”(自由と規律、正当性、スピード、誠実、態度)にも含まれる「スピード」です。

人材業界は他業界に比べて著しくスピードが速いビジネスと言われています。

たとえば、メーカーでは数年単位でひとつのプロジェクトを進める企業もありますが、人材業界では、クライアント企業から今後の事業のために今採用する必要のあるニーズを把握する必要があります。

クライアント企業が複数の紹介会社に同時に人材の候補者を依頼している場合や、緊急度の高いポジションでは、お話をいただいてから数日後に採用決定、募集終了というケースも少なくなく、クライアント企業の期待に応えるにはより一層のスピードが求められます。

また、経済や社会情勢の変化にともないマーケットの移り変わりがますます早くなっている今、業界の動向やトレンドの移り変わりをキャッチアップし続けるスピードも必要です。

JACにおいて、キックオフはフレキシブルに会社の進むべき方向を見つめなおし全社員と共有する場、そしてスピード強化するうえで、重要な社内イベントです。

創業時より大切にしている価値観はそのままに、今後もより多くの縁をつなぐことができるようJACは進化を続けていきます。

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