社長も現役のフリーライター!なぜ、現在も第一線に立ち続けるのか

コンテンツライティングを中心とした事業展開を行う、ナレッジ・リンクス株式会社。多くのフリーライターが委託パートナーとして登録し、そのリソースを活かして広くライティング業務に対応しています。しかし実は、社長もまた現役のフリーライター。なぜ経営者でありながら、自らも第一線でライターとしての活動を続けているのか?その理由を本人に聞きました。
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ライターだからこそ、ライターの気持ちが分かる

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インターネットが普及したことで、ライティングのニーズは飛躍的に高まってきた。同時に、ナレッジ・リンクス社のようにライティングを受託する企業も増加。中には、Webマーケティング等を手掛ける企業が、ライティング業務まで請け負うことも少なくない。そうした企業の多くは、弊社と同じようにフリーライターを活用している。

自社内にライターを抱えず、外部へライティング業務を委託する。つまり、発注する側にはライターとしてのノウハウや経験がない。弊社代表である三河も、これまでフリーライターとしてさまざまな企業から依頼を受けてきた。依頼元はコンテンツの発信元だけでなく、Web制作会社や広告会社などまで多様。しかしそんな中、仕事を受ける側として大きな疑問点が浮かんできたと言う。

「仕事を受けるか否か、その判断ができない段階での依頼があまりに多かったんです。恐らくエンドクライアントから言われたことを、そのままライターに伝えているのでしょう。そんな状態で仕事を受けてしまえば、結果的に求められる記事は出来上がりません。」

ライティングに必要な情報が何なのか。ときには依頼元のディレクターに対し、こちら側から指示出しすることまであったとのこと。ライター不在のライティング会社。現在も、内情はそうした体制になっている企業が少なくないようだ。

「私自身がライターだからこそ、ライター側として何が必要なのかが分かります。つまりディレクションの段階でしっかり要件を詰め、外部のパートナーライターに依頼が出せるんですよ。依頼後にライター側から質問が返ってきたり、納品物がイメージと大きく違っていたりするケースは、ほとんどありません。」

三河のライター経験は約10年半。プロライターが経営するライティング会社だからこそ、ライターの気持ちを熟知したスムーズな制作が行える。弊社でもそこに企業として大きなバリューがあると考えており、実際にクライアントからも高く評価されるポイントだ。

自らが“自由な働き方”を体現していきたい

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弊社では事業を通じて、多くの人々は“自由な働き方”を実現できる社会作りに貢献したいと考えている。フリーランスとはいえ、実際には不自由が多く、イメージしていたような働き方ができないという人は多いだろう。だからこそ三河は、自らがフリーランスとして自由な働き方を実践し、発信しているのだ。

「いくら『自由に働こう!』と言っても、本人がガチガチに時間や場所に縛られていたら説得力ありませんよね。だから、私自身がフリーランスとして活動し、そのうえで自由に働いて見せたいと思っています。そうすれば『本当にそれって実現できるんだ』って、希望が湧いてくるじゃないですか。」

趣味がランニングのため、打合せ後は走って帰ることも。集中力が切れたら、昼間でも走りに行ってしまう。3人の子どもがいるが、病欠の際には仕事しながら看病したり、夏には学校から帰った子どもをプールへ連れ出したり。保育園の平日行事も、ほとんど余すことなく参加できているという。

好きな時間、好きな場所で働く。起業当初はなかなか上手くいかず、依頼元から理解を得られないこともあったという。本人はまだ未完成だというが、十分に“自由な働き方”を実践できているだろう。

「人によって、“自由”の定義は違って当然です。私の働き方は私にとっての自由であって、必ずしも参考にはなりません。でも、とりあえず『楽しく働いているんだ』ということは伝えられると思うんです。でも大切なのは、経営者ではなくフリーランスであること。だから、ちゃんとライターの仕事も続けるんですよ。」

いわゆるアーリーリタイアのような自由ではなく、フリーランスとして仕事しながら実現している自由な働き方。確かにそれならば身近だし、「自分にもできるのでは」と思わせてくれそうだ。

ライターを取り巻く環境はどんどん変化していく

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時代と共に社会全体が目まぐるしく変化する中で、ライターを取り巻く環境もまた大きく変化していく。紙からWebへと情報発信の場がどんどん移り変わるほか、Webコンテンツに求められるものも多様化。ライターの中には、その流れに上手く乗ることができず、悪戦苦闘する人も多いという。

「例えばインターネットの普及でライティングニーズが増加した当初は、『質より量!未経験でもいいから書き手を集めろ!』というケースが多く見られました。SEO対策のための量産記事やブログ記事などが、その典型です。今でもそうしたニーズはあるものの、少しずつ質を重視する傾向が強まっています。」

三河によれば、現在ライターとして活動している人の多くが、残念ながらプロとして活躍レベルにはないという。なぜなら、未経験歓迎で集まってきたライターは、そもそもプロの仕事(=質の高い記事)を求められていないから。中には自ら学びつつライティングスキルを高めてきた人もいるが、多くは書くことに慣れこそしているものの、ライティングスキルそのものはあまり向上できていないという。

「ただ蹴ればいいとだけ言われてサッカーボールを蹴り続けても、プレイヤーとしての技術はあまり上達しませんよね。それと同じです。そうすると、いざ質が求められ始めたとき、残念ながらライターとして企業の求めるレベルに達していません。仕事が減っていくのは必然でしょう。」

時代と共に起きる変化は、ただ外から眺めていても分からないものだ。もちろん会社としてライティング業務を請け負っていれば、ある程度の情報はキャッチできるだろう。しかし実際にライターとして働いていなければ、感じられないこともある。そうした小さな変化を捉えればこそ、企業に対しても時流に即した提案ができるのだろう。

「パートナーに書いてもらった記事をフィードバックしたり、企業に対してライターを集めるためのアドバイスを行ったり。今でもフリーライターだからこそ、変化を肌で感じられます。そういう感覚って、舵取りでとても大切だと思うんです。」

変化に合わせて会社を動かしていくからこそ、パートナーにもより多くの仕事が依頼できる。そしてそれは、企業にとっても価値の高いサービスとなるだろう。ライターだからこそ分かる、見える、感じられること。そのために、三河は現役のフリーライターとして、これからも活動を続けていく。

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