「面白い何か」が自然と湧き上がる。イノベーションを生み出すこだわりのオフィス

ブロックチェーン・仮想通貨と動画広告を組み合わせた新しいサービスを提供するLastRoots。2016年6月の創業から約1年半後の2018年1月、新たなオフィスを開設しました。立ち並ぶ偉人のパネルや起業家の名前がつけられた会議室など、様々なこだわりが隠された新オフィス。代表の小林慎和がご紹介します。
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活発なコミュニケーションこそが、イノベーションを生む

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▲会議室から撮影した、オフィスの様子

私たちが新オフィスの開設を決めたのは、イノベーションを生み出すためには、社員同士のコミュニケーションが何よりも重要だと感じたからです。

もともとは、六本木の小さなビルの一室にオフィスを構えていました。しかし、会社の成長とともに人数が急増したことから、オフィスが手狭になり、「席がないから出社しない(リモートワーク)」というメンバーも出てくるようになりました。私自身も、席がないから別の場所で仕事をすることはよくありましたね(笑)。

その過程で課題に感じたのは、“社内コミュニケーションがおろそかになっていく”ということ。誰が何をやっているのか、どんな考えのもとで進めているのか、お互いが分からない状況です。

もちろん、各自が働きやすい環境で仕事をしてもらうのがベストですし、チャットツールでの会話も積極的に使用しています。しかし、スタートアップに重要な“スピード感”をもって業務を進めていくためには、メンバー全員が同じ方向を向いていることが必須。そのためには日常的なコミュニケーションの場が大変重要です。コミュニケーションが生まれる場がないと、イノベーションも生まれにくくなってしまいます。

そのため、可能な限り早く、メンバー全員が集まれる広いオフィスを確保することを決意。

新しいオフィスのテーマを「コミュニケーション活性化」「リラックス」「イノベーション」と掲げ、新たなオフィス探しがはじまったのです。

数々の偉人の息吹を感じる、「クリエイティブオフィス」

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▲壁際の偉人パネルとこだわりのコーヒーカップ

数ある候補の中から私が選んだのが、“人形町”

その決め手は、「こばんちゃんねる」で取り上げたい伝統的なお店、商品がたくさんあったから。実際に移ってみると飲食店が豊富で、ランチや夜の飲み会のお店選びにも困ることなく、少し歩けば昔ながらの雰囲気を感じることができ、気に入っています。早速、「こばんちゃんねる」に動画掲載したいお店のリストアップを進めています。

さらに、オフィスを「クリエイティブオフィス」と名付け、“デザイン”や“配置するもの”に、徹底的にこだわりました。

縦長のフロアに合わせて、各メンバーのデスクの木目も縦長、そしてシックなものを選択しています。壁際にも木目調のキャビネを設置。オフィスは無機質な雰囲気になりがちなことを課題に感じていたので、ウッディーなものをそろえています。フロアの隅にはソファもあり、ソファでくつろぎながら仕事をすることもできるんです。ここで企画会議を行なうこともあります。

また、オフィスのテーマのひとつである「イノベーション」を感じられる空間を大切にしています。

まずは会社にあるネスプレッソ(コーヒーメーカー)。これは、スタンフォード大学のデザイン思考のラボに遊びに行った際に、プロフェッサーが、ネスプレッソでコーヒーを入れながら「イノベーションアイデアをどうやって生み出すか」について熱く語っていたことがきっかけです。その風景や、機能的でデザインに優れたネスプレッソがとても気に入り、オフィスにも導入しました。脳のリラックスにも役立っていると思います。

さらに壁際には偉人のパネルを並べており、会社用のコーヒーカップには「Do or do not. There is no try(やるか、やらないかだ。やってみる、はない)」という、スター・ウォーズシリーズに出てくるヨーダのセリフが記載されたものを購入。

世界を変えた偉人たちを日常的に感じることで、イノベーションを次々産み出していける組織にしていきたい——そんな想いを込めています。

8年に渡り温め続けた“構想”

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▲普段は会議室(左)、背景紙を下ろせばスタジオに!(右)

ちなみに2部屋ある会議室にも、偉人の名前がつけられています。その名も、Steve(=スティーブ・ジョブズ)とRyoma(=坂本龍馬)。

Steveはスタジオとしての顔も持っていて、週に何回かは机を折り畳んで撮影を行なっています。これまで「こばんちゃんねる」ではスクエアまたは横型の動画のみを制作していたんですが、このスタジオができたことで、縦型の動画が制作できるようになりました。制作できる動画のジャンルが増えたことで、映像制作チームはこれまで以上に張り切ってくれています。

Ryomaのこだわりは、「和のテイスト」を出すこと。最近知り合った建築家に手づくりをお願いし、無垢の一枚板のテーブルを導入しました。

ふたつの会議室には、アリババ創業者のジャック・マーと騰訊(テンセント)創業者のトニー・マーのサインTシャツを置いています。
中国からも、彼らのように世界を変えた起業家が次々と生まれていますが、それに負けないという思いで、チャリティーオークションで落札させていただきました。

なぜ私たちは、ここまでオフィスにこだわるのか。それは、2010年までさかのぼります。

当時、コンサルタントをしていた私は、「デザイン志向」や「どうやってイノベーションを生みだす環境をつくるか」に興味があり、ロンドンのHubや、オランダ・ユトレヒトのSeats to Meetといった海外のコワーキングスペースを訪れていました。

そこで目にしたのは、モダンなデザイン性のある家具や、洗練された建築、壁にはポストイットが並ぶホワイトボード。特に印象的だったのは、その場所に来る人のソーシャルアカウントグループがつくられ、誰がいつオフィスにやって来るかまでオープンになっていることでした。そうすることで、普段巡り会わない人たちが出会い、新しいアイデアとプロジェクトが生まれていくのだと、衝撃を受けたんです。

運良くSeats to MeetのCEOと出会い、それを日本でも実現しようと交渉しました。
帰国後、立ち上げに向けて奮闘しましたが、東京では「そもそも、シェアオフィスって何?」という時代。誰も、こうしたクリエイティブオフィスのコンセプトに賛同してくれず、断念した思い出があります。

だから、起業後、会社の規模が大きくなりオフィスを移転する暁には、オフィス環境にこだわりたいと決めていました。

ゆえに今回、このオフィスを、「クリエイティブオフィス」と名付けたんです。

人形町から世界へーー「こばんちゃんねる」を通じて日本の文化を発信する

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▲代表の小林。新しいオフィスを通じてイノベーションのさらなる活性化を目指している

2018年2月、新しいオフィスを開設して約1ヶ月たちます。以前に比べて、だいぶイノベーティブな空気感がつくり出せたように思います。まだまだ満足していませんが、そこはDIY気分で、さらにイノベーションを誘発する空間にしていければと思っています。

当社は柔軟なワークスタイルを歓迎しています。

2018年現在は、いわゆるビジネス開発のスタッフのほかに、フリーランスのエンジニアや、仮想通貨交換業をしていることからセキュリティ関連の人材、内部監査担当、また動画広告サービスを提供していることから映像ディレクターやモデル、さらには現役のお笑い芸人など、様々なバックグラウンドを持った人が集まっています。

ブロックチェーン・仮想通貨と、動画広告サービスを組み合わせた、世界でも珍しいサービスを発展させるため、多様性のあるメンバーが集まっています。そのメンバーが持つ潜在的な「面白い何か」が自然と湧き出てくる。そんなオフィスづくりに、今後もこだわっていければと思っています。

私なりのオフィスのこだわりを紹介してきましたが、まだまだ発展途上です。この場所で、オフィスをさらにイノベーティブにしながら、事業で世界を変えることにチャレンジする仲間を募集しています。

気軽にコーヒーを飲みに来てもらっても構いません。みなさん一度遊びに来ませんか?

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