世界を席巻するほどの勢いを、ロゴで表す

▲小林の「文様」へのこだわり

弊社が開発する仮想通貨c0ban(こばん)は、江戸時代の通貨である「小判」から名付けました。

和風な印象にこだわっているのは、20年前に世界中で話題となった任天堂のポケモンやSONYのプレイステーションのように、日本発・世界を席巻するブランドを生み出したいという想いからです。

また、c0banの「0」は、半角数字の「ゼロ」です。アルファベットのオーではありません。なぜゼロにしたのかというと、「coban」だとグアテマラの都市と被ってしまいます。一方「koban」にすると、あまり知られてはいませんが、英語や世界共通語レベルで「交番」という意味となる。そんな理由から、0(ゼロ)にして、「c0ban」と特殊な綴りで名付けることにしました。我々の事業は"0(ゼロ)"から1(イチ)を生み出すものだし、なにより、O(オーの大文字)より、0(ゼロ)の方が小判の形に近いと思ったからです。

c0banの最初のロゴは、主に2016年夏に実施したクラウドファンディング型ICO(イニシャル・コイン・オファリングの略。仮想通貨技術を使った資金調達のこと)で使用していました。Arialフォントという字体を使い、色合いも字体もポップなものにしています。当時はサービスがまだなく、まさに見た目が小判に見え、ビットコインのように、ロゴの中心に通貨を表す¢(セント)を入れていました。

このロゴの評判は非常に良かったのですが、私がスピード重視で製作したものでしたので、理想のイメージには程遠く、改めてデザイナーに依頼して作り直すことにしました。

ちなみに、小判アイコンの「C」に入っているナナメの線は、23.4度傾いています。23.4度といえば、そう、地球の地軸の傾きです。日本はもちろん世界どころか、地球を動かすくらいの勢いをもっていたい。そんな想いを込めています。

デザインの幹となる数字の"8"に込めた想い

▲2018年3月現在のc0banロゴ

「さて、このロゴをどのように進化させていこうか?」そう考えた時にまず気になっていた点は、以下の3点でした。

・小判アイコンの「C」が「¢(セント)」に見えてしまう。(c0banの単位は両=RYOなので適していない)
・一般的に使われているArialフォントではなく、オリジナルのフォントにしたい。 
・もっと「和」っぽさを出したい。かつ、「今風」の洗練されたデザインにもしたい。 

これらを改善したいと、デザイナーへ依頼。

毛筆書きの模様が入ったもの、江戸時代の初期に使われた、縦長の「慶長小判」に似せたものなど、様々な案が出てきました。ありがたいことに約100案も出して頂いたのですが、どうもしっくりこない。「和っぽさ」を出すために毛筆のような模様を載せたいが、なかなか「今風」を感じさせるデザインにならない。デザイナーを悩ませてしまいました。

行き詰まりを感じた私は、デザイナーに思いの丈をぶつけました。

「小判=江戸時代といえば、文様がありました。とにかく、なにか文様を入れたい。それが和の空気を生み出すんです。ちなみに私の名刺入れには七宝(しっぽう:仏教において、貴重とされる七種の宝のこと。 七種 ( ななくさ ) の宝、七珍ともいう)模様が入っています。こういう文様を入れたいんです。それに私は、「8」という数字にこだわりがあります。まず、私の誕生日が8月8日であること。それに8は横にすると∞、つまり「無限大」になる。会社の可能性が無限に広がっていくという意味も込めたいと思いました。さらに"八"という漢字は末広がりになっているので、縁起が良い数字だとも思ったんです。」

とにかく、私は「8という数字へのこだわり」を熱弁したのです。8と文様。そこに光があるはずだと。そうして私が熱弁した翌週、デザイナーからあがってきたデザインが、2018年3月現在のc0banロゴです。

これを見た瞬間、「神が降りてきた!!!!」純粋にそう思いました。私の想いがデザイナーに伝わり、そのまましっかりカタチにしてくれました。具体的には、七宝模様だが、円が8つ。七宝に変わって、八宝という朱印まである。七宝は7つの宝という意味で、7つの宝に色があるんですが、この八宝は、8番目の色として「c0ban色」を作っている。しかも、色のフォントコードが、CMYKで、すべて8ないし、88が使われている……。

色も、色の名前も、色の数も、文様を取り入れた形も、シンプルさも、洗練された形もすべてが調和されていたのです。これ以上ないという出来でした。

こうして、現在のロゴが完成しました。あまり知られていないのですが、実は色も8種類あります。八宝のカラーバージョンは、社員の名刺などに使用されていますので、名刺交換の際に見てみてください。

あらゆる道の終着点。最後のルーツとなれる会社へ

▲LastRootsロゴ

私が初めて起業したのは、シンガポールだったのですが、いつも考えていたことは、「発祥」でした。

何か新しいものを産み出し、それが発祥となり世界に広がって行く。

初めて起業したのはDiixi(ディクシー)という会社で、私はアジアのイノベーターを発掘する聖地のような場所を作ろうと、the CHAOS ASIAというイノベーションイベントをプロデュースしていました。

他には飲食ビジネスもシンガポールでしていたのですが、これは、北海道の郷土料理をアジアに広めるきっかけづくりができればと、関わったプロジェクトでした。

さらにバリ島では、WAVEというコーワーキングスペースの立ち上げ(バリ島在住16年の親友が経営しています)。これは、南の島国に世界中から来るサーファーや旅人が、旅の途中でイノベーションを生み出すきっかけの場所にしたいという想いがあります。

きっかけ。発祥。何かの「ルーツ」を産み出したい……。手がけた数々の事業を通して、自分がしたいことはそれなんだと気づきました。

そこで思い浮かんだ会社名とロゴは、「株式会社Roots」。しかし、ふと気づきました。あれ、そういう缶コーヒーあるな〜(笑)

どういうルーツを産み出したいか。尊敬する孫正義さんが経営している会社はSoftBank。さらに世界的企業を思い浮かべてみると、MicrosoftやFacebookと、どれも2つのシンプルな単語を並べています。

どういうルーツを産み出したいか。最後のルーツ、ルーツの決定版、私はいろいろな視点から考えていきました。

FirstRoots、FinalRoots、BestRoots、theRoots、LatestRoots・・・

そして出てきたのが、「LastRoots」。

ルーツは「起源」という物事の始まりを意味しますが、後に、新たなイノベーションでそのルーツがひっくり返される時が来る。だからFirstRootsでは弱い。最初ではなく、「最後」となるルーツを産み出したい。その想いから「LastRoots」と名付けました。

ロゴは、4つの線と点からできています。アメリカ、ヨーロッパ、アジア、アフリカという4大陸が集約して、終着点つまりルーツとして最後に1つの赤い点(日の丸)になる、という意味を込めています。

「最後のルーツと呼ばれる、そんなサービスを産み出し続けたい」。LastRootsというロゴはそういう思いから作りました。

ロゴの背景にある想いとともに、日本から世界にチャレンジ

▲「こばんちゃんねる」ロゴとコンセプト

弊社は、動画を見るだけで仮想通貨c0banがもらえる動画広告プラットフォームサービスを展開しています。日本全国47都道府県の様々な日本らしさ、文化、衣食住を取り上げた動画を毎日配信しているもので、サービス開始当初、そのブランド名は「c0ban」でした。

しかし、事業展開を進めて行く中で違和感を覚えるようになってきました。弊社の動画広告プラットフォームは、あくまで仮想通貨c0banを活用したサービスであって、仮想通貨ではない。

そこで考えたのが、通貨+動画を連想させる「こばんちゃんねる」という名前。

名前は決まりましたが、次に困ったのが、ロゴとアイコンです。はじめは、仮想通貨c0banのものをこばんちゃんねるに使っていました。しかし、これもおかしい。仮想通貨c0banのロゴは、あくまで仮想通貨c0banのロゴ。こばんちゃんねるというサービスのための新たなロゴが必要になりました。

こばんちゃんねるというだけあって、和を感じさせるロゴ、かつ仮想通貨c0banを連想させるロゴ。それでいて、例によって(笑)洗練されたデザインがいい。となると、私が太鼓判を押す仮想通貨c0banのロゴの一部を使うしかない!ということで、安直なのですが、仮想通貨c0banのロゴの中心部分を切り出して、それをこばんちゃんねるのロゴにしました。

アプリなどのロゴもこちらに統一されます。

ちなみに、こばんちゃんねるのデザインもリニューアル(2018年3月13日)しました。デザインの色合いにもc0banカラーが使われています。

こうして出来上がったロゴやアイコン、特にc0banのロゴは、SNSやユーザーのブログなどでよく取り上げられており、ブランディングにも役立っていると感じます。また、c0banロゴとともに8種類のカラーを定めたことで、各メンバーが作るクリエイティブにも自然と統一感が出てきています。

これからも、ロゴの背景にある想いを大事にしながら、日本から世界にチャレンジしていきます。