「c0banのことを、正しく理解してもらいたい」仮想通貨マニアが入社直後に抱いた使命感

ブロックチェーン・仮想通貨。広く知られるようになったこのふたつに、動画広告を組み合わせたサービスを提供する株式会社LastRoots。今回は2018年5月にジョインしたばかりの「仮想通貨マニア」が、入社直後に抱いた使命感を語ります。入社したきっかけは少し意外な場所での出会いにありました。

仮想通貨マニアと代表の小林とのちょっと変わった出会い

▲マイニング機材のASICと濱田。ASICは濱田が入社するきっかけとなった

2018年5月に入社した濱田淳(はまだじゅん)です。私は2018年5月現在、事業開発部にて、マイニング事業と顧客開拓を担当しています。

入社のきっかけは、LastRootsで使っているマイニング機材のASICを触りたかったから。

ASIC耐性のある暗号アルゴリズムのEthashを掘ることができるASICがBITMAIN社より出たことに衝撃を受け、個人レベルでGPUマイニングしているだけでは知見は広がらないと思い、ASICを使って、実際に実証実験する必要があると感じたんです。

ただ、自分でもGPUマイニングはしていたんですが、ASICに関しては個人で大量に購入するにはかなりの資金が必要になりますし、自宅の電気容量もASICでマイニングできるほどにはありませんでした。

とにかく、ASICに触ってみたい!そんな単純な理由から、LastRootsの代表である「小林先生」にアポイントを取りました。

そして、小林先生に想いを伝えに行ったその3日後に入社していました(笑)

ところで小林のことを先生と呼んだのには理由があります。

私は、経営コンサルタントとして有名な大前研一氏が学長を務めるビジネス・ブレークスルー(BBT)大学に通っているんですが、小林とはそこで教師と生徒という形で出会ったんです。授業を通して、小林の人柄や考え方も知りました。

また、技術的な面も含めた仮想通貨そのものに興味を持ちはじめたきっかけは、2017年に小林の講義「FinTech・ブロックチェーンビジネス概論」を受けたことです。講義の課題図書「Mastering Bitcoin」も、仕組みを理解するために何回も読み返しました。

そうして、仮想通貨、ブロックチェーンの世界にどんどんのめりこんでいき、マイニングにも着手していました。

c0banに対する最初の印象は「あやしい」

▲2013年当時の濱田。明るい性格から、“ガンガン営業をかける”仕事が多かったと語る

授業を通して、小林が発案したc0banが目指す世界にも惹かれていったのか?というと、そうではなく、正直に言うと当初は新興の仮想通貨なのであやしさも感じていました。

たとえば、c0ban取引所に関していうと、トランザクションIDがユーザーから見えなかったので、取引に慣れているユーザー視点だと「c0banはブロックチェーンを使っているのか?」と気になっていました。

しかし私はBBTでの授業を通して、小林が一般的に難しいといわれている領域にも果敢にチャレンジしている姿を知っていました。彼に対して誠実な印象を持っていたんです。そのため、ネガティブな情報はあまり気になりませんでした。

ただとにかくASICを触りたい!というASICへの一途な想いだけで入社を決めたんです。

ちなみに私は、もともと技術的な世界にいたわけではありません。

卒業後は不動産や照明機器の営業、ベンチャーの立ち上げ、独立してWEBマーケティングなど、様々な分野に携わってきました。自分で言うのもなんですが、いつも明るく怖いものなしな性格のおかげか、ガンガン営業をかけていく仕事を担当してきたことが多いですね。

仮想通貨マニアから見た、c0banの仕組みと裏側

▲濱田の自宅にあるマイニング機材

さて、ASICを触るために入社した後、c0banについて気になっていたことを、早速社内のメンバーに投げかけてみました。

「c0banって本当にブロックチェーン使ってるんですか?」

自称、仮想通貨マニアの私。仮想通貨に関してはかなり詳しい自負があったので、とことん議論してやろう!という気持ちで質問しました。

その結果、分かったことは、c0banはSHA256のアルゴリズムを採用した、ガチガチなPoW通貨であること。2018年5月入社当時では取引所の入出金もすべてオンチェーンで動いていること、つまりブロックチェーンで動いていることを知りました。

もっとアピールしたらいいのに!と思いましたが、ユーザー側にブロックチェーンを使っているようにあえて見せていないのは、小林の「ブロックチェーン技術を日常生活に浸透させたい」という想いが反映されていると感じています。

ユーザーにとって重要なのは、ブロックチェーンを使っているかどうかではなく、その技術のすごさに気付かないくらい、世代を問わず誰でも自然に操作ができること。

LastRootsのサービスのひとつに、動画広告プラットフォームサービス「こばんちゃんねる」があります。これは、動画広告を見たユーザーが、「行ってみたい!ためしてみたい!」と思えるお店やサービスを見つけるもの。そして、そのユーザーが実際に訪れてc0banで決済すると、広告主は、実際に動画を見て興味を持ったお客さんがお店に来店して購入した、というコンバージョンを計測できます。

主な広告主は店舗やサービス業の方を想定しており、来店コンバージョンというのは誰にでも分かりやすい。Web広告でよく使用されるような、複雑な指標はあえて省いています。

そして、c0banが普及し、価値が上がれば、ユーザー、広告主、誰もがハッピーになれる。

仮想通貨c0banを通して、そんな世界を目指しているんです。

c0banに対する誤解を解きながら、多くの方々に広めていきたい

▲社内で議論をする様子。LastRootsは、役職関係なく自由に議論できる環境

話を最初に戻しますと、ASICに触りたい一心で入社した私ですが、マイニング事業のほかに、これまでの営業経験を活かして顧客開拓もメインで担当しています。

なぜなら、昔の私のようにc0banをあやしいと思っている人々に対し、c0banを正しく理解して使ってもらうための普及活動や、c0banを導入していただいている店舗や広告主様へのフォローがまだまだ足りないと感じたからです。

仮想通貨が大好きな私がc0banを正しく理解してもらうよう動き、もっと多くの方々に広め、仮想通貨とブロックチェーン技術を社会に浸透させていきたいと思っています。

LastRootsは、「自分はこうしたい」とか「これは違う」と思ったら、役職関係なく自由に議論できる環境です。小林にも気軽に意見をすることができて、そういう意味では、役職という権力が関係ない完全な非中央集権です。

そういえば、面接はあえて私服でヒゲも剃らずに行きました。

仮想通貨で世界を変えようという壮大なビジョンを掲げている会社が、採用候補者としてこんな姿の私を見たとき、どんな反応をするんだろう?と純粋に気になりまして。

結果としては特に指摘されず、というか小林も多忙さからか面接時は寝グセもヒゲもそのままでした。

試すつもりで臨んだはずが、身なりではなく本質を追求するスタートアップの雰囲気を実感し、これは私も頑張らねばと逆にプレッシャーを感じましたよ(笑)

LastRootsが目指す世界に対して、まだまだ足りないことだらけです。c0banの地道な普及活動から新たな可能性の開拓まで、粘り強くチャレンジしていきます。

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