幸せと豊かさが循環する世界を目指して。映像の担い手が描くミライ

ブロックチェーン・仮想通貨。広く知られるようになったこのふたつに、リワード型の動画広告を組み合わせたサービス「こばんちゃんねる」を提供する株式会社LastRoots。その中で映像制作を担うのが、江田昌子です。もともとはフリーランスだった江田が、正社員としてLastRootsで働く理由をお話しします。
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映像制作に励む日々

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▲創業時から映像制作を担当してきた江田

私がLastRootsに入社したのは、2016年11月。入社以来、メディア開発部の一員として、自社サービスの動画広告プラットフォーム「こばんちゃんねる」で映像制作を担当しています。

制作している映像は、自社スタジオで撮影する日本文化・グルメ・ファッションのほか、日本全国のお出かけスポットを紹介するというもの。撮影のために、実際に地方まで足を運ぶこともあります。

LastRootsに入社する前までは、フリーランスでいろんなことをしていました。

写真家と音楽関係の仕事を生業にしながらも、当時は人間に深く興味があったので、心理学の学校へ行き心理カウンセラーになり、医療関係のNPOや児童養護施設でボランティア活動もしていました。

そんなある日、ラオスのクラスター爆弾撤去支援活動をしている方からオファーを受け、ラオスへ撮影取材に行く機会が訪れたんです。

このラオスでの経験が、今の私に繋がる大切な“気づき”を与えてくれました。

ラオスでの体験から得た自身の強い思いと、小林の思い描く未来がリンクする

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▲ラオスでの撮影取材中の様子

撮影取材に行ったラオスは、ベトナム戦争の時に世界一爆撃を受けた国です。8年間にも渡り、空から殺傷能力の高いクラスター爆弾を落とされ続けました。

戦争が終わった今もなお、一見平和に見えるのどかな農村に無数の不発弾が残っていて、なんの罪もない村の人々が毎年50~100人も死傷しています。犠牲になるのは、ほぼ子どもたちです。

不発弾の形状はテニスボールくらいの鉄球のため、田畑で遊んでいた子どもたちが偶然見つけ、危険だとわからず無邪気に触ってしまい、命を落としてしまうのです。不発弾の調査・撤去には数百億円かかると言われ、完全に安全できれいな土地を取り戻すには、お金も時間もまだまだかかります。

一方で、取材を通じて、衝撃的な事実も知りました。

日本の大手企業がクラスター爆弾の製造に巨額のお金を投資していたというのです。これは他人事ではなく、地球全体の課題だと思いました。

お金は使い道によって、誰かを幸せにすることも、不幸にすることもできる。どうせなら、好循環になる方向へお金を使って、地球に暮らす生命が調和する社会を実現したい。けれども、そんな精神論を個人的に言ってるだけでは何もはじまらない。

縁あってここに導かれた自分ができることは何かと、深く考えさせられました。そして、根底から社会を変えていく仕組みと行動が必要だと感じるようになりました。

そんな時、ラオス取材を通じて知り合った小林がc0ban(こばん)のビジネスモデルを発案したことを知ったんです。

c0banとはブロックチェーン技術でつくられた和製の仮想通貨で、独自の動画広告プラットフォーム(のちの、「こばんちゃんねる」)を連携させたリワード広告の仕組みです。仮想通貨の投機的な取引だけを先行するのではなく、ブロックチェーン技術の素晴らしさを活かした非中央集権のまったく新しい構図でした。

これがとんでもなく革新的な仕組みだということは直感でわかり、「私も一緒に世界へ広げたい!ここへ行こう!」と勝手に決意しました。そこから、フリーランスで請け負っていた仕事を数カ月かけてすべて片付け、携わっていた活動も終了し、2016年11月1日LastRootsに正式にジョイン。

映像制作に携わる機会に恵まれ、機材をキャリーに積んで全国行脚しながらいろんな動画を制作しました。

日々、試行錯誤。チームで成し遂げた「動画1000本」制作配信

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▲1000本達成記念に代表の小林から贈られたケーキ

そこから約半年後の2017年6月、自社サービスの動画広告プラットフォーム「こばんちゃんねる」が始動。走り出した当初は「世界のB級グルメ」や「日本全国のご当地グルメ」をテーマに制作していました。

はじめは、たったひとり自社スタジオにこもり、どうしたらユーザーに美味しさが伝わるか試行錯誤しながら制作していました。ヒィヒィ言いながらやっとの思いでご当地グルメ動画を100本つくったところで、小林から「ええやん。1000本いこう」と言われ、ひとりでは死ぬと思いましたね(笑)

そこで、今まで別のプロジェクトに携わっていたメンバーにも入ってもらい、制作と配信のチームを結成し、必死に取り組んだんです。

商品の準備、在庫管理、盛り付け、カメラ、編集、配信、分析などの業務を分担し、一日20本以上の映像制作をひたすら続けました。配信チームが組んでくれた配信スケジュールが平均1日8本〜10本くらいで、これがなかなかハード。制作しても制作してもストックが足りなくなるんです(笑)

スタジオに缶詰めになる日々で、夜眠りについてからも夢の中で撮影していました。個性的なクリエイターの集まりなので意見の食い違いが生まれることもありましたが、目標本数をいち早く達成するために、走り続けました。

2018年3月にはみんなのおかげで、1000本の制作と配信を達成。

1000本達成した暁には、仮想通貨c0banのロゴマークが描かれたケーキを小林からもらい、みんなでお祝いしました。

仮想通貨「c0ban」を通して人々が笑顔になれる世界を目指す

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▲これからの時代に求められるコンテンツとは何かを考える日々

とはいえ、まだまだ課題はたくさんあり、これからもずっと進化していかねばなりません。Facebookのアルゴリズムが、視聴率維持率が高い順で上位に上がるようになった影響にひもづいて、あらゆるSNSやWebメディアにも同様の影響が出てくるのではと感じています。

つまり、面白く飽きさせない、質を求められる時代になると思います。

「質を求められる」というのは、企画の面白さはもちろん、心に響くエモーショナルなものなど、人間の根本、本質の部分を大切にしたものも含まれると思っていて、現在はそれを意識した企画やコンテンツづくりにも励んでいます。

どんどん加速する未来を感じるからこそ、日々勉強、常に自分をアップデートすることを怠けてはいられません。これからの時代何が求められるのか、それに応えるコンテンツは何か、目を光らせてこれからも挑戦を続けていきます。

2020年の東京オリンピックが開催される頃には、日本人はもちろんのこと、訪日観光客が「こばんちゃんねる」で見つけたお出かけスポットに出かけたり、素晴らしい日本の文化を楽しむ。お支払いは、もちろんc0banで!

c0banを世界中のあちこちで使ってもらい、みんなの幸せと豊かさが循環する世界にする。それが私の当面の目標です。

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