お金の課題を動画でサクッと解決。あらゆる人が“生き方”を選択できる未来に向かって

デジタルマーケティングスキルを軸に、事業ドメインを問わず課題解決に取り組むLLL。2018年には「IRクラウド」をリリースし、投資や経済に特化したプラットフォームを構築しました。そんなLLLが新たに着手したのが、“動画”によるコンテンツづくり。動画が秘める課題解決の可能性をお伝えします。
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「資本主義の日本で暮らしながら、お金のことを知らない」という矛盾

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「世界を変える何かを。」というビジョンを掲げ、事業に取り組むデジタルマーケティング集団LLL。世の中を真に豊かにし、“全力で笑う”人を増やし続けるべく、あえて事業ドメインを限定せず幅広く取り組んでいます。

そんなLLLが2018年8月にリリースしたのが「IRクラウド」です。IRクラウドは、投資や経済に関する情報を集めるプラットフォームであり、企業と消費者個人をダイレクトにつなぐ未来型投資コミュニティを目指しています。

このIRクラウドの事業化を担っているのが、事業責任者である石田大樹です。石田は学生時代から個人でリユース事業・林業などを手がけ、株式投資も長年行ってきた経験の持ち主。そんな彼が感じていたのは、日本社会が抱えるひとつの“矛盾”でした。

石田 「日本は資本主義のルールで動いているにも関わらず、お金の知識がない人が少なくはありませんよね。たとえば自分の勤め先が株式会社であっても、株式の仕組みをまったく知らない人もいます。お金が大切であると誰もが認識しながら、正しい知識を持っていない。ここに矛盾を感じていました」

投資に関する正しい情報を提供し、未来の投資家を増やす。そうして“一億総投資家”の意識が日本中に広まれば、社会の活力に直結するはずです。そのためにLLLが得意とするデジタルマーケティングを活用した結果として、IRクラウドは生まれました。

石田 「 IRクラウドには、ニュース等のおすすめ記事をポストすることができ、誰でも気軽にコメントを残すことができます。たとえば株式会社が公開する有価証券報告書のような IR情報をユーザーがポストして、そこにいろいろな人が解説や意見をつけていくような使い方が考えられますね。

記事情報やコメントは IRクラウド上に蓄積されていきます。これにより個人投資家は客観的に情報を整理できるようになりますし、企業や投資に対する理解を深めるために役立てることができます」

リリース以来、IRクラウドは文字情報をベースとして情報提供を続けていますが、2019年から新たな一歩を踏み出しました。それが、石田が取り組む「動画コンテンツ制作」です。なぜ、石田は動画に着目したのでしょうか。

問題解決のツールは「文字から動画へ」シフトする

石田がIRクラウドを通じて最初に目指しているのは、日本人の“1%”に興味を持ってもらうことです。そこで目をつけたのが動画コンテンツでした。テクノロジーの進歩により、オフライン再生や高速・低速再生も自在となった今、問題解決のツールとしての動画コンテンツは大きな可能性を秘めています。

石田 「正直、文字から必要な情報を調べるのって大変じゃないですか。正しいことが書かれていても読み間違える可能性がありますし。

でも動画であれば、その人の表情や口調なども使えますから、伝わりやすく、より早く問題解決できるのではないかと考えました。実際、 Googleよりも YouTubeのほうが検索ボリュームの多いワードも出てきていて、『文字から動画へ』という流れは確実に起きていますね。

スマートフォンやタブレットなど、ひとつの家庭に何台ものデバイスが置かれるようになっていることからも、『必要なときに動画で情報を得る』という意識はますます一般的になっていくでしょう」

LLLが動画コンテンツ制作にチャレンジするのは、そこに“勝算”があると見込んでいるからです。これまでに培ってきたデジタルマーケティングの知見を応用すれば、持続可能なカタチで社会に価値を還元できると石田は考えます。

石田 「有名な YouTuberが増えてきたとはいえ、テレビに比べると影響力を持つ人は限られていますよね。動画制作の知見を持つ企業も多くはありませんから、私たちができる余地は少なくありません。

とりわけ、IRクラウドが扱うマネージャンルは、最近少しずつ企業が参入してきたものの、まだまだ競合も少ない。たとえば LLLのマーケティングスキルを生かして、地域型広告を絡めた動画コンテンツづくりのアイデアによって価値あるコンテンツを提供できると思っています」

2019年に入り、石田は動画制作のためチームづくりに向けて動き出します。SNSや紹介などで投資経験のある人を募ったところ、10名のメンバーが集まりました。ここから、動画づくりに向けた動きは加速します。

*IRクラウドの動画チャンネル(https://www.youtube.com/channel/UCkdnCoiywrMVA9acUyJmiBw

若い学生のチャレンジを促し、ポテンシャルを引き出す

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IRクラウドの動画制作チームは石田をリーダーとし、残りは20代の学生インターンを中心に占められています。動画コンテンツの企画や撮影等はあえて学生の主体性に任せ、石田はアドバイスを主とした関わり方をしています。

石田 「私はリーダーという立場ですが、こちらからメンバーにすべて指示をするのではなく、彼らが働きたくなるような環境づくりに力を入れています。やはり、私のように投資経験や先入観を持つ人間がコンテンツをつくると一般の人には難しくなりがちですからね。

それよりは、投資に興味があるメンバーが自ら投資について学びながら、並行して動画でアウトプットをした方がより多くの人に伝わると考えました。投資に関する情報をリサーチして発信したり、外部の有識者にインタビューをしたり、メンバー自身が『おもしろい、やりたい』と思えるコンテンツをつくってもらうことを大事にしたいです」

石田は、今後も「関わりたい」と思う人たちをメンバーに加えていきたいと考えています。そして、今はとにかくたくさん動画をつくる経験を積み、やがては世の中にとって価値あるコンテンツを生み出せるチームにしていくつもりです。

石田 「チームのメンバーに言っているのは、『まずは LLLのリソースを使って、自分たちのバイト代を超える売上を目指してごらん』ということです。今は有料コンテンツで稼ぐハードルは下がっていますから、まずはそのことを実感してもらいたいと思っています。

自分たちの力で稼げるようになると、仕事もおもしろくなりますよね。もしこの過程で LLLの仕事や雰囲気を好きになってもらえれば、社員になってもらう可能性もあると思います」

2019年1月、IRクラウド用の動画コンテンツの撮影が行われました。もちろんメンバーにとって初めての経験です。何もかも手探りのなかで行われたチャレンジの結果はどのようなものだったのでしょうか。

お金の課題解決の目的は、“生き方”に選択肢を与えること

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▲IRクラウドの動画制作チーム

第1回の撮影が終わり、完成した動画コンテンツを見た石田は「目指すレベルに照らすと10点程度」と感じます。しかし、この結果は最初から想定したものでした。

石田 「内容は投資についての情報を説明するものだったのですが、知名度のない学生がただ喋っていてもおもしろくないですよね(笑)。まだまだ見てもらうための工夫が必要です。
とはいえ、今回は撮影や編集の経験を積んでもらうことが主な目的だったので、メンバーがそれぞれ課題に気付き、次につなげてもらえばいいと思っています。

まだスタートしたばかりですから、失敗してもいいんですよ。間違えることが怖くて諦めてしまう方が問題です。今は YouTubeなどに優れた動画が豊富にストックされていますから、これらを参考に PDCAを回し、だんだんレベルアップしてもらいたいですね」

将来的なIRクラウドの姿として石田が思い描いているのは、「お金にまつわる情報を網羅するプラットフォーム」です。人生のいろいろな段階で起きるお金の問題について、すべてをIRクラウドで解決していきたいと彼は考えています。

石田 「お金は人生の選択肢に直結するものですが、知らないから不安なだけで、調べて解決できることも少なくありません。だから、お金について知ることは人生の選択肢を増やすことにつながると思っています。

たとえばお金の問題で進学できないと考えている人も、いったん就職をしてお金を貯めてから学校に行くような選択肢が思い浮かぶかもしれません。 IRクラウドを通じて、そういった可能性に気付いてもらえると嬉しいですよね」

人々のお金に対する意識が変われば、企業への投資も活発になり、やがては日本全体の発展に寄与するでしょう。LLLのメンバーが力を注ぐIRクラウドは、そうした未来に貢献するため、これからも挑戦を続けます。

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