冒険好きなイギリス人が、新たな冒険の地として選んだのはマーケットワン・ジャパン

イギリス南部、フランスとの国境に近い海辺の町POOLE(プール)に生まれ、ロンドンでデジタルマーケティングに携わっていたVincent Lockyer(以下、ビンス)。自らの“ハッピー”や“好奇心”に従い、キャリアの冒険を楽しんできた彼は今、マーケットワン・ジャパンで刺激的な毎日を送っています。

導かれるようにキャリアを身に付けた「僕はすごくラッキーだった」

デジタルマーケティングによってBtoB企業への営業プロセス改革を支援するマーケットワン・ジャパンで、ビンスは2016年8月からマーケティングテクノロジーサービスのリーダーとして、大手顧客企業向けのテクノロジーアドバイザリーや実装業務の統括を担っています。大学でITを専攻していたものの、デジタルマーケティングの仕事を自ら志したわけではありませんでした。

ビンス 「実はデジタルマーケティングをやるつもりはまったくなかったんです。ホームタウンのプールを出て一人暮らしをしたくて、ロンドンに行きました。
そこでWeb制作担当として入社した会社が、たまたま市場でいち早くMA(マーケティングオートメーション)を導入していて、当時のボスから『担当しろ』と任命されてしまったんです(笑)。それが僕のデジタルマーケティングキャリアのスタートでした」

ただ、当時はまだマーケティングとは何か、さらにはBtoBマーケティングとは何かといった上位概念まで習得するには至らず、単に空き時間で自社のマーケティング実務を担当していたに過ぎませんでした。

その後、キャリアアップのためにマーケティングのサービサーであるドイツ・ミュンヘンの会社に転職。ロンドンオフィスを任され、ロンドンとミュンヘンを行き来しながら、サービサーとしてキャリアを積んでいきました。

するとある時、マーケットワン・ヨーロッパからスカウトが届いたのでした。

ビンス 「そろそろ違うことに挑戦してみたいと思っていた時でしたし、ミュンヘンとの行き来にはちょっと疲れてきた頃だったから(笑)、パーフェクトタイミング!でした」

マーケットワン・ヨーロッパへ転職して最初の1年は、ビンスにとって「衝撃」でした。数々の有名企業の多国籍プロジェクトに参画。売り上げをつくるマーケティングとは何か。キャンペーン企画に加わり、それを支えるマーケティングプラットフォームがビンスの主戦場。

そして、マーケットワンのグローバルネットワークを通じて、各領域のスペシャリストたちから学ぶチャンスに恵まれ、徐々にマーケティングの上位概念も習得。自分のキャリアの未来を見通すことができるようになりました。

また、それまで個人プレーヤーとしてキャリアを積んできて、マーケットワン・ヨーロッパで初めて自身のチームを持ち、テクノロジー部門責任者として、そしてアカウント責任者としての大きな任務を経験します。

ビンス 「マーケットワン・ヨーロッパの最初の1年で、これまでのキャリア以上の多くを学び、自分自身が成長している実感を得られました。上司に言われてたまたまスタートしたキャリアだったけど、偶然に偶然が重なって自然とキャリアを身に付けてきた僕はすごくラッキー!あの時の上司に感謝しています(笑)」

変化が欲しくて日本への異動を上司に直訴。好機は再び

ピチカート・ファイヴ、浜崎あゆみーービンスが初めて日本と出会ったのは、10代の頃に聞いた音楽から。以来日本の車や食べ物、ファッションなどを通じて、日本への興味と憧れを募らせていました。

ビンス 「特に80年代の日本の商品はすごいと思うし、個人的にはトヨタのソアラが大好きですね(笑)。欧米には絶対ない、日本市場ならではのアイデアやテクノロジーに興味がありました」

そんなビンスの初来日は2015年、友人との旅行でした。そして旅行の最終日に、マーケットワン・ジャパンのオフィスにふらっと立ち寄ったのでした。

ビンス 「マーケットワン・ジャパンとは既にリモートで協業していたので、せっかくだから挨拶をしたいと思っていました。
マーケットワン・ジャパンのメンバーは、みんなフレンドリーでプロフェッショナルな印象を受けました。日本のメンバーと話をする中で、BtoBビジネスが変わろうとしている日本の市場に、大きなポテンシャルを感じました」

単なる「Say Hello」で立ち寄ったつもりが、ビンスはマーケットワン・ジャパンで働くことを具体的に考えるようになります。そして、帰国後しばらくして、上司にマーケットワン・ジャパンで働く可能性について相談します。

ビンス 「上司に、ちょっと相談なんだけど、僕がマーケットワン・ジャパンに行っちゃうとか、そんな可能性はあるのかな?って、いきなり切り出しました(笑)。
ちょうどマーケットワン・ヨーロッパで3年が過ぎ、自分がみていたテクノロジーチームも大きく成長させることができましたし、次の挑戦を求めていたんです。僕にとっては、またもやパーフェクトタイミング!」

他方のマーケットワン・ジャパンの代表山田理英子は、当時をこう振り返ります。

山田 「マーケットワン・ジャパンが、日本でデジタルマーケティングのビジネスの拡大を目指す中で、次世代のBtoBマーケティングを理解し、かつテクノロジーに強い人材を求めていました。
ビンスは必要としていたスキルを十分に持っているだけでなく、マーケットワンのスピリットやバリューを共有でき、しかも長く一緒に仕事をしていましたので信頼できる人材とわかっていた。
まさにマーケットワン・ジャパンにとってもパーフェクトタイミング!ビンスはマーケットワン・ヨーロッパにとって欠かせない重要な人材でしたので、ロンドンの同僚には申し訳ないと思いましたけどね(笑)」

こうしてビンスのマーケットワン・ジャパン入社が決定したのです。

ビンス 「当初、翌年の2017年頃に日本に行こうかなと思っていたんですが、理英子が『6カ月以内に来れないの!?』と言うので、慌ててロンドンのアパートを引き払ってきました(笑)」

そして2016年7月、ビンスはマーケットワン・ジャパンで働くために再来日を果たします。

グローバルメソッドを持ち込み、日本のビジネス拡大に貢献

2016年7月4日、羽田空港に降り立ったビンスは、ショックを受けます。

ビンス 「気温15度、厚い雲が覆う雨のロンドンから、新しい冒険を夢見て降り立った日本は、気温36度、湿度は(たぶん)100%……。こんな過酷な環境の中で、これからどうやって生きていこうと途方に暮れました(笑)」

しかし、天候以外には特にストレスはなかったと言います。なぜなら住む家はもちろん、生活に必要なさまざまな手続きなどについて、マーケットワン・ジャパンが手厚くケアしてくれたから。

そして、心配するよりも、“ハッピー”を大事にしながら前へ前へと進む彼自身の本来の性格が、ストレスフリーの大きな理由といえるでしょう。

ビンス 「バカみたいな話だけど、日本に来ることにものすごくエキサイトしていたので、不安を感じることはありませんでした(笑)。それに入社前に思い描いていたイメージと、入社後のリアルにまったくギャップはなかった。
僕が新しい冒険の地としてマーケットワン・ジャパンを選んだのは間違いではなかったし、その冒険を今、本当に楽しんでいます」

ビンスは、マーケットワンの他のグローバルオフィスのプロセスやトレーニングを取り込み、サービス提供のインフラを整えるとともに、ジャパンチームにノウハウを蓄積していきました。さらに代表の山田はこう付け加えます。

山田 「クライアントからのテクニカルな相談に対して、ビンスを中心にジャパンチーム内で対応できるようになったことはもちろん、クライアント企業のビジネス課題に対して、技術でどう解決することができるのか、その中でベストな方法は何か。
設計の段階からアドバイザリー的な役割を、より積極的に果たすことができるようにもなりました。今までできなかったことができるようになったことは、非常に大きいビジネスインパクトです」

ビンスは、マーケットワン・ジャパンに確実に変化をもたらしました。

どんな状況も前向きに楽しむ彼が、入社後に唯一感じた多少の後悔があったそう。

ビンス 「やはり日本語は難しいですね。忙しくなる前にもっと日本語を勉強しておけばよかった」

しかし言葉の問題も、メンバーのサポートにより大きな問題ではないようです。

日本のカルチャーに慣れ、休日は日本国内の旅行を楽しむ。彼の冒険は続く

ビンスの来日から2年が過ぎました。

日本ならではのワークカルチャーにもすっかり慣れたようです。

ビンス 「日本は、規律やルールを重んじるワークカルチャー。自由を重んじるヨーロッパにいたので、正直なところ慣れるまで多少の戸惑いはありましたが、今ではすごくポジティブに捉えています。
それが日本のワークカルチャーの良いところだと感じていますし、秩序の重要性を逆に教えてもらいましたね」
山田 「今では逆にルールが甘い、とビンスが怒ったりするほど。それほど彼は日本に馴染んでいますね(笑)」

日本での生活に馴染みすぎて、普段日本にいることを忘れていることが多いそう。

ビンス 「そして、街中を歩いている時にふと、あれ?僕今日本にいる!と気づくような感じです(笑)。東京は何でもあるエキサイティングな街で、最高ですね。
平日は東京を楽しみつつ、休日は日本の各地を旅行しています。この前も札幌や広島、日光などを旅行しました。僕は2年経った今も、日本での冒険を楽しみ続けています」

そんなビンスが、マーケットワン・ジャパンで今後成し遂げたいこと。

ビンス 「日本のクライアントのニーズに対して、最新のマーケティング技術を適用し応えていきたい。テクノロジーが次世代BtoBマーケティング実現の原動力であり、そして、新しい世界が見えてくるんだということを伝えたい。
さらにより複雑なプロジェクトにも、技術に強いコンサルタントとしてクライアントに貢献していきたいです。そのためには、2018年現在のジャパンチームをより大きく成長させていかなければなりませんし、このチームならそれが実現可能だと確信しています
でも次に何か新しくワクワクするものが現れたら、新しい場所で新しいことをはじめてしまうかも。日本に来ることも結構すぐに決めてしまったので、次どこかにいくこともあっという間に決めちゃうかもね(笑)」
山田 「まだ、ダメ!!(笑)」

マーケットワン・ジャパンでの彼の冒険は、まだしばらく続きそうです。

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