コミュニティチームよりユーザーの皆さまへ――わかりあいたいミラティブの愛をこめて

「スプリングまお」として動画出演をした経験から、ゲームに成長をもたらすコミュニティの重要性を痛感した小川まさみ。彼女がミラティブのコミュニティマネージャーとして徹底する、ユーザーへの真摯な対応と信念について語ります。
  • eight

視聴者さんが私にゲームを教えてくれた――ミラティブに息づく原体験

130226d9ce3b2ea22bfa30960649295a9758f34c
▲CCO小川まさみ。周りからは「まおさん」と呼ばれている。

CEOの赤川隼一、CTOの夏澄彦とともに、私はミラティブ社の創業メンバーということになります。DeNA社内にあった「Mirrativ」チームにジョインしたのは、「Mirrativ」リリースから半年後くらいのことです。

当時はユーザーサポートからSNS対応、マーケティング施策やプロダクトの仕様周りまで……振り返ればありとあらゆるビジネス面での業務を担ってきました。2019年現在はコミュニティチームを率い、「Mirrativ」のユーザーコミュニティと日々向き合っています。

コミュニティマネージャーとして働く一方、私はひとりの“ソーシャルゲーマー”でもあります。とは言っても、昔からゲーマーだったわけではありません。前職でゲーム攻略アプリの開発を主導したことがきっかけで、プレイヤーになりました。

その後、YouTubeのゲーム実況動画に「スプリングまお」として出演するようになります。

「まおちゃんのランク抜いたよ!」「最近はゲームやってるの?」などの声が視聴者さんから寄せられることで、私はゲームをさらに楽しめるようになりました。操作もおぼつかなかったけれど、友達が増えることがうれしくて。

私にとってのゲームは、コミュニケーションの手段だったのです。その気付きから、コミュニケーションの手段としてゲームを楽しむユーザーのことを“ソーシャルゲーマー”だと考えるようになりました。

ゲーム実況配信プラットフォーム「Mirrativ」は、こうした体験の喜びが投影されています。

ゲームを集中してプレイしたいのであれば、配信しないほうが効率がいいこともあるでしょう。でも、配信したからこそ生まれる出会い、対話、感動がある。これこそ、ミラティブがユーザーのみなさんとともにつくりあげている世界です。

私は配信者として視聴者さんから見られる喜びも苦しみも味わっていますし、「友達がいるからゲームをする」感覚を理解しています。

だからこそ、ユーザーさんにとってどんな言葉が適切か、どういったコミュニケーションが必要かを徹底的に考えることができる。それが私の強みですし、ミラティブのつくるコミュニティの独自性でもあります。

信頼から実現した、ユーザーさんが企画・運営するMirrativオフ会

D75d767c486751cbd577f27068affe07a41e8948
▲オフ会の様子。オフ会冒頭では参加者同士でユーザーIDなどが書かれた名刺を交換する。

「Mirrativ」が続いているのはユーザーのみなさんあってこそです。その思いで、2018年10月〜12月はユーザーさんと直接お会いするイベントをこれまでより多く企画しました。

「『運営と話してみたい!』『配信者同士のつながりがほしい』という方はおこしください」とSNSで呼びかけたグループインタビューには、多くのユーザーさんが来場してくださいました。

参加者さんのお話から、「Mirrativ」を良いものにしていきたいと考えてくださっていることがわかり、心からうれしかったです。

「『Mirrativ』で起こったエモい話を教えてください」という質問をすると、「こんな出会いがあった」とユーザーさん同士からうれしいエピソードがたくさん聞けました。それを参加者さん同士でお互いシェアすることで、より「Mirrativ」への愛が深まるという効果もありましたね。

同年12月にはユーザーさんをスタッフとして迎えるオフ会を企画。時間、場所以外のコンテンツづくりはすべてユーザーさんにお任せしました。

ユーザーさんたちが導き出したアイデアには、参加者さん同士が関係性を深められるように考えられた謎解きゲームやスムーズな席替え方法など、工夫が随所に見られました。

イベント後、「次は自分もスタッフをやりたい」と声をあげてくださる参加者さんの姿も。「ユーザーのみなさんと一緒につくっていけるんだ」と実感して、心から感動しました。

こういう取り組みは、私達がユーザーのみなさんを心から信じてこそ実現することだと思いますし、一方でユーザーのみなさんからも信頼していただけているという手応えを感じます。

ユーザーさんと直接会う時間はミラティブにとって本当に大切なんです。ただ、それを企業としてすべて抱え込んでしまうとリソース不足に陥る可能性もあります。

だから、今回スタッフとしてユーザーさんにも協力を得るという挑戦をしました。われわれにとって最も大切な「ユーザーさんに楽しんでもらう」という目標を達成できたうえで、ユーザーさんとの信頼関係もさらに深まったと感じています。最強の改善策でしょう。

会社のミッションに、私は自分の生涯を賭けられる

4aa4ae0fb10f09b0aca6ce2a617e98f4d588075c
▲つねに仕事に対して前向きに話す小川。話を聞いている側も自然に笑顔になる。

このあいだミラティブ社の学生インターンと話した際に、「ミラティブのメンバーは働かされている感じがないですね」と言われました。もちろんうれしいと思いましたが、一方で「『働かされている』って?正直意味がよくわからない」とも感じました。

きっと彼らは仕事に疲弊する大人の背中を見てきたのだろうと想像できますし、それはそれでしょうがない。けれど、自分の時間を自由に使って好きなように生きられるんだから、“大人”って最高に楽しいと思いませんか?

ミラティブ社で働いているメンバーの姿から、その楽しさがきっと伝わっているんでしょう。メンバーはミラティブが目指す未来に共鳴しているから、楽しんでいるのかもしれないとも思います。

私は「わかりあう願いをつなごう」というミッションについて、ふと考えることがあります。他人と完全にわかりあうことなんて、できないんじゃないかなって。あきらめても不思議じゃない。

でも……それでもわかりあいたいんです。できなくても願う。そういう願いに寄り添っていたいな、と思います。

わかりあいたいと願う人々の“心の距離を、少しでも近づける”のがコミュニティチームの使命だと認識してから、このミッションって本当にイケていると感じています。とても器が大きい言葉だな、と。

だから、自分の人生を捧げるほどの情熱が生まれたし、そのミッションを抱いて働いていることが楽しいんです。

ユーザーさんがMirrativで成長できるように、ミラティブも成長する

Dd7b2ced5f55481bf19e9ebbcb8b68912e021872
▲ユーザーオフ会向けにTシャツをつくったときの記念の1枚

アバターによる実況配信を容易にできる「エモモ」の登場によって、今後配信者の才能や魅力はますます視聴者に伝わりやすくなるでしょう。こうした「Mirrativ」の変化は、コミュニティへも影響をもたらすと考えています。

「Mirrativ」はスマホ画面のシェアという技術の特性上、動画のクオリティに差が出にくい構造で、コミュニティとしても、プレイの質ではなくコミュニケーションを楽しめるような場づくりを心がけてきました。ゲームごとに生まれたコミュニティが育ち、牧歌的に楽しめる世界を形成してきたと感じます。

今後はそのコミュニティの適切な出口や、そこまでの階段をつくることが大切だと感じています。

「私はコミュ障なんです」と言っていた配信者さんがコメントをもらい、常連の視聴者さんを獲得して、話せるようになっていく。あるいは、高校生が日常生活では出会わないような社会人とゲームを通じて仲良くなって、「うまいじゃん」と評価される。

そんな変化の過程を可視化し、成長を感じられる場をつくっていきたいです。

コミュニティマネジメントという仕事には確かなノウハウがありませんし、あったとしてもノウハウ通りにやってうまくいく仕事ではありません。

マーケティングの素地は必要ですが、それよりも他人(ユーザーさんはもちろんステークホルダー)に興味があること、自分のサービスが他人からどう思われているかに興味があることのほうが重要です。

そして、その意識をコミュニティ全体の空気として捉え、言語化できるスキルが求められます。

そのためには誰かの心の中を決めつけるのではなく、想像することが大切ですね。相手がどう思っているのか、自分たちがどう思われているのかを想像しながら次の打ち手を決める。その試行錯誤の繰り返しがコミュニティマネジメントにつながります。

言葉の使い方、ユーザーさんに対する時間のかけ方。それぞれやり方は無限大です。ユーザーさんの言葉や行動に対して異常なほどに情熱を捧げ、「Mirrativ」をより好きになってもらうための努力をいとわない仲間と私も成長していきたいです。

*PM、企画運用ディレクター含め、各職種で積極採用中です。採用特設サイトはこちらからご覧ください。

関連ストーリー

注目ストーリー