芽生えた責任感と誠実さ。お客様に価値を届ける仕事に裁量を得た証

▲(左から)須田、小笠原、古谷野

三井農林は、1927年に初めて国産ブランドの紅茶を発売しました。「日東紅茶」をはじめ当社の関わる飲料製品を口にしたお客様はとても多く、一人ひとりのお客様が飲料を手に笑顔になる、そんな瞬間をつくり続けてきた長い歴史があります。三井農林に入社した3名も新しい仕事を担い、働き始めて1年が経ちました。

三者三様な仕事内容は、三井農林の製品が世の中に広く届いていることを物語っています。

須田はペットボトル飲料などの清涼飲料水を製造する飲料メーカー向けに原料茶葉を販売する営業を担い、小笠原はスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの小売店に対して家庭用ブランド「日東紅茶」を販売する営業です。一方、古谷野は業務用商品をインターネット販売するECサイト「TEA BREAK」の運営をしています。

須田 「学生時代のアルバイトとは責任感が変わりました。飲料メーカーの方々と話し合い、原料の製造量を決め、工場に伝える。その製造量をもとに工場で働く方々のシフトが決まって、全体が進んでいく。私の仕事一つひとつが会社全体に影響することを感じるようになりました」
小笠原 「『ロイヤルミルクティー』の販促企画を提案するとしても、小売店Aと小売店Bとでは性格が異なります。それぞれの性格に合うような提案を考えるようにしていますが、いつも第1に思っていることは、私の提案で取引先の向こう側にいるお客様が幸せになれるかどうかです」

須田も小笠原も仕事の先にあるお客様が浮かべる笑顔や幸せを想い仕事と向き合っています。そのことが責任感を生み、取引先にも、共に働く社員たちにも、誠実さを持って接する働き方へとつながっているのです。

また、お客様に笑顔を届けるには、いくつもの手段があります。だからこそ彼らは、まずひとりで考えて、自分の踏み出す1歩で仕事を進めていきます。

古谷野 「自分で課題を見つけて、したほうがいいと感じた解決策を周りに相談する。誰かから仕事を与えられるのを待つのではなく、自分から見つけて、周りに働きかけていくことにしています」

彼らに共通する「まず自分から踏み出す」姿勢は三井農林が行動指針に掲げていることのひとつです。その姿勢は、社員の背中を後押しする社風によって育まれました。

「あなたの提案は自分だけのものだよ」

3名の経験はそれぞれ異なるものです。それでも1年経ったとき、同じように主体的に働く姿を見せています。須田の場合、三井農林に入社後まずは在庫管理から仕事を任されました。

須田 「茶葉の営業って特殊だと思います。たとえば、茶葉のブレンドを決める部署の方々に、特定の味を出すための茶葉の組み合わせ方を相談する仕事があります。最初は担当の先輩がしている話し合いを見ていることしかできませんでしたが、一緒に働きつつ学ぶことで、だんだんと話に加われるようになりました。

先輩には困ったことがあると相談していて、ふたりで行動する際などに商談でわからなかったことを教えていただいています」

わからないことがあっても、先輩のサポートで解決していける。古谷野のように、ECサイトの運営を担当していても、それは変わりません。

古谷野 「飲食店チェーンに業務用商品を使ったレシピの提案をした際、先方から店舗オペレーションを考慮した内容を求められました。でも、そのような知識を持っていない私はひとりで悩んでいました。そんなときに先輩が『みんな経験していることだから、気軽に質問していいんだよ』と言ってくれたんです」

「まず自分から踏み出す」姿勢は、なんでもひとりで解決するということではありません。自分から一歩を踏み出すことは勇気がいることです。先輩もそれがわかっているからこそ背中を押してくれます。そうして、主体的に行動できる姿勢が一人ひとりに備わるようにしてくれます。

小笠原 「お客様の笑顔を考えた提案なら、以前に誰も提案していなかった内容でも受け入れてもらえるんです。『あなたの提案は自分だけのもの。だから、思う存分に営業してきなさい』そう言って、先輩から背中を押してもらえています」

三井農林が関わる飲料で笑顔を浮かべるお客様のために、主体的に働くことがときには楽しくも感じられる。そんな環境で、須田、古谷野、小笠原の3名は仕事の中で大切にしたい想いも抱くようになりました。

よりお客様の立場になって。三井農林の魅力を余すことなく伝えたい

お客様の笑顔を第一に考えること。それは、お客様側から見て、三井農林をもっと良くしていこうと考えることでもあります。古谷野はECサイトの運営を通じて、三井農林の魅力を再確認し、伝えていくことをより心掛けるようになりました。

古谷野 「おいしい商品をお手ごろな価格で提供できる技術力に魅力を感じました。ただ、良いものをつくってさえいれば手に取っていただけると考えるのは売る立場の話です。なので、商品を買う立場になることを忘れずに、高品質のものが高品質だと伝わるようにすることを大事にしています」

良い商品が良いものだと伝わり、手に取ってもらえてはじめて、お客様に笑顔を届けることができます。そのための工夫は小笠原にとっても大事にしていることのひとつです。

小笠原 「お客様の生活を豊かにすることを考えながら、自分らしい提案を心掛けています。年中行事に合わせたキャンペーン提案や、紅茶とは一見関係のないデータや情報を調べて、それをもとにした販促提案もしてきました。先輩から、『今までにない目線と切り口だ』との評価をもらえて嬉しかったです。

このような今までにない提案をしていくことが、お客様の笑顔になれる瞬間をつくることにつながると思っています」

これまでの三井農林を超えて、これからの三井農林をつくっていく。それが、お客様に笑顔を届ける1歩になります。そんな歩みを一歩一歩積み重ねていく日々があるからこそ、目の前にいる取引先にとっても良いパートナーでいることを忘れません。

須田 「私自身がそうされたら嬉しいだろうと考えて、レスポンスを早くすることを心掛けるようになりました。以前は100%の回答を用意するまで返事をしないほうがいいと思っていましたが、今では50%しか用意できていない段階であっても、相手の連絡に対してすぐに回答を送り、コミュニケーションを増やしながら100%の回答をつくり上げています。

相手の立場になって取引先により信頼してもらえるような行動をとっていけたら、これまで相談されなかったことも話してもらえるかもしれません」

日々の業務を積み重ねていく経験が新たな1歩を踏み出す糧を生む──彼らはこの1年を通して、小さな経験も、達成感も、同じように体感しながら、「まず自分から踏み出す」姿勢を身につけてきました。

そうして進める1歩の先に、これからの自分と三井農林への夢を抱いて。

日東紅茶を国内ナンバーワンのブランドに育てたい。そして、いつかは世界へ

入社2年目を迎える中で、小笠原が描く夢は日東紅茶への愛そのものといえるのかもしれません。

小笠原 「私は日東紅茶の知名度をもっと高めたいと思っています。これは入社当初から変わっていませんし、会社としても、これを実現することは大きな目標だと思います。そのため、まずは2020年度にティーインストラクターの資格を取得して、紅茶の魅力をいろんな人に広めたいです。そして、将来的には日東紅茶の新商品を企画する仕事にも携わりたいです」

三井農林の製品に同じく魅力を感じているからこそ、古谷野はあくまでも現状の課題を改善することに強い意識を持って今後の目標を考えていました。

古谷野 「やっぱり良い技術と商品を持っているので、それをちゃんと伝えていくことをこれからも続けていきたいです。そして、ECサイトの運営をしながら、イチからやり方を築いていく体験もしていきたいと思っています」

会社の成長と自己成長をかねて、将来への意欲を持つことは須田も変わりません。須田の場合、それらに日本の食文化を重ねた夢を抱いています。

須田 「入社したころから、日本の食文化を世界に届けたいと思っていました。紅茶には和紅茶という日本ならではの紅茶があって、三井農林にはお茶にまつわるさまざまな製品もあります。原料茶葉の営業を続けていった先で、それらの日本商品を海外に届けることにもチャレンジしたいです」

いつかは世界へと続く道を描ける日々がここにはある。3名が1年で経験した成長と飛躍の物語には、お客様に笑顔を届ける日々の仕事の積み重ねと、その先にある世界中の人々を幸せにできる可能性が詰まっていました。

その想いを胸に、これからも「まず自分から踏み出す」彼らの仕事が三井農林で羽ばたいていきます。いつか海を越える、そのときまで。