念願のマネージャー職となった彼女が身につけたのは「自分を変え、見つめなおす」技術

「27歳の誕生日までにマネージャー職になる!」――ノートに記した願いを実現させた後も着実なキャリアを歩みつづける同村里沙。チームメンバーからの信頼も厚く、社内で最も注目される若手営業リーダーのひとりです。中途入社3年目、東京支社で奮闘中の彼女の、チームづくりにかける想い、仕事観を紹介します。
  • eight

大手外資企業から転職 決め手は、感極まるほどの「組織愛」

Cc216140a3b0892c3818610555463ba84177f90e
▲東京SS事業部 マネージャー 同村里沙

2016年4月、大手外資企業から株式会社MJE(以下、MJE)に転職した同村。希望していたのは、成果が認められやすい“ベンチャー企業の営業職” “成果主義の組織”。この2つを満たしていたことに加え、当時の社名(グッドライフOS)のポジティブな響きに引かれたのが、応募の動機でした。

同村 「一次面接で、社名以上に熱量の高い会社なんだと知りました。面接官は基盤事業であるオフィスソリューション事業部のトップだったのですが、発せられる言葉の端々から会社や社員への愛が感じられて……実は、感極まって泣き出してしまったんです。
新卒で入社した外資では、組織よりも個人の売上が重視されていたので、そのギャップにも驚いて」

その後おこなわれた二次面接で即内定が決まり、入社。看板型自販機「bord station」を中心とした施策で、店舗の収益アップをサポートするストアソリューション事業部に配属され、イチから営業経験を積みました。

同村 「面接での印象は入社後も変わりませんでした。
当時、社員数は約 200名、配属された営業チームは約 20名。決して小さな組織ではないのに、上長をはじめ、同僚が『困ったことはない?』『できることはない?』とまめに声をかけてくれたんです。そのあたたかさに触れる度に、この会社に転職して本当によかったと感じました」

ずっと望んでいた営業職に就けた喜び、そして企業文化とのマッチが功を奏し、好成績を上げつづけた同村。サブマネージャーに昇格した2年目には東京支社へと異動し、新規事業の立ち上げに携わりました。

そして迎えた3年目。東京支社ストアソリューション事業部の営業チームのマネージャーを一任されることとなりました。自らに課していた「27歳の誕生日までにマネージャー職に」という目標が、見事達成した瞬間でした。

自分が変わらなければ、相手を動かせない

63856863c55201006a82875e0e72a57491430bd3
▲現在の同村のお手本となっているのが信頼をよせる木村仁美(右)

同村がチームリーダーとなって、もうすぐ1年。女性5人でスタートしたチームは、2019年現在、男性を含む7人となりました。今では役職が板についてきた彼女ですが、就いた当初は個人プレーとチームプレーの違いを実感し、ひとり苦しんだと言います。

同村 「思い返せば、部活動などでチームプレーをした経験がわたしには一切なかったんですよね。個人だったらすぐにコントロールできることが、チーム単位になるとできない。
性格や考えは人それぞれなので、足並みがそろわないのは当然のことなのですが、ついもどかしさを感じてしまって。『一体どうすればいいんだろう』と頭を抱える毎日でした」

実際、個人の成果も出しながら、部下の育成もするプレイングマネージャーとしての日常は、非常にハード。そのかたわらで「本当に協調性がなくて、何でもひとりでやっちゃうタイプだよね」と笑いながらも、陰でしっかりサポートしているのが上長のSS事業部 東京支店 マネージャー 木村仁美 です。

会議室で、時に居酒屋で。木村に的確なアドバイスをもらいつつ、試行錯誤しながら行動するなかで同村は転換点を迎えます。

同村 「『自分が変わらなければ、相手を動かせない』ということにふと気づいたんです。それからですね、リーダーとしての覚悟と自覚が持てるようになったのは。
まず『とにかく、何があっても明るくいる』ことを決めました。
これは、木村の “背中 ” を見て、学んだことなんですが、たとえ失注しても売上が予算に届かなかったとしても、リーダーに明るさがあれば、メンバーは救われるし、明日への活力が湧くんです。
2つめは『常に走りつづける自分を見せる』。プレイングマネージャーとして、自分自身が手を抜かず、売上に向かって頑張ることが、メンバーを引っ張る一番の方法だと考えました」

そして3つめに『それまで課員に言えなかった本音を、できるだけ伝えていく』ことを決めた同村。この決断が、チームの方向性を大きく変えたのです。

「本音を伝える力」と「自分を見つめなおす目」がパフォーマンスを上げる

582c9cfc2b8e5c8f30f1ab5883e8d0cd1b842a88
▲普段から自分の考えをチームにきちんと伝えることで徐々に変化を実感

チームを持った当初、同村は“自分がしっかりしなきゃ” “みんなのお手本にならなきゃ”という思いが強く、メンバーには自身の考えをほとんど伝えずにいました。

同村 「いつからか『同村さんの考えていることがわからない』という声が、耳に入るようになって。
そこで思い切って、思いや不安、弱音まで、すべて彼らに吐き出すようにしてみたんです。といっても、自分自身をすぐに変えることはむずかしくて、いまだに全体の 7割 ぐらいしか話せていませんが(笑)。
でも、それ以降、メンバーたちの態度も徐々に変わってきて、効率的に業務をこなせるチームになりつつあるのかなと感じています。お互い、本音ベースで話しつつ、支え合うようになった結果、無駄な回り道をしなくなったのかなと思います」

同村のチームづくりは社内でも評価され、リーダーになってから半年で、社員投票によって決められる『アクター・オブ・MJE賞』を受賞するほど。そんな同村が、自己研鑽のために実行しているのが、多角的に「自分を見つめなおす」ことです。

同村 「まず、積極的に外部セミナーや異業者交流会に参加して、社外の人との接点を持つ機会を増やしています。想像もできなかった思考や意識に触れることによって、自分自身の今の立ち位置、リーダーとして足りないところなどを俯瞰できるんです。
そのほかにもアウトプットの重要性を感じて、自分の思いや気づきを 1冊のノートに書き出し、それを見直すことも続けています。そのときどきの考え方、思考回路を振り返るためのいわば自分自身の『取り扱い説明書』。悩んだ時には引っ張り出して読み返し、そこから突破口を見つけるようにしています」

パフォーマンスやマネジメント力を上げるためなら、どんな努力も惜しまない。そんな同村の成長意欲は、一体どこからきているのでしょうか。

今日より明日、明日より明後日の自分に成長を感じていたい

Afecfeeaebda830efd79e8d4b6b0da514793c514
▲自分のためだけでなく、チームがあるからこそ、もっと成長したいと思える

企業における女性の活躍。その注目度が年々増す一方で「マネジメント職になりたくない」という女性の声もあるのが事実。そんななかで、同村は「できるだけ早く昇格したい」と明言します。

同村 「かつて在籍していた外資企業の女性管理職比率は約 80%でした。それに比べて MJEはまだまだ低い。男女比は変わらなかったので、違和感は入社当時からありました。上長の木村と共に女性管理職を増やすための “けん引役 ” になりたい気持ちはあります。
個人的な話で言うと、今日より明日、明日より明後日の自分に成長を感じていたい。常に成長実感を持っていたいタイプなんです。そうでないと、自分自身が嫌いになってしまう」

加えて、昨年結婚したことで、仕事観にも少し変化が生まれたという同村。

「work hard,Play SUPER hard!!」――仕事もプライベートも存分に楽しむのが、同村のモットー。しかし、まだまだプレイングマネージャーとして悩む日常があります。

同村 「メンバーには『こんな頼りないリーダーでごめんね。いつも私のことを助けてくれてありがとう!毎日、毎時間 笑いの絶えない楽しい時間をありがとう』と伝えたいです。チームのためにも一日も早く、的確な状況判断・短時間でパッとアドバイスができるリーダーになりたいですね」

面接で、組織愛に触れることから始まった同村のMJEでのストーリー。彼女のチームづくりにかける想いは、今後も伝熱性を帯びて、会社全体をホットに包み込むことでしょう。

関連ストーリー

注目ストーリー