48時間1本勝負の“弾丸トラベル採用”!——台湾人採用に乗り出す日系企業に迫る

海外10カ国20拠点に展開している株式会社ネオキャリア。日本国内における“人材不足”の影響により、外国人採用は年々ニーズが高まっています。今回は、我々が提供している外国人採用サービスをご紹介し、外国人採用のリアルな取り組みをご紹介をしたいと思います。
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「人材不足の解消」ではない! 国内企業がグローバル採用を推進するワケ

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▲クロスボーダーの人材紹介にも対応できます

2017年現在、グローバル展開を進める企業のあいだで、これまで以上に外国人採用への関心が高まっています。

アジア開発銀行(ADB)の2050年までのアジア経済を展望する報告書によると、中国やインドが順調に成長を続けた場合、世界総生産(GDP)にしめるアジアの割合は現在の27%から52%まで拡大するとされ、日本は現在の約9%から3%程度に低下するそうです。

世界の視線はすでにアジアに向いており、この国際競争に勝つためにも、日本企業のグローバル進出は必須条件となっているのです。

2015年に行われた株式会社ディスコの調査によると、日系企業が外国人留学生を採用する目的として「1位:優秀な人材を確保するため(理系68.1%、文系73.2%)」「2位:外国人としての感性・国際感覚等の強みを発揮してもらうため(理系46.3%、文系43.9%)」とされています。

この結果から、これまで重要視されてきた「日本人の人材不足」の数的補てんを目的とした採用は7位と、採用市場自体も大きく変化していることがわかります。安い人件費で労働力を確保するため、日本人採用だけではまかなえない人員数を集めるためといった、旧来の目的とは大きく変わってきているのです。

大手企業では、海外現地に「これから日本で働くための学校」の設立を進めるところも出てきており、大規模な外国人採用の準備が各地で着々と進んでいます。

語学スキルを身につける土壌がある、台湾人採用が注目を集めている

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▲Skypeを利用し、念入りなキャリア面談を実施

そのようななか、アジアでもとりわけ注目を集めている国が、台湾です。

台湾は、親日国であるため日系企業へのマッチング度合いが高く、かつ勤勉な人材が多いと言われています。また、満19歳以上の男性は徴兵に出なければならず、体力や忍耐力など、ビジネスにおける基礎体力や、覚悟が身についた状態で社会へ出ていくため、日本の企業から高い評価を得ているのです。

忍耐力や覚悟——。上記の調査結果にもある「外国人としての感性・国際感覚等の強みを発揮してもらう」ことがまさにこれに当たります。

また、台湾人の語学力の高さにも注目が集まっています。台湾では国家予算に占める教育費が高く、小学2年生から英語の授業を取り入れられるケースがあるのです。観光産業が主要産業のひとつとなっている台湾は、国をあげて英語力の強化に力を入れています。

驚くのはまだ早いです。彼ら台湾人は、英語のスキルだけでなく、日本語のスキルもあわせもっています。

台湾教育部(教育省)がまとめた統計によると、日本の高校に相当する高級中学で、2016年時点で第二外国語に日本語を選択した生徒は3万人近くにのぼり、過去10年で5割増えています。日本語を選択する生徒が増えている背景には、日本旅行者の増加や、台湾の若者が日本のドラマやアニメーション、ゲーム、雑誌などを好んでいることが考えられるでしょう。

このような背景から、私たちネオキャリアでは、2016年10月から台湾人の若年採用支援事業を開始しました。

事業内容は、現地での母集団形成から、集団・個別面談の設定、セミナー開催の代行などを一貫して行うというもの。また、内定後は入社までのVISA申請や住居の手配、区役所での住民登録への同行など、実際に働きはじめるまでの作業をサポートします。

この事業のカギを握るのが、当社の日本人カウンセラーが行うキャリア面談です。

全ての候補者とオンラインで2~3回の面接対策を実施し、日本特有のビジネスマナーなどを教えつつ、セミナー開催に向けて厳しいスクリーニングを行っていく。台湾人のSNS利用が極めて高いことから、LINEなどのツールを利用し、少しでも求職者が選考にのぞみやすい環境を提供することもこのサービスのポイントです。

1泊2日の弾丸トラベル採用を敢行!

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▲台湾での企業セミナーの様子

また、セミナーでは企業の担当者様に直接現地までお越しいただく1泊2日の面接弾丸ツアーを開催しています。実際に企業の社長や人事担当者が会場で面接を行い、その場で内定を出していくーー。その“超過密スケジュール”ともいえるツアーの実態を、現場の臨場感とともにお伝えします。

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▼1日目:
企業担当者や社長とともに現地の案内を簡単に行ったあと、翌日のイベント会場へ向かい、翌日の本選考に向け、求める人物像や採用イベントの最終的なすり合わせを行う。

事前に参加する学生の情報も把握できているため、学生一人ひとりをこと細かに確認し、翌日の即日内定にそなえる。気づけば時計の針はすでに0時を回っている。

▼2日目:
2日目イベント当日。スーツに身をまとった若者たちは会場へと進む。みな緊張している。それもそのはず。今日という1日によって、これから先の人生が決まると言っても過言ではない。午前中に改めて会社の概要説明を行い、その後すぐに面接会へと進む。

面接はあわせて2回行われ、通過した学生のみが別室に案内され、次の試験にのぞむ。そして、見事全選考を通過すると、このあとの「内定授与式」に参加することができるのだ。

▼内定後に待っている、10~20年前の日本を彷彿させる風景
ツアーの目玉のひとつが「日本風飲み会&カラオケ大会」だ。内定授与式のあとには、サプライズも含めてこの飲み会が行われる。

内定を勝ち取ったメンバーに限り、参加権が与えられるこの会。最初は若干緊張感もあり学生も身構えてしまうが、1時間もすれば酔いがほどよくまわり、その場はカラオケ大会へと様変わり。ここぞとばかりに盛り上げりを見せる。

ここ台湾では一気飲みのコールが流行っているようで、その場にいるだけで一昔前の日本を思わせるような光景が見られる。もちろん、お酒はほどほどに。わずか1日の採用イベントであるにも関わらず、まる1日をともに過ごすことによって、強い絆が生み出されるのだ。

日本語しか話せない日本人は時代遅れ?

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▲私たちがサポートいたします!(ネオキャリアグループ台湾現地法人のスタッフ)

参加企業様の多くが、1回のイベントで2~3名の採用を目標にお越しいただいているのですが、その効果は高く、目標の2倍もの人材採用を成功させて、満足気に日本へ帰国されていきます。

イベントに参加した企業様からは、「バイタリティがあり、母国語だけでなく日本語も英語も話せる台湾人の採用には期待が高まる」というお声をもらっています。

優秀な人材であれば、もはやそこに国境は関係なく、企業の未来を想像した際に「会社の未来にあった人材か」が最も重要視されるポイントだということでしょう。

2017年現在、REERACOENグループでは、第一弾として台湾人の採用支援を行っておりますが、今後は韓国、香港、ベトナムなどでも事業を展開していく予定です。

人員不足をおぎなうだけでなく、今後アジアへのビジネス展開へ向けて、もはや、外国人採用はスタンダードとなっています。むしろ、逆に外国人採用を行うことが、日本において新たな突破口になるのではないでしょうか。

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※REERACOENグループについて※

親会社に人材サービス会社のネオキャリアを持つREERACOEN。2013年より海外転換を進めてきており、今年2017年で4年目を迎え、グループ全体では10カ国20拠点に展開している。基本的には、現地にてローカル人材のご紹介をする人材紹介ビジネスをメインとしている。その他、ベトナム・フィリピンではBPO・RPOビジネスの展開や、またベトナムでは、現地にシステム開発拠点を構え、オフショア開発として自社サービスの開発や、お客様のシステム開発を手がける。

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