メタップスで事業統括責任者を務めた人材は、なぜ 「NET jinzai bank」 を選んだのか?

株式会社メタップスで事業統括責任者を務めた恒田有希子。東証マザーズ上場の2年前に入り、不屈の精神で、上場承認を得るための売上数値を作り続けた。間違いなく上場の立役者のひとりだ。だが上場後、その熱量を持て余している自分に気づく。次の挑戦先として選んだのがNET jinzai bankだった。
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試用期間を8回延長の末、メタップスへ。スタートアップが起こす奇跡を体感

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恒田を語るうえで、前職のメタップスの存在は欠かせない。今の恒田がある原点だからだ。「1カ月の試用期間を7回も延長して、やっと入社を許されたんです」と恒田は振り返る。

その後の活躍からは想像できないが、当時は業界経験ゼロ、営業経験ゼロ。メタップスCEOの佐藤航陽氏のブログに魅了され、「この人の下で働きたい」という一念のみで直接アプローチして面接にこぎつけるも、「あなたの価値がわからない」と言われ、自分独自の価値を発揮すべく挑んだ試用期間だった。価値を発揮できないまま、もがき続ける日々……。

ところが転機は突然やってきた。

「ちょっとした手違いがあって、とあるコンペに呼ばれたことがあったのです。頑張ったんですけど、その提案自体は箸にも棒にもかからないレベルだったんですが、先方様に『すごく頑張ったことは伝わりました』と言われ、なんと他の案件をチャンスにもらえました」(恒田)
当時、メディア事業が主力だったメタップスだが、恒田が獲得したのは広告代理店事業の案件だ。社内にノウハウがないなかで、「絶対に次につなげる」という強い思いで推進。数百万円単位で始まったそのビジネスは、結果を出し続けることでどんどん拡大し、最終的には億単位に拡大した。

この成功が、図らずもメタップスの新たな事業を創出することになった。時は上場承認前夜。猛烈に数字を積み上げたいタイミングだ。恒田の偶然からスタートした広告代理店事業は、同社の売上規模の拡大に貢献するものとして注目を集め、大きくスケールすることになる。もちろんそこには、恒田の不断の努力があった。

「最初の1年は下積み、2年目は、上場に向けて売上数値を作ることにコミットし続けました」(恒田)
恒田は当時の努力ゆえになしえた数々の成果と、仲間と共に得たこの上ない高揚感を振り返る。

経験の延長上にある道を提案したヘッドハンターたち。志水だけは違った

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ところがひとつの目標であった上場を果たした後、恒田は立ち止まった。

「上場後は成長から成熟にフェーズが移り、広告代理店事業も規模の拡大から利益率の拡大にシフト。誰もができる形に効率化することが求められるようになりました。効率的なマネジメントなら、私よりも得意な人がいます。大きくなった会社には大きな会社のやるべきことがあるのだと思いました。でも私が熱中でき、力を発揮できるのはアーリーステージ。ならば私は、ここを離れようと思ったのです」(恒田)
メタップスで成果を出し続けた恒田を、周りが放っておくはずがない。恒田自身も「営業としてなら何でも売れる」という自信を持っていた。新たな活躍の場を探しはじめると、幾人ものヘッドハンターたちが接触してきた。

「それまでは、『この人と一緒に』、あるいは『この人のために』仕事をしたいという思いだったので、自分のキャリアを考えたことがありませんでした」(恒田)
それでも「ヘッドハンターとはどんな価値を提供してくれるのか」という興味から、彼らに会うことにした。だが彼らからの提案は、恒田のこれまでの経験の延長として、「貴方にはこんな道がありますよ」というものばかりだった。

そのような中、NET jinzai bankの志水だけはまったく違う視点を示した。

「志水は、スタートアップという市場がどれだけ可能性があるか、スタートアップがいかに新しい価値とお金を生み出すかを話し、そして『貴方はそこで何をしますか』と私に問いかけたのです」(恒田)
それは恒田の心に刺さった。そして志水は、たたみかけるように「人が好きで、スタートアップが好きな貴方は、NET jinzai bankに向いている」とも。キャリアの延長上で考えると意外なこの提案も、恒田の「志」から考えるとしっくりと腹に落ちた。

「誰かのためにではなく、はじめて『なぜ私はやるか』と考えたんです。特定のお客様ではなく、すべてのスタートアップの会社に、さらに言えば日本の発展に私の価値を提供できると思いました」(恒田)

最速で奇跡のマッチングを実現。会社の成長に欠かせない人材を求めて

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次の挑戦を、NET jinzai bankのキャリアコンサルタントとしてスタートした恒田。まだ入社して日は浅いが、毎日が実に刺激的だという。優秀な個人と会い、会いたいスタートアップ企業にも自分から会いに行く。

「通常は『どんな人がほしいですか』と聞くのかもしれませんが、NET jinzai bankでは、この会社がどこに行きたいのか、どうありたいのかを聞く。私自身、スタートアップにいたので、どこに課題があるのかが見えます。このようなヒアリングを通して、心から『この会社は行ける』『応援したい』と思った会社なら、この会社に必要な人材との出会いを絶対に私が実現したいんです」(恒田)
大企業と違って、スタートアップ企業が求めるのは、その企業のスケールに絶対欠くことのできないたったひとりの人材だ。入社して約2週間で、恒田は早速、そんな奇跡のマッチングを実現した。NET jinzai bankでも最速記録だった。

「その会社は、NET jinzai bankに入る前から知っていた会社で、創業者は若い方ですが、近年稀に見る起業家だと感じていました。この会社に合うと信じた人に声をかけ、『私が、なぜその会社を素晴らしいと思っているのか』を、懸命にプレゼンしました」(恒田)
結果は、会ったその日に双方が意気投合し、入社が決まった。その後も双方から、「非常に良かった」と聞いているという。

「ビジネスとしてみれば、スタートアップの一社一社に対して、『この会社を絶対に勝たせよう』と執着することは合理的ではない」――それが、これまでにどん欲に向き合ってきた恒田の率直な感想である。だが、義と信念をもってそれをやるのがNET jinzai bankだ。そしてそれは、恒田がやりたかったこととも一致する。

世界的スタートアップも身近に感じる。次はこの手で、世界で戦う会社を創る

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スタートアップ企業を支援するのがNET jinzai bankのスタンス。恒田は、それが個人の幸せにもつながると確信している。

「成熟期の企業は、人に投資しません。今あるものを維持することに注力し、チャレンジは自助努力に委ねられます。一方で、成長企業は人に投資し、チャレンジさせてくれます。急成長企業に身を置いたほうが人は成長し、幸せになれると信じています」(恒田)
その思いを説き、共感を得て、個人と企業のたったひとつの出会いを創る。それが恒田のミッションだ。

たとえば、NET jinzai bankも人材面で支援した株式会社メルカリ。フリマアプリ『メルカリ』で急成長しているが、恒田は、創業直後の同社を訪ねたことがある。

「雑居ビルの中のシェアオフィスにあったメルカリが、3年でこんな素晴らしい会社になったのです。この仕事をするようになって、Uberなどの世界的スタートアップも身近に感じられるようになりました。まさに私たちが日本から、そのような世界で戦える会社を創るのです」(恒田)
そして何よりも恒田にとっては、この思いを共有する仲間たちの存在が貴重だ。

「これだけの大きなミッションに対して、全員が本気という会社は珍しい。多くの会社はコアなメンバー数名が本気で、後はそこについていくフォロワーたちです。でもNET jinzai bankは全員が、ミッションを実現するにはどうするかと考えている。それが魅力だし、この疾走感が本当に楽しい」(恒田)
NET jinzai bankは恒田にとって、そのあり余る熱量を存分にぶつけられる会社だったのだ。

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