スポーツビジネスに革命を!ookamiの代表が描く 理想のチームの姿

スポーツの感動体験をリアルに、ライブ感とともに楽しめるアプリ「Player!」を展開する株式会社ookami。2014年4月に創業したスタートアップ企業です。代表取締役社長の尾形太陽が、起業家としての情熱やスポーツビジネスの可能性、そして社名に込められた理想のチームへの想いを語りました。
  • eight

スポーツビジネスの新地平――独自の路線をひた走る「Player!」

6ae4aecab4e3a67739e2bc053a1042bd46e9ec60
▲株式会社ookami 代表取締役 尾形 太陽

好きなものは、たくさんあります。

スポーツビジネスが好き、自由が好き、動物が好きで狼が大好き――。

自分のなかの“好き”を突き詰めて追い求めていった結果、株式会社ookamiができました。

2014年4月に創業し、主軸事業はスポーツエンタテイメントアプリ「Player!」です。

Player!は、あらゆるスポーツの感動を体感できるスマートフォンアプリです。試合の最も盛り上がる瞬間を通知してくれるだけでなく、ライブチャットやライブデータによって臨場感や感動を共有できます。

さらに、Player!は使えば使うほどユーザーの関心を学習し、「その人が欲しい瞬間」の情報提供を実現していきます。

Player!があれば、スマートフォンを通じてスポーツの感動や熱狂をより身近に楽しめるようになります。Player!はスタジアムやテレビに続く“第三のスポーツエンタテイメント”を提案します。

従来のスポーツ観戦と言えば、野球やサッカー、バスケットボールなどのメジャースポーツが中心でした。

一方、Player!は独自の運営ノウハウによって、マイナースポーツ(アマチュア、ローカル、学生などを含む)を幅広くカバーしており、取扱競技数も40種を超えています。

2018年11月現在は、リアルタイムで年間13,000試合を超える試合の速報をお届けしています。このように、メジャースポーツと比べて、圧倒的に情報が不足しているマイナースポーツに重きをおき、情報発信しているのがPlayer!の最大の特徴です。

サービス開始から数年、今では数百万人単位のユーザーへのリーチに至りました。その半分以上はミレニアル世代と言われる若年層であり、彼ら、彼女らが極めて熱量の高いコミュニティーを形成しています。従来のスポーツメディアとは一線を画す独自路線を拓けていると自負しています。

新たな着眼点、新たなテクノロジーから、新たな支持層を得て新たな道のりを行くPlayer!。チームやリーグの公式ホームページやSNSなどとも連動し、ファン獲得につながるデジタルマーケティングや広報活動のサポートといった事業展開にもつながっています。

Player!というプロダクトのユニークさを最大限いかし、スポーツ界にないと困る新しいサービスやビジネスモデルを生み出していく――。

それこそが、ookamiの進む道です。

狼のごとく、戦略的に走りだせ。仲間とともに夢を見つめて

86e5eb4cb9b5ecbfda191bb0555a41800b71e04e
▲学生時代にインドを訪れた尾形

私にとってookamiは、2つ目の事業です。初めて起業したのは学生時代のことで、その時はレジャー事業を展開しました。

10歳から20歳まではとにかくサッカーに打ち込んでいました。選手も指導者も経験しましたが、事業家として、このさき何十年と続く人生をかけて挑む価値がある「スポーツビジネス」に関わることは決めていました。

それともうひとつ、自由に生きたかったから。自由に生きたい、好きなことで社会の進歩につながることをし続けたいという想いに対し、最もふさわしい答えが僕にとっては起業だったんです。

仲間と挑戦した学生時の1度目の事業もとても楽しかったのですが、その事業に人生をかける勇気がまだありませんでした。

そこで、私は事業家として最も尊敬しているソフトバンク社の孫正義社長のつくった事業と組織を見てみたいと思い、ソフトバンクへと入社しました。

しかし、結局1年を待たずに退職。自ら早く事業を立ち上げないと、孫さんを超えることはできない。成功するためには、できるだけ早く失敗をするべきだ、と思ってしまったんです。

自分の目指す道を行くには、自分の足で歩きはじめるしかないのですから。

私は、一度は道を分かつことを決めた学生時の仲間たちともう一度事業に挑戦することを決めました。それぞれが自己研鑽を積み、成長という力を手に、もう一度同じ夢を描くことになったのです。

次は、スポーツの世界に革命を起こしたいーー。

そんな共通の思いを持ったメンバーで、スポーツビジネスという新しいフィールドで――。

ちなみに、ookamiという社名には、私のありったけの夢と組織への想いを込めました。

狼は10頭前後の社会的な群れで生息し、戦略的に狩りを行う習性を備えています。そして、環境に合わせて毛の色や長さや形を変化させて生存してきました。その場所に最適化した状態に自らを変化させて、世界中の大陸に生息しています。

賢く、誇り高く、でも泥くさく狩りも行なう狼のように、少数精鋭の家族的で、戦略的な組織でスポーツビジネスの可能性を拓いていこう。それを世界で。

ookamiという社名は、自分たちのスタイルの宣言であり、道しるべでもあるのです。

熱意がアスリートの心を動かした。人との出会いから可能性は広がる

1d3c91598e96c36244cdfe8a379b9458f6b60815
▲創業当時のookamiのメンバー

ookamiの立ち上げを具体化しようとしたとき、私たちが持っていたのは「情報革命のもとスポーツビジネスに挑戦したい」という想いだけでした。

スポーツ界に対する影響力や信頼、ネットワークなどはまったくない状態。だからこそ、まずはその力を持つ仲間が必要だったのです。

そこで、私はベンチャービジネスに興味を持ってもらえそうなトップアスリートへのコンタクトを試みました。

それが、元陸上競技選手・為末大さん。3度にわたりオリンピック出場経験があり、世界大会でメダル獲得経験もある為末さんは、スポーツ界における大きな影響力と同時に社会的発信力もお持ちです。

「とにかくお会いして事業の話をしたい」と何度も接触を図り、半年近くかかって初めてお会いすることができました。

その時の自分にできたのは、ただビジョンを語ることだけ。確固たる組織もリリースしたプロダクトもないままに、ビジョンや展望からディスカッションを交わしました。

謎の若者の熱弁にも為末さんは真摯に耳を傾けてくださいました。ookamiに最初の投資と社会的信用、自信と励みを与えてくれた大恩人が為末大さんです。

それはまさしく、ookamiという持たざる会社にとってはエンジェル登場の瞬間でした。

私は、ビジネスにおけるエポックは“人との出会い”にこそあると思っています。創業メンバーとの出会い、そして為末さんとの出会いが、ookamiの行く道を決定づけた大きな転機となりました。

ookamiでは“チーム”のあり方にもこだわりを持ち、大切にしたい考え方があります。

保守的なスポーツ界に新しい価値を生み出していくための力を生み出す源泉は、常識を疑って挑戦をできる組織の結束があってこそ生まれるはず。

その想いを具体化していった結果、いわゆるIT企業とは一線を画すオフィススタイル、コミュニケーションスタイルの確立へとつながっていきました。

共創の空気感を育みながら――ookamiの目指す理想のチームづくり

Dc8c04ebbac8324e74d40eda3517d7ad40f50182
▲2017年11月に移転した先は世田谷羽根木の一軒家

では、ookamiが理想とするチームとは、どんなものか。

まずは、若さを強みにできるチームであること。2018年11月の時点で、社員は全員が20代です。年齢的な若さだけでなく、挑戦心という若さを武器に、新しいことにチャレンジしようとする情熱と才能を秘めた顔ぶれがそろっています。

スポーツ界は、非常に長い歴史のもとに成り立つ業界です。たくさんの常識や慣習があるなかで、固定観念にとらわれていては、新しい価値を生み出すことはできない。スタートアップとして創業した意味もない。

だからこそ、ookamiは「Challenge the status quo - 常識を疑おう」「Build together - 共に築こう」「Made with care - 深く追求しよう」という、3つのバリュー、存在価値をチーム内で定めています。

とにかく常識の打破に挑み、チームでチャレンジしていこうという姿勢や、メンバーはもちろん、株主も、パートナーも、ユーザーも巻き込んだ、オオカミのような、共創の姿勢を大切にしたいと考えています。

また、テクノロジーの活用も重要なポイントです。最新鋭の情報技術を使い、デザインのクオリティも深く追求しています。

失敗を恐れず行動するチャレンジと、それでも質を追求する姿勢のバランスを取ること。それを、チーム全体で考えながら具現化していくことは、これからもチームの軸としてぶらさずにいきたいと思います。

ookamiは東京都世田谷区のある一軒家をオフィスとしています。

必ずしも都心に近いだけが、オフィスの価値ではありません。丁寧にコミュニケーションを交わしながら、日々の事業をまい進していく、今までにないオフィス環境を目指していきたいと考えました。

考えた末、たどり着いたのが、今の世田谷のオフィスです。オフィス探しで特にこだわったのがキッチンやコミュニティスペースがあること。誰でも自由に使えるので、まるで一つの家に住まう家族や友人のように近しい距離感があります。

今、日本では一人ひとりに合わせた多様な働き方が求められています。ookamiの制度でも、リモートワークは用意しており、個々人がより生産的な働き方を実現できる環境を整えています。でも、やっぱり一緒に働く仲間とはできるだけ一緒にいたいものです。物理的な空間や距離感によって、相手を想う気持ちが育まれていきますから。

ookamiの事業は、プロダクト・コンテンツ・マーケティングのチーム、戦略が一体にならなければ、決してうまく回っていきません。

チームスポーツのように、「仲間のために頑張ろう」「あいつにこそ頑張ってほしい」という想いは、事業を進める大きな力にもなります。そのためにも、同じ時間や空気を共有しながら働ける環境を大切にしたい。そのような思いから、オフィス環境には強いこだわりを持っています。

ookamiの挑戦はまだはじまったばかり。スポーツ界になくてはならないサービスに。スポーツビジネスの世界に革命を起こし続けていきます。

関連ストーリー

注目ストーリー