スポーツを通じて、ひとつの笑顔を世界へ!CTOが追い続けるエンジニアライフ

ookamiのCTO(最高技術責任者)中村文哉は、エンジニアたちをリードする立場として日々奮闘しています。そんな中村も、かつてはC言語も知らない普通の大学生でした。独学でプログラミングを学び留学を経て、代表の尾形と出会った中村が、現在ookamiで担うミッション、そして叶えたい夢とは?
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独学でプログラミングを学び、その手で掴み取った天職

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▲学生時代の仲間とビジネスコンテストで表彰された様子

私がエンジニアを目指したきっかけは、大学1年生の時に「iPhoneはどのようにつくられているのだろうか」と興味を持ったことでした。そこからエンジニアのブログを読み、「C言語さえ知らないあなたへ」というような本を買って、1カ月間集中して独学で学びました。

エンジニア活動に注力するため、3年生で休学。ワーキングホリデービザを取って、5カ月間カナダのバンクーバーで生活することになったのですが、結局働かずに現地のエンジニアの人たちと交流していました(笑)。とにかく積極的にコミュニケーションを取りたかったのです。

留年した1年間は、単位を取るためにしっかり勉強。あとは、起業家を目指す東大生の学生団体に入り、ビジネスコンテストにも出場しました。コンテストで優勝したり、そのほかの賞をもらったりした際に受け取れるお金やオフィスを使って、実際にアプリをつくっていました。

そして実質5年生の時に尾形太陽と出会いました。ビジコンに一緒に出ていた学生仲間のひとりが、Softbankに就職していました。尾形はすでにSoftbankを去っていましたが、同期ということで紹介してもらったんです。私はもともと長い間サッカーをしていたので、スポーツが好きなエンジニアがいるということを知った尾形は、「一緒に挑戦しないか」と声をかけてくれたのです。

その時には「将来はエンジニアとして働いていこう」と決めていました。プログラミングは、のめり込んでもまた次にさらに面白いものが出て来ます。好奇心旺盛でありながらも飽きっぽい自分の性格にフィットしているな、とプログラミングを始めて2年足らずで感じたんです。

また、ものづくりを通じて誰かがそれを使って喜んでくれることもエンジニアの仕事の魅力でした。エンジニアは自分が作ったものを通して人々を笑顔にさせることができます。「ookamiなら大好きなエンジニアの仕事が出来る」尾形から話が来たその日に一緒に挑戦することを決めました。

「ユーザーを喜ばせたい」 創業時の想いが中村を突き動かす

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▲現在も残るookamiメンバーが映る、原宿オフィスでの懐かしい写真。

大学を卒業する25歳のときに、ookamiに取締役としてジョインしました。UZABASEの稲垣祐介さんがアドバイスをくださり、「CTO」としての採用が決まったんです。

2019年2月現在、ookamiにジョインして5年が経ちますが、もちろん苦しい時期もありました。人がやめてしまったときは悲しくもなりました。しかし、尾形、安部リョーマよしをはじめ、同じビジョンを描く仲間がいたから、ここまでやってこられたのだと思います。

最初にアプリをリリースしたとき、友達がダウンロードして喜んでくれました。そして、会ったことのないユーザーも、いいコメントをレビューとして書いてくれました。この体験は、いまでも私のモチベーションに繋がっているので、感謝したいです。

Player!は、デザインにこだわりがあるプロダクトです。エンジニア5人とデザイナー3人で構成されるチームが一丸となり、テクノロジーとデザインで「スポーツで新しい体験を届けよう」と日々挑戦しています。この仕事の醍醐味は、自分が使っていても新しい発見があること。たとえば最近では、ユーザーが、Player!をデジタル上のスポーツバーのような形で楽しんでくれていると聞いて、新たな気づきを得ることができました。

CTOとして、ookamiの3つのValueのひとつである「共に築こう」を常に意識しています。なぜなら、部門を横断しなければ解決できない問題ばかりだからです。

ookamiでは、上から降りてきたものを、エンジニアがつくるわけではありません。普段の肩書きとしては、Ruby,Swiftエンジニアですが、Web、アプリ、インフラ、サーバーサイドもすべておこなっています。各エンジニアチームをよく見て、共通の意識を持てるようにしています。エンジニアだけでなく、デザイナー、マーケティングチームやインターン生とともに協力して、ユーザーのために日々開発に励んでいます。

一人ひとりが輝ける環境をつくりたい 中村が目指すCTOの姿

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▲理想のCTOについて語る中村

いまのookamiのエンジニアが、「チームで」改善できる点はたくさんあります。一方で、各エンジニアが育ってきたな、という印象もあります。このことで、チームの状態はより頼もしくなり、さらに成長できる予感がしています。開発速度も、もっと上げていけると思っています。

エンジニアは変化の激しい仕事です。自分で問題を発見し、解決する力を身につけてほしいという気持ちがあります。技術的にキャッチアップして欲しい時は、ただ教えるのではなく、ヒントだけを与えて自分で解決してもらうようにしています。

エンジニアチームにぜひ加わって欲しいと思う人は、「チームでつくり上げることが楽しい」と思えるような人です。Player!は、エンジニアだけでつくっているサービスではありません。会社全体で一緒につくっていくものです。ユーザーに価値を届けられているのかを常に考え続け、チームでつくっていく過程を楽しめる人と働きたいなと思います。

そして、私の担うCTOの役割は、技術で方向を示すだけでなく、”繋げる”ことだと思っています。「社内と社外」「デザインとエンジニア」など、さまざまな関係を円滑にする架け橋のようなCTOを目指しています。技術面以外でも、一人ひとりが高みを目指していくための活力としての存在になりたいですね。

常に刺激的な場所へ インスピレーションは日常から沸き起こる

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▲アメリカでもボルダリングを楽しむ中村

私が一番好きなookamiのValueに、「常識を疑おう」があります。スポーツ業界には、まだまだ可能性が広がっています。いまの当たり前を疑い、新しいことに挑戦することが大事だと思っています。これまでのookamiの歴史も、挑戦の連続でした。挑戦をしていなかったら、ここまで人も増えていないはずです。

私はとにかく”エクストリーム”なことが好きです。福岡から東京へ上京したことも含め、常に違う環境に飛び込んできた経験が、いまの自分につながっていると思っています。ookamiに入ってからも、できるだけ海外に行くようにしています。最近では、チェコのカンファレンスに参加して来ました。海外での経験からは、いつでも刺激を受けることができます。英語を学ぶことはエンジニアスキルにも直結していますし、異文化との交流は、これから経験する新しいことへの衝撃を減らしてくれます。

バンクーバーでの経験から、最終的にはエンジニアとして、大きく文化が違うところで働いてみたいと考えています。ookamiはこれから世界進出していく予定です。そのなかの、ひとつの支店で働かせてもらえることが本望ですね。そのためにはまず日本で、海外でもやっていけるための基盤をしっかり残しておく必要があります。

私は趣味でボルダリングの大会に出たり、海外で生活を楽しんだりしています。人って、毎日同じ生活を送ると、脳が考えなくなってくるんですよね。その点、ボルダリングは毎回違うルートを探して登っていきます。生活はすべてつながっているので、常に違う方向へ冒険してみたいんです。、そして、そのときに感じた刺激をインスピレーションに変え、Player!を通してひとつの笑顔を世界へ届けたいなと思っています。

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