目指すのはお客様の採用の成功、その本質は今後も変わらない——「PERSOL」で働く社員の本音

2017年7月より、インテリジェンスは「パーソルキャリア」として再出発します。しかしWorks事業部で働く営業の渡邊舞夕は、「自分たちの仕事の本質は変わらない」と考えています。数字を追うだけの営業マンではなく、お客様のパートナーであることを大事にしてきた、彼女のストーリーを追いました。
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第一志望ではなかった人材業界に入社を決めた、運命的な出会い

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▲渡邊に大きな影響を与えた渡邊真吾(写真右)と西村静香(写真右)

渡邊は、2014年に新卒でインテリジェンスに入社して以来、Works事業部にて、求人情報サービス「DODA」やアルバイト求人情報サービス「an」などの求人広告の法人営業を行ってきました。2017年現在は、大阪・梅田エリア担当として、個人商店から大企業まで、ジャンルも飲食やIT、金融、不動産など多種多様なお客様と関わり、信頼関係を築いています。

今でこそ、営業として安定した成績を残し続けている渡邊ですが、もともと人材業界を志望していたわけではありませんでした。そこには運命ともいえる、ひとりの社員との出会いがあったのです。

渡邊 「“人と接する仕事”を軸に就職活動をしていて、当初は金融業かサービス業に就くことを考えていました。正直なところ、人材業界は何をしているのかが見えにくく、応募はしてみたものの、第一希望ではなかったんです。

でも、インテリジェンスの面接で渡邊真吾さん(現 関西エリア第1営業部 ゼネラルマネジャー)に出会い、『仕事を人生にするな。人生の中の仕事にしなさい』と言われて。その言葉に心から共感したことが入社のきっかけになりました」

自分もこの人のようにイキイキ、楽しく働きたい——彼女は心から、そう思いました。

さらに、もうひとつ。内定が出るとすぐに、入社するか否かの決断をせまられることが多い就職活動において、渡邊がインテリジェンスの最終面接でかけられた言葉は、意外なものでした。

渡邊 「正直に、いくつか内定をいただいていることを面接官に伝えると、『あなたの人生だから時間をかけて真剣に考えてくださいね。じっくり考えた上で、僕たちを選んでくれたら僕も幸せです。最終面接まで来たということは、社員みんなが渡邊さんと働きたいと思っているということ。後悔させないように僕たちも頑張りますので』と言っていただけて。私のことをひとりの人間として考えてくれていることが伝わってきました」

仲間を大切にする環境で、尊敬する人たちと働けたら、私らしくいられるのではないか——そう考えた渡邊は、インテリジェンスで働くことを決めました。

入社前には、面接で出会った渡邊真吾が所属していたWorks事業部(旧メディアDiv.)を希望。偶然にも入社1年目から4年目まで、彼が率いるグループに配属され、営業としての基本や考え方を学ぶことになります。

苦難を乗り越え、イチ営業マンからお客様のパートナーへ

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▲社内イベントのためにお客様と撮ってもらった写真。ふたつ返事で協力いただけた

入社1年目に渡邊が掲げた目標は、“営業マンではなく、お客様のパートナーになる”。自分の担当商品を売ることよりも、お客様の採用成功にこだわりたいという強い思いを持った渡邊は、持ち前の明るさと前向きさを活かして順調に成績をあげていきました。

しかし2年目に入ると、後輩の育成担当も任され、業務の多さからキャパオーバーになることが増えていきます……。そして、一社一社のお客様にかける時間がとりにくくなっていきました。

求人情報サービス「DODA」に掲載いただいたのに、思うように応募が集まらなかったお客様から、「こんなことならお願いしなければ良かった」とまで言われてしまったこともありました。半年以上時間をかけて信頼関係を築き、はじめて発注をいただいたお客様でした。

渡邊 「せっかく他社からインテリジェンスに変えていただいたのに、採用に繋げることができませんでした。振り返ると、採用確度を高めるために原稿のブラッシュアップをしたり、お客様のフォローをマメにしたり、もっといろいろな対策ができたはずでした。でも、当時はまったく業務が追いつかず、本当に最低限の動きしかとれていなかったんです」

お客様と上辺だけの会話になり、目先の業務に追われがちに……。渡邊が目指していた営業スタイルからもどんどん離れていき、一度は転職すら考えたほどです。

そんな渡邊に救いの手を差し伸べたのはゼネラルマネジャーの渡邊真吾、そしてマネジャーの西村静香でした。

渡邊 「ふたりにサポートしてもらいながら業務を整理し、優先順位をつけて動くように仕事の進め方を変えていきました。そこではじめて、すべての業務をひとりで抱えこむことが正解ではないと気付いて。業務を切り分けて、人に任せられることはお願いできるようになりました」

チームで働く意識を持つことで、時間と心に余裕が生まれた渡邊は、少しずつ同じ部の後輩や、お客様のために時間を使えるようになっていきました。

お客様の“採用成功”のために、現在だけではなく未来も見据えたうえで何が必要かを考え、ときには担当している採用媒体以外のソリューションも提供することで、“お客様のパートナーになる”という営業スタイルに一歩ずつ近づいている手応えを、渡邊は確かに感じられるようになったのです。

社名が変わるのは寂しい……だけど、自分たちの果たすべき役割は同じ

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▲顧問紹介サービスを担当する澤村(写真右)と。お客様の課題解決にむけ作戦会議中

入社から3年がたった2017年、社名が「パーソルキャリア」に変わるという発表がありました。

渡邊「私たちはインテリジェンスを“インテ”と略して呼んでいたので、今後はそう名乗れなくなるのは寂しいですね。パーソルキャリアを略するなら、何て呼べばいいのかな……(笑)

ただ社名が変わっても、“お客様の採用成功”を目指す仕事の本質は変わりません。もともとインテリジェンスは、求人媒体のブランド力よりも営業個々人とお客様の信頼関係を強みに、仕事を受注してきた側面があります。『渡邊さんだからお願いする』と言っていただくことも多いので、ブランド名が変わっても、既存のお客様に対して大きな影響はないと思います」

とはいえ新規の営業をする際に、知名度のあったインテリジェンスの名を使えないことに対して、現場では少なからず心配の声が上がっています。しかし彼女自身は、今回の統合を前向きに捉えています。

渡邊 「お客様や知人・友人に『パーソルキャリアです』と会社名を伝えたとき、しばらくはパッとわかってもらえないでしょう。でも、パーソルというひとつのブランドのもと、グループ各社の資産を活用できるようになれば、会社としてお客様に提供できる価値は増えるはず。今後パーソルの認知度が上がった際には、よりお客様をトータルで支援しやすくなっていくのではないでしょうか」

パーソルグループのブランドスローガンは、『はたらいて、笑おう。』。渡邊はこの言葉をはじめて聞いたとき、「すっと心に馴染んだ」感覚があったといいます。

渡邊 「インテリジェンスでも、『はたらくを楽しもう』という言葉を掲げていました。『はたらいて、笑おう。」と、根本的な部分はきっと近いですよね。私の仕事が誰かの笑顔につながっている。もちろん私自身も楽しく、笑顔で働いている。そんな未来のイメージが、ありありと想像できました」

グループ内で、今までライバルとして競い合ってきたテンプスタッフとも、同じパーソルを担ぐ仲間になる——捉え方によっては、複雑な心境かもしれません。しかし「10年、20年後には、“インテ”より“パーソル”の方がしっくり来るようになるんじゃないかな」と、渡邊はどこまでも前向きです。

渡邊 「社名変更によって、もちろん大変なこともあります。しかし、仕事の中に数パーセントでも楽しみがあれば乗り越えていけるはずです。私にとって仕事の楽しみとは、採用成功につながる成果を出してお客様に喜んでもらうこと。これからも『渡邊さんのおかげで採用できたよ』『会社が良い方向に進んでいるよ』と言ってもらえる関係性を築いていきたいです」

誰もが笑顔で働けるよう、営業の新しいロールモデルを確立したい

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▲姉の結婚式で行ったスペインで記念写真。長期休暇は有給も使ってしっかり遊んでいる

社会人として、営業として、喜びも失敗も経験しながら、渡邊は2017年現在、入社5年目を迎えました。

かつては業務を抱え込みすぎてうまくできなかった後輩指導もすっかり板につき、頼りになる先輩として、後輩からも慕われています。さまざまな経験を経て、グループの視点でものごとを考えられるようになった彼女は、今ではチームメンバーを家族のような存在だと感じています。

渡邊 「なかなか数字を達成できない後輩がいたのですが、お客様のために本当にがんばっているのは知っていたので、結果が付いてきたらいいなとずっと思っていて。そうしたら、先日『ついに目標を達成しました!』とわざわざLINEで報告をくれたんです。うれしくてうれしくて、その後輩に電話をし、思わず、梅田のど真ん中で泣いてしまいました(笑)。自分のことよりも、他のみんなの成果が出ることの方がうれしいと感じられるなんて、自分でも驚いています」

自分たちの仕事の目的は求人の枠を売ることではなく、採用を成功させること——営業マンではなく、お客様のパートナーとして関わりたいと考える渡邊のところには、お客様からさまざまな相談が寄せられます。

渡邊 「お客様から、採用のことだけではなく、社内のシステム導入など専門外のことについて相談され、一緒に考えることもあります。それを『無駄』『やりすぎ』と上長や先輩たちから言われたことは一度もないですね」

お客様の話にじっくり耳を傾け、相談ごとがたとえ求人広告以外の分野であっても、一つひとつ丁寧に応えていく。そうして、渡邊はお客様との信頼関係を築いてきました。求められる役割は少しずつ変わり、今では各企業の人事部門のような立ち位置を担うことが増えてきています。

渡邊 「飲食業界のお客様の店長会議に出席して、採用についてアドバイスをしたり、他社からの採用システム提案の場に同席したりすることもあるんです。そんな動き方をしていく中で、あるお客様から『うちの人事コンサルタント』と紹介されたときはうれしかったですね」

入社時に掲げた、「営業マンではなく、お客様のパートナーになる」というあり方を、渡邊は今、実現しようとしています。そんな彼女がこれから目指すのは、営業の新しいロールモデルになることです。

渡邊 「私が渡邊真吾さんに出会ってお客様のパートナーになることを目指したように、グループの後輩にも『渡邊さんと出会ったことで考え方が変わった』と言ってもらえるような働き方をしたいと思っているんです。さらに、『仕事を人生にするな。人生の中の仕事にしなさい』という教えも体現していきたいですね」

先輩から受け取ったものを後輩にわたしていくことで、インテリジェンスの風土もまた、パーソルキャリアへと受け継がれていくのでしょう。前向きで人想いの彼女なら、新たな舞台でも自分らしい働き方を実現できるはずです。

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