エンジニア集団の現場力、自社のプロダクトを世界に届ける

ポーターズ株式会社は、人材紹介や人材派遣など人材ビジネスのためのマッチングプラットフォームをクラウドで提供しています。主力製品「HRビジネスクラウド(HRBC)」の開発チームを率いるのがマネージャーの大石光洋です。エンジニアのロールモデルである、彼のキャリアを振り返ります。
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がむしゃらな時間がすべて力になった

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▲開発責任者として、ポーターズのエンジニアを率いる大石光洋

大学は理系の大学を卒業したものの、情報処理についてはそこまで専門知識がなかったという大石。大学を卒業して1社目に入社した企業は、システムの受託開発を主に行なっている企業でした。

大石 「正直、最初は PCの電源をつけるのに、『DELL』のロゴの部分を何度も押して、『すみません、 PCの電源がつかないのですが』と質問をしていたくらいでした(笑)。
元々負けん気は強いタイプだったため、入社して最初のゴールデンウィークに ITの勉強を集中してしました。プログラミングのソースコードをとにかく書いて書いて書きまくることで、技術を徐々に身につけていくことができたんです」

現場ですぐに実践する機会があったため、着実にスキルアップしていった大石。2年目にはPMの下で大きな仕事を任せてもらえるようになり、3年目くらいからは大石自ら志願して営業も経験。その後は開発に戻り、社内のサーバー管理をするなど大石は多種多様な経験を積んでいきました。

大石 「とにかく時間を使うことでスキルアップする時期だったと思います。また、決めつけずにいろいろと挑戦したことが、エンジニアでも顧客志向の現在につながっていましたね」

ひとりから組織へ、より大きな成果を追求したい

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▲契約社員の時から社長と同じビジョンを目指せた環境に感謝している。

就職からちょうど5年経った2007年頃。エンジニアがフリーランスになることが一般化しはじめました。ちょうどその頃、大石は「家族と自然の多い千葉県館山市で暮らしたい」と思い、引っ越しを決めたのです。大石は、家族との暮らしと仕事を両立するために退職。フリーランスになりました。

フリーランスになって、1社目に選考へ進んだのがポーターズでした。決めた理由は率直にいうと、代表の西森康二に惹かれたことです。西森はポーターズが人材ビジネスのマッチングをテクノロジーで支援したい!というビジョンを面接で熱く話してくれたと言います。

大石 「もう 10年くらい前になりますが、今もその情熱はまったく変わらないですね(笑)」

また、ポーターズはメンバーをとても大切にしてくれている印象を強く受けたこともあり、大石はフリーランスとして業務委託契約を結びました。業務委託でありながら、社員と同じ扱いをしてくれることに、驚きを感じたと言います。

大石 「会社はすべての雇用形態に対して平等に接することができないことが多いのですが、当時はまだ会社が今ほど規模がなかったこともあり、社員旅行にも連れていってもらったり、仕事内容も雇用形態で変わることなく権限を委譲されたり、希望した経験を積むことができたので、その点はすごく良かったと思っています」

大石はポーターズで仕事をしていくうちに、さらなる魅力を感じるようになりました。

大石 「受託と違って、自社の製品をつくり上げていく魅力を感じていました。そして、利用するお客様の声も近い、よりお客様の期待に応えたいと思うようになりました。一方で、ポーターズのサービスが増え、海外へ積極的に展開するようになり、より良いサービスづくりのために、組織の一員として、成果にコミットしていくべきではないかという想いも強くなっていったんです」

そして、大石は2017年正式に開発マネージャーとして入社を決めました。

個性あふれるポーターズの開発チームを率いていく

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▲2017年に初めて実施したマネージャー合宿。各部を率いるマネージャーと濃いディスカッションを行なって、新しいミッションとビジョンを創り上げた。
大石 「 2018年 8月現在は HRBCの開発責任者をしています。 ポーターズには HRBCの開発チームと、その他プロダクト・社内ツールの開発をする 2つのチームに分かれているんですが、僕は前者の責任者です」

現在HRBC開発チームは11名で構成されていますが、大石は開発全体のプランニングを代表の西森、あとは開発全体の統括責任者と相談をしながら決定しています。

大石 「現在、国内のお客様のご利用用途が多岐に展開しているのと、海外マーケットのニーズもあるので、市況やお客様の声を元に開発計画を立てて実践していけるのは、自社でプロダクトを持っている強みですね」

ポーターズは社員の40%がエンジニアです。それだけ製品開発に力を入れているのは、ポーターズのような100人未満の会社では珍しいと言われます。

また、開発チームのユニークなところは、日本人は数名で、あとは外国籍のエンジニアで構成されているところ。その国籍は、韓国、タイ、中国、イギリスなど11カ国。なぜそんなに国際色豊かなのかというと、ポーターズはダイバーシティを尊重しているからです。エンジニアも優秀であればどんどん採用していく。この姿勢は、以前よりまったく変わらず、社員全体に引き継がれています。

エンジニアが多国籍で構成されている中、大石はエンジニア同士の連携に大きな力を入れています。

大石 「エンジニアの連携がうまくいくと本当にパフォーマンスが上がるんです。組織力を出し、個性を尊重しながらどうやって成果を出していくかが私の仕事ですね。 
エンジニアのメンバーは全員、日本語はビジネスレベルですので問題ないのですが、メンバー間のコミュニケーションは英語で行なわれていたりするので、『ここはどこの国か?』と思うこともあります(笑)。
ですので、英語を使って仕事をしてみたい、というエンジニアの方には良い環境なのではないかなと思っています」

フルスタックエンジニアを経て次なるリーダーを求む

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▲2018年賀詞交歓会にて、お客様の声を多く聞くことができるのもポーターズエンジニアの強み
大石 「開発チームでは、採用を積極的に行なっていますが、エンジニアはできるだけ職務領域を広げていった方が良いと個人的には思っています。
サーバーサイドだけ極める、というのも良いと思うのですが、可能であればフロントエンドやインフラなどフルスタックエンジニアを目指していただきたい。
その方がエンジニアとしては楽しいし、技術の進歩や変化が速い現在では、その柔軟な対応力もスキルのひとつではないかな、と」

また、「お客様の声をたくさん聴くことができる」 のはポーターズのエンジニアならではだと大石は言います。

大石 「僕は顧客からの声が、システム改善への最も近道でもあると思っておりまして、基本的には全エンジニアが話を聴く機会を積極的に設けるようにしています。
なので、世界中にユーザがいて、さらに多くの国で使われるサービスをエンジニアとして実現し、現場力を磨きたいエンジニアの方には是非チームにジョインしていただきたいと思っています」

そして大石は、メンバーの働く環境にも配慮していると語ります。そんな彼自身も、週の大半をリモートワークにあてています。

大石 「私の家が遠いので特別なのですが、エンジニアは働く環境が良い方が間違いなく パフォーマンスは上がると思います。
責任者なのに、マネージャーなのにリモート勤務で大丈夫なの?という声をいただくかもしれませんが、 1on1などでなんでも言える環境や信頼関係を深めることで、働きやすい環境をつくっていくことが、成果につながると信じています」

大石は、開発メンバーから次の開発のリーダーやマネージャーが育って欲しいと感じています。そうなれば大石自身も新しい刺激を求めて、新規事業に挑戦していけるのです。

大石 「世界中を相手にサービスを創り上げていける。その想いに共感できるメンバーと一緒に挑戦していきたいと思っています」

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