有名じゃない、なじみもない……それでも若者が集まる会社が大切にしていること

信販会社「プレミアファイナンシャルサービス」を主要事業会社とするプレミアグループ。信販業界では珍しい、創業9年ほどのベンチャー企業ですが、少ない採用枠を求めて毎年実に多くの若者が集まります。その理由である当社の『根底』をご紹介します。
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当社の若手社員が、口をそろえて言う言葉

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新入社員の配属式にて
クレジット累計取扱高が9年で800倍という成長を遂げながらも、決してまだ知名度が高いとは言えないプレミアグループ。特に大きな買い物の経験が少ない若者には、なじみも薄い信販会社が主軸の当社ですが、約20名ほどの新卒採用枠に対し、毎年3000人近くの応募をいただきます。――なぜ毎年そんなに若者が集まるのでしょうか。

新卒社員に「なぜこの会社に入ったのですか」と聞くと、“会社の成長性”や“風通しの良い風土”などの答えの他、必ず返ってくるのが「人の魅力」です。若手社員は、一体どんなところに魅力を感じたのでしょう。

新卒社員である馬屋原美里や寺田惇平は、就職活動中に出会った社員の熱意に驚きました。

馬屋原「就職活動中、予約してた説明会の日にバイト入れていたのを思い出して、『すみません、行けそうにないです。』って伝えたんです。そうしたら採用担当の人が『どうしても来れないですか、来て損はさせません』と、すごい熱意で。だから、そのあとのバイトがぎりぎりになりそうで……と正直に伝えました。

そうしたら、説明会会場からバイト先への行き方と所要時間を、土地勘が無いにも関わらず一生懸命調べてくれたんです。いち学生に対する熱意がすごい!と思い、こんなに熱意のある人がいる会社ってどんなところなんだろうと、自然と惹かれていきました」

また別の新卒社員も、社員の姿に惹かれました。

寺田「採用担当の人が『うちの会社良いよ、楽しいよ』っていうのはよくありますよね。でもただ面接の待ち時間にたまたま会っただけの社員の人が、学生に対して『うちの会社入った方が良いよ。これからどんどん大きくなるし、その成長味わいたくない?面白いと思うよ。』って自信たっぷりに言うんです。ここで働くのが面白くて仕方ない、そんな感じで、自分もその気持ちを味わいたいと思って入社しました」

一体なぜこのように若者を魅了する、意欲ある社員を生み出せているのでしょうか。

「やはり『バリュー』と呼ばれる、社員共通の価値観を定め、浸透させていることに理由があると考えます」と、当社代表取締役社長であり、創業者でもある柴田洋一はそう考えています。

柴田 「当社のバリューは、『強い 明るい 優しい』です。業務の推進、ひいては会社の成長において必要不可欠な要素だと考えています。会社にとって最も重要なのは『人財』です。その人財である社員全員が業務において、共通の価値観の下、同じベクトルで進むことによって、よりチームを強くできると考えます」

2017年で創業10周年を迎える当社ですが、「バリュー」は今や社員誰もが心に留め、日々意識するものとなっています。10年前、その「バリュー」がいかにして誕生したのかをご紹介します。

バリュー誕生の瞬間

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飽くなきバリューの模索がスタートした

プレミアグループの前身となる「ジー・ワンクレジットサービス」が設立された2007年、経営層がミッションを発表しました。

「世界中の人々に最高のファイナンスとサービスを提供し、豊かな社会を築き上げることに貢献します」

「常に前向きに、一生懸命プロセスを積み上げることのできる心豊かな人財を育成します」

この発表を受け、ミッションを実現できる会社とするにはどうすればよいのでしょうか――? 会社の道筋を探るべく創業メンバーたちが集まり、合宿形式で夜通し熱い議論を交わしました。

自分の夢と、ミッションの実現という会社の夢を掴み取るため、これからどう進むべきか、何が必要なのか。時に泥臭く、文字通りの“衝突”もありながら、それを一つずつ乗り越え議論を深めていきました。全員が本気でぶつかり合いました。

やはりキーワードとなったのは「人財」。

目的を達成するための諸要素の最小単位である「人」。あらゆることの起点となる「人」。
会社の成長にはひとりひとりの成長が不可欠であると考え、その「人」が成長するのに大切な要素とは何かを探求しました。そうして出た答えが「強い 明るい 優しい」でした。

平易な言葉だからこそ、深い意味があり、あらゆる局面で重要になる要素だと考えたのです。

最後は満場一致で決定し、みな会社の未来への期待に胸を膨らませました。

やっとの思いで誕生したバリュー。次なる課題は社員への「浸透」。

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バリュー決定後初の「バリュー浸透」研修

当然、バリューが生まれただけでは意味がありません。社員に業務における共通の価値観として認識させ、自ら体現していこうという姿勢・風土の醸成が次に必要となります。

社員へのバリュー浸透を目標に、当社は風土構築チームを結成し、体当たりの模索をはじめました。

正解も無ければ、参考事例も豊富にはない中で、思いついては試す、をひたすら繰り返していきました。そうして生み出され、現在も実施しているいくつかの研修の中で、特徴的だと思うのが野外での研修です。

その内容は、野外でのアクティビティを通して、結果と結果に至ったプロセスを振り返り、次のアクティビティに活かすというもの。そしてそのサイクルを繰り返すといういたってシンプルな研修ですが、そのアクティビティに大きな特徴があると考えます。アクティビティは集団で行うのですが、頭脳・精神・体力の全てにおいて、究極に追い詰められる内容としたのです。

なぜこのような過酷な内容にしたのでしょうか。当時の風土構築メンバーの大貫徹は、さまざまな思いを抱いていました。

  大貫「追い詰められている状況のときにこそ、本来の自分の弱さが出てくるものです。それを
  自分で自覚し、また周囲から指摘されることによって、はじめて本当に変わりたい、克服した
  いと思えるようになります。そんな状況を研修の中で体験してほしいと思ったのです。


バリューを理解するだけ、うわべで演じるだけではまったく意味がありません。人間の根っこのところからバリューを浸透させ、仕事においていかなる時も体現できるような人になってほしい。つまり、人間としてひとまわり大きくなってほしい―研修にはそんな願いを込めています」

風土構築チームの頑張りがあり、研修が無ければいまの当社はないと言い切れるほど、会社の成長に大きく貢献している数々のオリジナルの研修。

そんな研修にいつも姿を現すひとりの男性がいます――それが、社長の柴田なのです。

研修には社長も同行。そこに存在する、もう一つの惹きつけ要因

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研修中のBBQにて(右が社長の柴田)
日常を離れての研修では、野外に来たということでBBQを行うこともあります。

BBQ終了後、たき火の周りで普段の業務の中ではできないような話を、フラットに話せるのも研修のひとつの魅力です。
そんなたき火をかこむ人の輪の中に、いつもいるのが、社長の柴田です。

お酒も交えつつ、会社にかける社長の熱い想いを、研修に参加する全社員が直接耳にし、それに応えるかのように、自然と社員の側からも、自分の仕事に対する想い、希望、不安、夢などが語られます。

そんなこともあってか、従業員数300人を超える現在も、社長はひとりひとりの名前と顔を覚えています。

社長だけでなく、執行役員などの経営陣もまた社員とフランクに意見を交わす姿を社内でよく目にしますが、そんな社長や経営陣が社員と近い距離にあるという風土もまた、若者が惹きつけられる要因なのだろうと、ふと思ったりするのです。

柴田 「会社の成長はこれからも加速させていき、それにあわせて社員も増加させていく予定です。それでも全員が同じベクトルで進んでいくために、今後ますますバリューを根付かせていくことが重要だと考えています。ミッションの実現に向け、スピーディーで、団結力のある集団であり続けたいと思います」

プレミアグループはこれからもバリューを追求し続けます。

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