就職活動でしくじった女性が広げる、実践型キャリア・コンサルティングの必要性

平成28年4月からキャリアコンサルタントは国家資格となりました。キャリアコンサルタントに関する講座は数多くあるなか、「実践力」にこだわり、ビジネスの現場で本当に必要な力を学べる講座を提供しているのが国際キャリア・コンサルティング協会です。その運営を担当するアールナイン社員の齊藤明日香には、自身の経験からひときわ強いキャリア・コンサルティングへの思いがありました。
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自分自身もわけがわからなかった就職活動…… 「何がしたいのかわからない人」はきっと多い

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「私、就職活動に失敗したんですよ」

国際キャリア・コンサルティング協会(以下ICCA)の齊藤明日香は、自身の就職活動をそう振り返ります。

齊藤「恥ずかしい話なんですが、情報収集とか自己分析とか、そもそも何から始めていいかわからなくて、大学でキャリアセンターに相談しに行ってみても答えは見つかりませんでした。大学のキャリアコンサルタントに質問しても、曖昧でふわっとした答えしか返ってこなくて、自己PRやエントリーシートの添削もなんだか微妙。もちろん私の質問が曖昧で、モヤモヤしていたせいもあるんでしょうが……」
それでも大学からキャリアセンターを使うようにと言われ通い続けた齊藤。しかし就職活動が本格化する頃には予約がいっぱい。わけもわからないまま、いきおいで就職先を決めてしまったそうです。

就職活動では、数ヶ月の間に自分がやりたいことや働くことに向き合い、企業に応募して面接を突破し、就職先を決めなければなりません。限られた期間で「働くこと」に関する答えを見つけだせないのは、齊藤だけではありません。

「就職活動ってよくわからない」「自分が何をしたいのかわからない」「働くイメージもない」「向いている仕事もわからなければ、何がやりたくて何がやりたくないのかもわからない」

聞いてみれば、周囲の友人も本音ではそう感じていました。そしてその答えがわからないまま、とりあえず決まった内定先に就職したり、フリーターや派遣社員になったりと、“なんとなく”で進路を決めていったのです。

取らないと気になるけど、取っても食べられない「資格」

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齊藤が経験したように、「何がやりたいのかわからない」「向いている仕事がわからない」という若者は少なくありません。

就職すれば定年まで安泰だった終身雇用の時代から雇用・労働環境が大きく変化した今、こうした若者を支援するため、キャリア形成支援やキャリア教育の推進など、キャリアコンサルタントの社会的ニーズは高まっていると言われています。

しかしその一方で、キャリアコンサルタントの活躍の場が広がっているともいえず、お金と時間をかけて資格を取得しても、実際には仕事がないキャリアコンサルタントも数多くいます。

勢いで決めた就職先が合わず、1年ほどで株式会社アールナイン(ICCAの運営会社)に転職した齊藤も、ICCAの担当となって初めてキャリアコンサルタントが直面している厳しいその現実を知りました。

齊藤「『資格は、足の裏についたご飯粒のようなもので、取らないと気になるけれど、取っても食べられない。それが現状なんだよ』とICCAの理事長から聞いて、そんなことがあるんだと驚いたし、そんなことがあってはならないのではとも思いました」
このように多くのキャリアコンサルタントが、資格だけでは食べていけない状況にはいくつかの理由があります。

職域として確立されていないのも一因ですが、実際にキャリアコンサルタントが必要とされる現場で求められるスキルやノウハウと、座学で学ぶキャリア・コンサルティング理論の間にある「理論と実践」のギャップも大きな要因となっています。

齊藤「その理論と実践にどれくらい差があるのか。実際に、ICCAの講座を受講した国際キャリア・コンサルタントにキャリア・コンサルティングをしてもらってびっくりしました。私が大学で受けたキャリア・コンサルティングと全く違っていたからです。こんなキャリア・コンサルティングがあることを知っていたら、私の就職活動もきっと変わっていたんじゃないかなと思ってしまうほどで……」
齊藤が感じた違いは、ICCAの講座を受講した国際キャリア・コンサルタントが「傾聴」だけではなく相談者が第一歩を踏み出せるように「意思決定支援」を重視していた点にありました。

キャリア・コンサルティングの能力が必要とされる場面では、「話を聴いておしまい」ではなく相談者に次の行動を促していく必要があります。そのためには、キャリアカウンセリングの理論で重要とされる傾聴だけでなく、相談者が自らの考えを整理して答えを探すのを手助けし、自分の考えで次の行動を意思決定していけるよう支援する意思決定支援が求められるのです。

一般的な講座はキャリアカウンセリング理論や傾聴を中心に学んでいきますが、ICCAが重視しているのは、実務で求められるこの意思決定支援。カウンセリングではなく、コンサルティングを目指した内容が、齊藤自身も「仕事に対する姿勢が変わった」と実感できたキャリア・コンサルティングの理由でした。

必要なのは傾聴や理論だけではないーービジネスの現場で求められる「意思決定支援」

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ICCAが実践を重視しているのは、現場で本当に活躍できるキャリアコンサルタントをひとりでも多く輩出したいという思いからです。齊藤は自身の経験からも、意思決定支援をしてくれる実践的なキャリアコンサルタントの必要性を感じていました。

齊藤「何をやりたいのかを自分で見つけることって意外に難しいですし、何をやりたくないのかわからない人も結構多いと思います。私もそうでしたが、そういうときって話を聴いてもらえば確かにすっきりするんですけど、次に何をしたらいいかの答えが見つからない。私自身、就職活動のころにこの意思決定支援のサービスを受けられればよかったなと思うからこそ、ぜひこのノウハウをひとりでも多くのキャリア・コンサルティングに関わる人に知ってほしいと考えています」
実際に、ICCAの講座はGCDF、CDAなど他のキャリア関連の資格を持つ人の受講も多く、「実践力が身についた」「実際のビジネスで何が必要なのかがわかった」ととても好評です。

齊藤「好評の理由は、ICCAの講座が実践型のロールプレイが中心で、講座内で学んだことをすぐにやってみることで、確実に身につけていくことができるからです。今まで学んできた理論にICCAの実践力が身につくことで、業務への理解が深まったという受講者の声もよく聞きます」
さらにICCAの講座の特徴が、キャリアコンサルタント役だけでなく、相談者役、面接官役など様々な立場を経験すること。特にふだん経験することの少ない「相談者役」を通じて、多くの気づきを得る受講者も多い。一般的な講座よりもロールプレイが多いため、国家試験を受ける前の実践練習として受講される方もいるほどです。

そして、それぞれの役では講師から詳細なフィードバックがあるため、経験の長い人でも「他人からフィードバックをもらうことで気づきがあった」と、意思決定支援のノウハウに新たな刺激を得る人も少なくありません。

他にも、現実のキャリア・コンサルティングでは、相談者の履歴書や職務経歴書などからキャリアを読み解くプロファイリング能力や、相談内容を的確に伝えるレポーティング能力が求められるため、そのポイントも学習し、「理論と実践」のギャップを可能な限り埋めていきます。

その内容は、講座に時々同席する齊藤にとっても面白く、また講座終了後の受講者の充実した表情にICCAの講座が多くの気づきを提供できているという嬉しさも感じるようになりました。

齊藤「講師から常に意見を求められるので退屈する暇もなく、受講後は『楽しかった』『あっという間だった』とおっしゃる方がとても多いです。ICCAの講座には、人材ビジネスの第一線で活躍している人のノウハウが詰まっているので、受講者の方にあとでお話を伺うと、『実際の仕事に役に立っている』という方もいるんですよ」

学校や職場で「意思決定支援」が増えれば 人はきっともっとイキイキ働ける仕事を選べる

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ICCAの仕事をするまでは、キャリア・コンサルティングのことはもちろん、人材ビジネスについてもよく知らなかった齊藤は、だからこそ世の中にこんなキャリア・コンサルティングがあることを多くの人に知ってもらいたい、と考えています。

齊藤「私自身、ICCAの講座を受講した国際キャリア・コンサルタントのサービスを受けて、自分の価値観や判断軸が整理されて、今までのモヤモヤがすっきりし、仕事をする姿勢も随分変わりました。だからこの講座を通じて、相談者の考えを整理して意思決定支援できるようなキャリアコンサルタントがひとりでも増えて、モヤモヤしながら働く人がひとりでも減ればいいな、と」
「何をしたいのかわからない」「何に向いているかもわからない」そんな若者の考えを整理し、意思決定支援していけるキャリアコンサルタントが日本の学校や職場で増えれば、人はもっとイキイキとやりがいを感じて働ける仕事を選べるはず。

齊藤はそう信じて、ICCAの講座の普及を目指しています。

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E-mail:jimukyoku@icca-japan.or.jp


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