エンジニア目線で顧客の課題を解決!Paidの売上最大化を目指すエンジニアの挑戦

Paidの開発を担うエンジニアチームのユニットリーダー保田貴道。前職では受託開発がメインだったため、転職して自社開発ができるラクーンに入社しました。自社開発だからこそできる、エンジニア目線での課題解決とは?保田がPaidにかける想いに迫ります。
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大学では法学部に所属。バリバリの文系からエンジニア職へ

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▲今ではユニットリーダーを任されている保田。

2002年に入学した大学では法学部に在籍していたという保田。バリバリの文系でありながら、新卒で入社した会社でエンジニアとしてのキャリアをスタートさせます。

なぜ、まったくの未経験であるエンジニアを目指したのでしょうか。

保田 「もともと法学部にいたので、いずれはロースクールに行きたいという想いがありました。ただ、大学卒業直後はお金もないので、まずはひとりで食べていけるようなスキルなりを身につけようと思い、就活をはじめました。
文系ということもあり金融業界の企業をメインで見ていましたが、軒並みピンと来ませんでした。
そこで次にどうしようかと思ったときに、 Slerといいますが、当時ちょうど IT系の業種で文系でも受けられる会社がパラパラ出てきた頃だったので、とりあえず受けてみることにしたんです。
そのなかでちょうど金融業界のお客様とも関係が深そうな独立系の SIerがあり、とりあえず受けてみたら受かったので入社を決めました。今考えると行き当たりばったりという感じでしたね」

こうして未経験でエンジニアの職に就いた保田ですが、3年ほど経って大学時代からの夢である司法試験合格を目指し、法律の勉強をし直すことを決意します。その決意の裏には、当時の会社が「受託開発」メインだったことも起因していたと言います。

保田 「受託開発はどうしても、数をこなす必要があるので、システムをつくり終えると次の現場に行かなくてはならないことが多かったんです。そうするとそのシステムをつくった結果がどうなったのかといったフィードバックがもらえません。
できれば納品後にお客様に使ってもらって、フィードバックや意見をもらって次の開発につなげる、というところまでやりたいと思うようになりました。そういうのもあってずっとこの仕事をやろうとは思ってなかったですし、当時やめるという判断をしたのはよかったと思っています」

こうして、保田は法律の道へと舵を切ることになりました。

かなわなかった司法試験合格の夢……。ITの道に戻ってスキルアップを目指す

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2009年当時は一旦ロースクールを卒業しないと司法試験が受けられなかったので、まずロースクールに合格しなければなりませんでした。そこで、ある程度期間を絞って勉強することにします。保田が決めたリミットは“2年”でした。

そうして2年が経ち……。

大きな夢への挑戦でしたが、結局芳しい結果を得ることができず、再度仕事を探すことになりました。そこに未練はなかったのでしょうか。

保田 「もちろん諦めきれない想いもありましたが、自分で決めたリミットでしたし、そのまま仕事をせずに勉強を続けることは難しいと思ったのできっぱりとけじめをつけました。
そしてエンジニアとして職を探すことにしたんです。もともとエンジニアをしていたとはいえ、 2年間のブランクがありプログラミングスキルが錆びついている部分もあると感じていたので、まずは派遣会社に登録して、 1年ほど派遣先で仕事をしていました。
しかし、やはり社員として長いスパンで仕事をできるようになった方がいろいろといいんだろうなと思って再度転職活動をはじめました」

その転職活動の中で出会ったのが株式会社ラクーン(2012年当時。現:株式会社ラクーンホールディングス)でした。前職の経験から受託開発ではなく、なるべく自社開発ができる会社を探していたという保田。創業当初から自社開発にこだわっているラクーンにすぐに入社を決めたと言います。

保田 「社内開発なので、自分がつくったプロダクトを使っている人から、良い点も悪い点もフィードバックがもらえるというのは大きな魅力でした。
さらに、面接で代表の小方と話をするなかで、非常におもしろそうな会社だという想いが強くなったことと、スーパーデリバリー( ※)のようなプラットフォームをつくっている事業にも興味を持ちました」

(※)スーパーデリバリー:グループ会社のラクーンコマースが運営する事業者向け仕入れサイト。

そうして2012年9月3日、保田の次なる挑戦の場所であるラクーンに入社しました。

数字を追うことで見えた「自社開発」の醍醐味とは

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▲趣味は登山。写真は仙丈ヶ岳にて。

入社してからすぐにいろいろな仕事を任されていきました。しかし、保田は入社当初をこのように振り返ります。

保田 「もともと金融系での経験があったことから、社内の経理で使っている基幹パッケージの入れ替えが初めに担当したプロジェクトでした。
続いて引き受けた仕事はスーパーデリバリーを運用する社内ツールの改修など。最初はお客様には見えない裏側の機能開発がメインでしたが、徐々に新サービスの開発やお客様が直接扱うツールの改修などに携わるようになりました。
ただ、もともとユーザからのフィードバックをもらいたいと思って自社開発の会社に入ったにもかかわらず、その頃は目の前の作業をさばくのに必死で、フィードバックをもらったり、リリース後の数字の変化を追ったりするところまでは、手が回らないのが現状でした」

その後、転機になるのが2016年。Paidの開発を担当するチームに異動することになりました。そこで今までより大きなプロジェクトにもアサインされ、ユニットリーダーも任されるようになったのです。

そこでユーザ向けの機能としてメインで開発に携わったのが、「Paid定額自動請求」でした。これは毎月定額で発生する料金の請求管理を効率化できるサービスで、もともとユーザからのニーズで開発することになった機能でもあります。

その開発をイチから担当した保田。そこで初めて自分がリリースしたプロダクトの数字を追うことができたと言います。

保田 「プロジェクトが立ち上がって、そのなかで自分がイチから実装した機能で売り上げがじわじわ増えているのを見ると本当に気分がいいんです。リリース直後から決済金額が伸びているとか登録されているプラン数が増えているとか、そういう成果が数字に顕著に現れています。
この定額請求の機能は、使っている期間が長ければ長いほど対象の加盟企業に浸透していくものなので、その広がりが見られるのも、自社開発の醍醐味だと思います」

エンジニアにしかできない提案でPaidをもっと便利にしていきたい

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▲当社の採用ページ

こうしてエンジニアとしての道をひた走ることになった保田は、Paidをもっと便利にしていきたいという強い想いを抱いています。

保田 「 Paidをリリースしてからもう 7年も経ちますから、どうしても縛りが多い部分があったり、ユーザにとっても、使い勝手の良くない部分も出てきたりしていると感じています。
ですので、全体的にもっと今風にしていきたいというのが今の目標です。そして、使い勝手がいいことが大前提なので、 もちろんUX/UIの表側の機能は改善していきたいです。
しかし、同じくらい課題だと感じているのは社内ツールです。中で使っている人が使いやすくなれば、それだけお客様への説明や案内がシンプルになると思います。
エンジニアからの提案というのも、自社開発にしかできない特権だと思うので、そういうのをもっと増やしていきたいですね」

これまでも、Paidはお客様からのニーズを元にした機能開発やオプション追加をたくさんしてきました。そこには、社内エンジニアを抱えているからこそできる彼らの知見を活かした開発、という強みが駆使されています。

保田 「お客様がこれを実現したいとなったときに、営業は『お客様がこうやりたいって言っているからやってよ』となりがちです。しかし、エンジニアからすると、『それを実現したいんだったら、その方法じゃなくてこんなやり方でも実現できますよ』と思うこともたくさんあります。
そういう提案もどんどんエンジニアから発信していけるのはおもしろいところです。
また、現場のメンバーとエンジニアが一緒になって、お客様からのニーズに対応すべきかどうかを話し合うのもラクーンに入ったからこそできる経験です。何でもかんでも取り入れてしまうと軸がぶれてしまいますから、そこは慎重に判断しています」

とにかくPaidの利益を増やすことが今後の大きな目標だと話す保田。これからもエンジニアの目線から、Paidの商品改良に取り組んでいく姿に期待です。

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