なにも成し遂げたことがなかった学生を変えた、ラクーンのインターンシップ

ラクーンホールディングス(以下 ラクーン)新卒入社の川村亜衣は、オーストラリアでのワーキングホリデーを経験し、世界の広さと多様性を学びました。そんな彼女が帰国後に参加したのが、ラクーンのインターンシップ。今回は川村がそこで得たものと、人事担当の林義之が込めた想いに迫ります。

ワーキングホリデーで徹底的に自分自身と向き合い、日本での就職を決意

▲オーストラリア留学中、フレーザー島にて。この車が島中をガタガタ走ります。

川村は、大学では総合的にデザインを学べる学部へ進学。大学時代はサークルや部活にも所属せず学業に集中していましたが、海外での生活を体験したいと思い、大学3年の4月に休学してワーキングホリデーでオーストラリアへ行くことになりました。

川村 「『なんでここに来たんだろう?』と、ひとりで考える時間が多かったですね。私はこれまでの人生で、なにかひとつをしっかり遂げられたことがなかったんです。
高校も全日制から通信に転校していますし。そこを卒業したおかげで今があるので全然後悔はしていませんが、なんとなく道を外れているという感覚はいつもありました。
でも、オーストラリアでいろいろな国のいろいろな人に出会って、それぞれ十人十色の人生を歩んでいることを知り、『自分はなにと比べていたんだろう?』と思うようになりました。
それに、最初は『この狭い世界だけにいるのは嫌だ』と思って日本を飛び出たのですが、狭いと思っていた世界は自分が狭いと思い込んでいただけで、実際はよく知らなかったのだと気付けたのも大きな収穫でした」

そうして海外に出て世界の広さと多様性を学び、日本を客観的に見る時間をもてた川村は、まずは日本で就職して、あらためて自分ができることに精一杯取り組んでみることを決意し、帰国しました。

帰国後にラクーンのインターンシップへ参加、結果は2位。悔しさが募った

▲2016年のサマーインターンシップでプレゼンをする川村(写真右)

オーストラリアから帰国し、大学に戻った川村。3カ月後には就職活動がはじまりました。

大学からの求人メールを見ているときに、「5days事業立案インターン」という文字がパッと目に入り、おもしろそうだなと思ったのがラクーンのインターンシップでした。

当社のインターンシップでは、参加する学生たちをランダムにグループ分けし、5日間にわたって新しいサービスを企画。最終日にそのアイデアを発表し、審査員である役員から直接フィードバックをもらうという流れです。こうした体験は、川村にとって新鮮なものだったと言います。

川村 「大学ではそういう活動をしていなかったので、興味深いものばかりでした。
もちろん意見がまとまらないこともありましたが、衝突はありませんでした。
しかし、アイデアが固まったのは発表ギリギリのタイミング。自分たちのなかではすごくいいものができたと思ったんですが、最終結果は2位だったのですごく悔しかったです」

そんな悔しさも残るインターンシップで、川村が得たものはなんだったのでしょうか。

川村 「大学でのグループワークと違い、インターンシップに集まった意識の高い学生たちとの議論は刺激的なものでした。
ロゴまでつくってプレゼンした芸大生や、海外から直行で参加し、終わったらまた直行で海外に戻る学生、そういう同年代の学生たちと関われたことはとても貴重な経験になりました。
それと、いろいろな社員と関われたことも参加してよかったなと思うポイントです。人事やメンター以外の社員も『どんなことを考えているの?』って興味をもって話しかけてきてくれたり、最後の発表にもたくさんの社員が聴きに来てくれたり。
いろいろな社員と話したことで、就活というよりも自分の人生を考えるうえで勉強になる部分がたくさんありました」

インターンシップ後も、当社でアルバイトとして働くことを決めた川村。並行して就職活動を続け、数社から内定をもらったなかでも、社員や社風に興味がもてたラクーンへの入社を決めたのです。

インターンシップの機会を利用して、仕事のやりがいや達成感を感じてほしい

▲2016年度インターンシップ参加者

川村をはじめ毎回多くの学生が参加する当社のインターンシップが初めて開催されたのは2014年の夏でした。当時から「事業立案」というテーマは変わっていません。

企画から運用までを担当している人事責任者の林義之は、このインターンシップにどんな想いを込めているのでしょうか。

林 「まず、時間が足りないなかでなにかをつくり出し、結果を出す。そんなベンチャー気質なラクーンにおける仕事の達成感を味わってもらうための仕掛けを仕込んでいます。
5日間のインターンシップも中盤に差し掛かると、プレゼンに向けて『時間が足りない、話がまとまらない、チームが機能していない』といった焦りが出てきます。それでも最終的にはどのチームもなんとか事業案をまとめ、プレゼンに挑んでいます。
みんなでひとつのことを成し遂げた達成感。最後には『つらかったけど、楽しかった』という気持ちで打ち上げに入ってもらえるような企画にしています。
『仕事のやりがいってこんな感じなのかな』というのを、少しでも理解してもらえればと思います」

しかし、最近ではインターンシップが就活の道具にされていることに疑問を呈する林。就職活動の規制によって、インターンシップが単なる就活の“入口”となっている現状を嘆きます。

林 「インターンシップは、キャリアを見つめることができる貴重な機会です。
ラクーンのインターンシップに参加する学生さんにはぜひ、全力で課題に取り組んで、仕事のやりがいや達成感を感じてほしいと思っています」

会社の規模に関係なく、就職活動では一つひとつの“縁”を大切にしてほしい

▲2018年度、サマーインターンシップの優勝チーム(真ん中はメンターの当社社員)

最後に、川村と林から就活生に向けて送りたいメッセージがあります。

川村 「いろいろな会社の経営陣の方や人事担当者と、学生として気軽に接することができるのは就職活動のときだけです。事業と直接関係なくても、聞いてみたいことはなんでも聞いてみたほうがいいと思います。
特にインターンシップは、視野を広げるための貴重なチャンスです。業界に興味がないとか、大企業じゃないからといった理由で選ぶのはすごくもったいないです。
これは大企業からの転職組である林が言っていたのですが、『スキルを身に着けたい』『世の中で生き残りたい』とか、本当の意味での安定を望む人は、大企業だけじゃなくてベンチャー気質な企業も視野に入れてみるといいかもしれません。
まずは『新しい視点を得られる、おもしろい出会いがある』と思って、企業の規模や業種業態にこだわらず、いろいろな企業のインターンシップに参加してみてください」
林 「就活では、すべての会社を知れるわけではありません。大手の就活サイトに掲載されている企業でさえ、日本にある企業のほんの一部です。
さらに、そこで詳しく知りたいと思う企業に出会えたとしても、その企業についてのすべてを知ることもまた難しいことです。
もちろんインターンシップに参加しても、知ることができる部分には限界があります。だからこそ、会社の規模に関係なく一社一社との“縁”を大切にしてほしいと思います。
“縁”というのは絶対あると思いますし、気になる企業に出会ったら、その会社を一生懸命知ろうとしてみてください。
そして、インターンシップに参加することになったら、その会社の人に積極的に話しかけるなど、貴重なチャンスを活かしてください。
そのチャンスを活かすか活かさないかで『就活のためのインターンシップ』なのか、『会社を知るためのインターンシップ』なのかが、変わってくると思います」

ラクーンでは、毎年、夏季と冬季にインターンシップを行なっています。夏季は、新しいサービスの事業立案をする5daysのインターンシップ。冬季は、職種を選んで実際の業務を体験できる「総合職向け 2daysインターン」を実施しています。

営業やマーケターなど、職種ごとに当社で活躍している社員に2日間密着し、実際の業務をリアルに感じてみてください。

2日目の最後には一緒に業務を行なった先輩社員からフィードバックをもらえるため、意外な職業適性が見つかるかもしれません。

自分が就きたいと思っている仕事を実際に体験し、自分自身の可能性と職業適性を探ることができる絶好のチャンスが、ラクーンにはあります。

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