新卒2年目社員と考えた、急成長のドライバーである「ラクスルらしさ」の正体

2016年4月に入社した木下治紀は、大手企業を含む複数の内定を得ていましたが、就職先にネット印刷やネット配送事業を手がけるラクスルを選びました。彼が決め手に挙げた理由や、インターン時代に目にした光景、そして社員として迎えた2年目の現状を見ていくと「ラクスルで仕事をする魅力」が浮かびあがってきました。
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インターンをしてみたら、社長が飛び回って喜ぶ会社だった!

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▲2016年新卒入社 木下治紀

社会人2年目を迎えた木下治紀は、ラクスルで発注できる印刷物のうち、ポスティングや新聞折込、ダイレクトメールといった商材を、より良くユーザーに提供するための商品開発に携わっています。

パートナー企業やエンジニアとコミュニケーションを取りながら、サービスを企画する日々を過ごす木下。彼は入社前に、当社で1ヶ月間のインターンを経験していました。

そのときの経験は、大手企業やコンサルティングファームからも内定を得ていた木下が、ベンチャー企業であるラクスルを就職先に選んだ動機にも、大きく影響を与えました。

木下 「大学院2年生の夏にインターンをしたのですが、そのときの松本の姿がすごく印象に残っています。僕の中でははじめて出会う人種だったんです(笑)。事業に対する熱意や、世の中にインパクトを出すことに対する強い気持ち……なにより本人が楽しくてやっていることが話していても伝わってきました」

木下がインターンをしていた頃は、PCやスマホから「すばやく」「かんたん」に荷物の配送予約ができるサービス『ハコベル』をローンチするタイミングでした。App Storeにアプリがリリースされた際に、松本恭攝(代表取締役)がひとり飛び回って喜んでいるのを木下は目にします。

その姿に、「心の底からやりたいと思っているのだろう」と感化された木下は、松本の意志力や想像力、先を見通す力に強く惹かれていきました。その感情は、彼が就職活動で覚えた、ある違和感ともリンクしています。

理系大学院からネット印刷の企画職へ。進路の決め手は「社員の個性」

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▲面談で感銘を受けた福島から、1on1でビジネスの本質を学ぶ

もともと木下は大学時代に、電気電子工学科で半導体プロセスの研究をしていました。同じく核融合を研究していた父親が、日々遅くなるまで熱心に打ち込む背中を見て、いつからか自らも「研究者になりたい」と理系の大学への進学を選ぶことに。

木下 「とはいえ研究テーマは定まっておらず、どうせ教えてもらうなら厳しい先生のところがいいなと思ったんです。3年近くの時間を費やすのであれば、厳しくあるほうが今後にも生きてくるはずですから。研究室では1日10時間も実験するようなこともありましたね」

はじめて触れる研究テーマに戸惑った木下でしたが、徐々に「この構造を変えたらどうなるのだろう?」など、実験結果を検証していくプロセスの面白みに気づいていきます。

その考え方は、後に木下がラクスルで仕事を進める上でも役に立つ習慣となりました。

そして大学院に進み、就職活動の時期を迎えた木下は、ある大手企業の就職面接に訪れた際、直感的にとある居心地の悪さを覚えます。

木下 「説明会を聞いた会社は印象に残っても、それを話している個人が印象に残らなかったんですね。どこか均一化している人がたくさん集まっていて、その説明を聞いている学生もみんな同じリクルートスーツを着て……そういう光景に違和感があったんです。

特に大手企業は、仕事の仕組みがきちんとできあがっていて、優秀な人も一定数いる。できることだって多いかもしれないし、その中で活躍するのを目指すのもひとつの道だけれど、一方で『この仕事は僕よりも優秀な“誰か”がやるのでは?』とも思いました」

木下は「自分のキャリアや人生がユニークになるほうがいい」と考えを定め、企業規模によらない会社探しをはじめます。

そこで出会ったのがラクスルでした。

社員の一人ひとりが「違いすぎるほど違っていた」と感じるほどに個性的で、バリエーション豊かな顔ぶれ。さらに、面接で福島広造(執行役員COO)と話した際にも、「自分の人生を生きているな、という感覚があった」と木下は振り返ります。

さらに、志願者にはインターン期間を用意するラクスルで、1ヶ月にわたって業務を経験してみると、仕事の進め方においても「一人ひとりが自分の得意な領域やスキルを活かして、成果にコミットする姿勢」を感じました。

個人が個人として立ち、プロフェッショナルとして仕事に取り組むラクスル社員の姿に木下は心を惹かれ、内定をもらっていた企業に辞退を申し出てまでの入社を決意します。

視野、評価、カルチャー……「ラクスルらしさ」を感じるところ

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▲フリースペースで行われる全社MTGでは他部署の動きにも真剣に耳を傾ける

ラクスルに入社した木下は、組織の「フラットさ」を実感するシーンが幾度となくありました。議論の場でも役職関係なく発言し、たとえ社長である松本や執行役員の言葉であっても、若手メンバーが異を唱えることも。「許容し、垣根のない環境がある」と木下は感じています。

働きはじめて1年が過ぎ、木下はいくつかの「ラクスルらしさ」に触れてきました。

まずは、「がんばりではなく成果を見て評価する」こと。入社して半年経った頃、木下はそう言われたことが印象に残っていました。

木下 「代表の松本も、がんばりはあまり評価しないよ、と。もちろん、若手でがんばっているからこそ抜擢されることも一部ではありますが、やっぱり評価されるのは成果です。

もっとも、社内のモチベーションやカルチャーを作るという意味ではがんばりを見るのも重要だけれど、成果が出なければ給料に見合う会社へのバックがないわけでもある。そこはドライに評価すべきで、経営者からすればバランスのとりかたが難しいだろうなぁと思って見ています」

そして、基本的にはスケジュールを自分で決め、商品開発の企画を進める木下の姿からもわかるように、「一つひとつを任せてもらえる」のもラクスルのワークスタイルです。先輩たちからのサポートは常に受けながらも、主体的に仕事へ取り組んでいます。

木下 「裁量は他社に比べても大きいと思うんですよね。業務としても幅広く見られて、なおかつそれによって業界に変化を与えていける肌感覚みたいなものもある。僕はまだまだですけれど、ラクスルにいれば変化を起こせるんじゃないかと考えられる機会があること自体がすごいなと感じます」

そして、木下が最後に挙げるのは「失敗を許容する」というカルチャーです。

木下 「実は入社2年目を迎えたいま……まさに失敗中でして……。ただ、僕の上司は失敗を怒るより先に、それを挽回するための次の一手を共に考えてくれました。『失敗からなにを学ぶか』を重視するところも、ラクスルらしさだなと思います」

フラットな視野で働き、成果が評価され、裁量は大きく、失敗は許容する。これらがそろっている環境こそが、私たちラクスルが成長を続ける原動力となっています。

無駄も残業も減らして、印刷革命を起こしていく!

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▲先輩エンジニアに担当のプロダクトについて相談

ラクスルは木下をはじめ、新人社員や若手社員がそれぞれに力を発揮しています。木下の後輩にあたる2017年入社の2名は、カスタマーサポートの部署でプロダクトマネジメントを担当したり、エンジニアとしてシステム開発をしたりと、さっそく現場で手を動かしています。

年齢や年代が近く、身近に尊敬できる存在も多くいます。そのひとりは、年代がひとつ上の先輩である高城雄大。彼は「ラクスルの購買体験を抜本的に変える」という責任の大きなプロジェクトのリーダーであり、8人のチームを引っ張っています。

木下は「巻き込み力やバイタリティがすごい」と高城を評します。その姿に焦る気持ちをつのらせながら、大きな刺激にもなっています。

木下 「彼は業務でのアウトプットのクオリティだけでなく、その事業を自分が背負っているという意識が大きいんです。購買体験を変えるといった、失敗すれば会社として痛手を負うようなプロジェクトであっても、社長に迎合するのでもなく、正しいと思うことを貫く意志力がある。スキルレベルだけでなく意識レベルで、自分と差があるなと反省しています」

個々人を信頼し、若手であっても大きなプロジェクトに関われる。その環境はラクスルで働く魅力のひとつといえるでしょう。

そのために、ラクスルでは「無駄なことをやらない」のもカルチャーとして根付いています。

無駄を減らすことで、全社的な残業のなさはもちろん、16時半に退社する時短勤務や、子育て中の社員が働きやすいのもラクスルの特長です。木下は入社して5ヶ月ほどの頃、当時の上司にかけられた言葉を覚えています。

木下 「ひたすら仕事に手を付けていたような時に、『なぜそんなに働いているのに成果が出ないのか?』とフィードバックがあったんです。『やること』って見つけようと思えば100も見つけられるんですけど、『本当にやらないといけないこと』って、実は2〜3個くらいしかないんですよね。

たとえば、Excelでのデータ分析の完成度を90%から95%に高めることよりも、80%くらいで把握して仮説を積み上げたほうがスピーディに開発できてうまくいく。そんなふうに、『やること』だけを自分で見抜ける力であったり、設定できたりすることが、より重要なんだなと学ばせてもらいました」

私たちが革新を起こそうとする印刷業界には「いくらでも変えていけることがある」と木下は考えています。印刷物は身の回りにたくさんあっても、非効率な業界の慣習やIT化の遅れなどが残っているからです。

だからこそ、ラクスルには自らものごとを変えていけるアクションが取れる人材を求め、そういった社員が集っています。

木下 「ラクスルに向いているのは、思考が独立していて、自分の意見を持てる人。それでいて行動面での自立性が高い人だと思っています。任せることが前提になる会社なので、『上司に言われたからやっています』というのは赤点。

自分の領域については、上司に言われても自分の考えを貫けるスタンスを取れるかは重要だと考えています。僕もまだまだ、これからです」

木下は直近で「産業としてのエコシステムをいかに作り上げるか」を先輩社員と話しあったばかり。昼休みにカードゲームやボードゲームをしたり、就業後に食事を共にしたり……業務以外の時間にもメンバーとコミュニケーションを取り、思索を深めながら、木下は日々「ラクスルらしさ」のなかで実力を磨き、私たちが目指す印刷革命の一翼を担えるように励んでいます。

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