「オールラウンドな僕でも必要とされる」あるエンジニアが見出したReproでの未来

2016年11月に入社して以来、障害の対応、リリースマネージャーの担当、インフラのメンテナンス、機能の開発など、多くの業務を経験してきた「Repro AI Labs」エンジニア當間竜也。一貫して「僕は専門性のあるエンジニアではない」と言い切る當間が、Reproで見出した理想の働き方について語ります。
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PCが自宅に届いたその日こそがエンジニア人生のはじまりだった

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▲執務室での當間。高校時代からブレることなく、エンジニアの道を進んできた

もともとテレビゲームが好きだった僕がインターネットに初めて触れたのは、高校生の頃でした。友人宅にあったPCを触らせてもらって以来、その魅力にすっかり取りつかれてしまったんです。

必死に親にねだった結果、家にPCがやってきました。当時は個人でホームページを持つことがはやりはじめていた時代。僕自身も自分でホームページを立ち上げ、夢中でいろいろいじっているうちに「Perl」でのプログラミングについて調べるようになりました。

「色を変えてみたい」「背景を変えてみたい」「機能をもっと追加したい」

やってみたいことがどんどん増え、もっと深くプログラミングを学びたくなっていた頃、「C言語」と出合いました。それからの僕は、すっかりプログラミングにのめり込むようになりました。

思えばPCが家に来たその日から、ソフトウェアエンジニアになる運命が決まっていたような気がします。何かを試すと、すぐにフィードバックが返ってくる楽しさ。自分ひとりの力で、プログラムをいちからつくり上げる面白さ。

ものづくりが好きな僕がプログラミングと出合った瞬間に、エンジニア人生ははじまっていたんです。

「専門性に縛られず広く経験を積みたい」Reproが引き出してくれた想い

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▲2017年5月に実施された開発合宿にて。「Repro AI Labs」責任者 今井太宗(写真右)とは入社時期も近く、長い付き合いになる

大学では、理工学部情報学科に所属しました。就職活動では、「ソフトウェア企業に行きたい」というところまでは心に決めていたものの、「どういった企業でどんな仕事がしたいか」ということは具体的に考えていませんでした。

勝手がわからないままネームバリューのある会社の選考を受け、新卒で入社した会社は大企業でした。社内のエンジニアをサポートする部署に配属となり、学ぶことも多かったのですが、僕が一番に希望していた「プログラミングとがっつり向き合える」ような業務ではありませんでした。

その想いを諦めきれなかった僕は、2年半ほど働いたところで転職を決意。

新たに入社したのは、モバイルアプリを開発しているスタートアップの小さな会社でしたが、そこでは望み通り、がっつりプログラミングを経験することができました。JavaScriptでウェブアプリケーションのフロントエンドを書くことからはじめ、2Dのカジュアルゲームをつくり、iOSアプリをObjective-CやSwiftで書く。

また、ソーシャルゲームの開発も手伝い、RubyでiOSアプリのAPIサーバーを構築するなど、幅広い業務に携わりました。

その会社で5年が経った頃、プログラミングという領域のなかでも、自分の興味が向くことと苦手なことが見えてきました。僕はAWSなどのクラウドインフラに魅力を感じるということ。そして、何かをいちからつくることよりも、つくる過程をよりよくし、開発者をサポートする側の方が向いているということ。

再び転職を考えはじめた僕は、ある時参加したRubyのミートアップShinjuku.rbで、ReproのVPoE三木明と、自分の転職について話す機会を持つことができました。

それまでRepro以外の会社もいろいろ見てきたのですが、会社の希望に合わせて「モバイルアプリがつくれます」と言ってみたり、「インフラができます」と言ってみたり、方向性が明確に示せませんでした。

ところが三木と話していると、自然と自分のやりたいことが見えてきました。エンジニアとしての経験とスキルをすべてさらけ出したうえで、「Reproではどんなことができそうか」ということを、腹を割ってとことん話し合うことができたんです。

一般的にエンジニアの中途採用においては、一定の専門性が求められます。でも決してスペシャリストではなかった僕は、ひとつの領域に絞るのではなく、いろいろなスキルを身につけて可能性を広げたかった。

そんな僕の想いと仕事のイメージが合致したのがReproでした。

そして2016年11月、Reproでエンジニアとしての人生がスタートしました。

「放り出してしまいたい」 厳しさの先に見出した未来への活路

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▲2017年12月に行なわれた社員総会後のパーティーにて。入社のきっかけともなったVPoE三木(写真右)は今でも何気ない相談などに応じてくれる

僕が入社した頃のReproは、会社の成長と同時にクライアントが増え、膨大なデータ量が負荷となって、いつ障害が起きてもおかしくない状態でした。特に入社後の3週間は、正直「退職」という言葉が脳裏にちらつくほどしんどかった……(苦笑)。

前職で開発していたアプリは、試行錯誤段階の小さなものが多く、インフラ側の負荷はそんなにありませんでした。そこからの「Repro」というギャップが激しすぎたんです。

最初に担当した仕事が、経験したことのない規模のトラフィックに対するサーバーサイドのリリースのコントロールと、発生した障害の一次対応でした。扱うトラフィックの負荷は僕にとって未経験の領域。どちらの業務も交代制ではあったものの、開発者の人数が少ない分一人ひとりの責任がとてつもなく重い。

目の前の仕事は、放り出したいくらいつらい。だが、すべては自分がやると決めたこと。やるしかない。

腹を決めてやってみると、入社したての僕にとって、障害対応とリリースマネージャーを同時に担当することは「Repro」を知るための最短距離でもありました。リリースの作業に関わることにより、「Repro」がどうやって構成されているのか、何をするとどんなアクシデントが起きるのか、ということがわかってくるんです。

また、いずれ開発の足元を固める仕事をやりたいと思っていた僕は、深夜と休日以外、障害の一次対応を積極的に引き受けることにしました。今にして思うとかなり激しいOJTでしたが(笑)、この密度の濃い経験を経て、Reproでやっていく自信がついたと思います。

その後はリリースフローの改善をしたり、インフラチーム寄りの仕事をしたり、アラートの整備をしたりと、入社当初の希望通り開発チームの足元を固める業務をメインにしていました。

そこからいったんインフラから離れて、内部改善を進めるチームにジョイン。「Repro」の機能要件に関する業務をメインに、障害の再発防止策を検討したり仕組みを整えたり、機能を開発する人を支援するような対策を進めていました。

ちょうどその頃、個人目標を設定するタイミングがあり、ふと気づいたことがありました。機能的な要件に携わることもおもしろいのですが、フロント寄りの技術を目標として掲げてしまうと、本来僕がやりたかった裏方のほうの業務がやりづらい環境になってしまう。

そんなとき、AI・機械学習を活用した機能開発を推進していくための研究開発チーム「Repro AI Labs」が立ち上がりました。

機械学習を「Repro」に取り入れるための基盤づくりにインフラの知識は必須のため、自分のスキルが生かせる。機械学習、AIという個人的にも技術的興味がある分野において、それを支えることができる仕事にとても魅力を感じました。一方で、未知の領域ならではの厳しさはきっとある。

「厳しさ故の楽しさがそこにありそうだ」

そして2018年の今、僕は「Repro AI Labs」チームの一員として日々奮闘しています。

Reproが求めるのは「いつかやりたいこと」より「今できること」

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▲エントランス前にて。Reproで自分ができること、やりたいことはまだまだある。

実を言うと入社してからこれまで、仕事自体きついことが多く、環境を変えて経験を積むのもよいかと他の会社への転職を考えたこともありました。

ところがReproにいると、そんな考えはいつしか消えてしまうんです。

なぜなら職場を変えなくても、いろいろな可能性を会社内で十分模索できてしまうから。同僚に恵まれ、業務に関する悩みは正直に話し、調整してもらえる信頼関係がある。

「ここでは続けづらい」と思い悩んだとしても、自分なりにできることを整理して伝えると、その結果、社内で他の領域に挑戦するという選択肢が出てくる。

大事なのは、今自分が置かれている状況を的確に、冷静に把握することだと思います。

長期的な視点で「いつかやりたいこと」を追求するのも、道筋をたてるという意味では大事ですが、状況は都度変わります。「今自分が何をできるのか」「何をすれば会社にとって利益となるのか」それをしっかり見極めておくことで、社内における自分のポジションにじっくり腰を据えて向き合えるんじゃないかと思います。

そしてその先に、「将来的に会社に自分がどう貢献できるか」についてとことん話し合える環境が待っている。

Reproが創立時より大事にしている「プロアクティブのマインド」がここに生かされていると感じています。

突き抜けた専門性を持たないオールラウンダーな僕でも、必要とされるエンジニアになれる。

今、「Repro AI Labs」にいる僕は、これから先の未来にワクワクしています。

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