Webメディアが絆を強くする。店舗中心の株式会社リラクを支える「Yururila(ユルリラ)」が、読者と社員とパートナー企業を結ぶ

店舗中心のサービスであっても、Webメディアを活かして事業を拡大する企業が増えました。株式会社リラク(肩甲骨ストレッチのリラクゼーションスタジオ事業「Re.Ra.Ku」等を行う)が運営する、サービス業で働く女性を応援する「Yururila(ユルリラ)」も、事業を支えるWebメディアとして成長してきました。Yururilaが多くの女性たちの支持を得ているのは、リラクが大切にする“for you”の精神が根付いていることに起因しているのかもしれません。
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立ち上げ当初の計画を上回るメディアに成長した、株式会社リラクの「Yururila」

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2015年11月現在、誕生したころに描いていた以上のメディアへと成長したYururila( http://yururila.com/ )。読者は月間50万PV以上に及びます。これは、発足時の計画を大きく上回る数値です。計画していた時期より早い収益化にも成功し、2015年12月にはWeb事業単体で黒字へと転じます。

Yururilaが立ち上がったのは、2015年4月。当時、運営教育部の部長であった(現在はメディア事業部事業部長)小林祐馬(こばやしゆうま)によって発足しました。

当初予定していなかった新たな企画もスタートし、いまやYururilaは、リラクにとって欠かせない存在となっています。

小林 「僕たちはもともと店舗業なので、お客さんの顔を見て直接触れ合うのが一番だと思ってるんですよね。だから、自分たちも楽しめて、お客さんの楽しんでいる顔も見えるようなことをしようと、ユーザー参加型の“ゆるり途中下車の旅”をスタートしました。これは、立ち上げ当初、計画にはなかったことですね」

しかし、ほとんどの成果は計画通り、またはそれ以上です。

小林 「Yururilaは、各セクションの面となる役割を果たすものなんです。Yururilaがあることで、新規顧客や人材と出会うことができるので、各部署の収益を補填するもの。だから、自分の中では『そのWebメディアでいくら稼げるの?』という発想は、ちょっと違う。でも、必ずYururila単体で収益をあげることも決めていました」

リラクの一員として、各セクションの全員で“同じ方向”に進んでいきたい

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せっかく作るなら、全社員が納得するものを作りたい。そう、小林は考えていました。

各部署の売上を補填したとしても、Webメディア単体で赤字が続けば、納得しない社員も出てくるだろうと予測した小林は、はじめから収益化を計画。他社のWebメディア成功事例を徹底分析し、具体的な数値目標と施策を提案しました。そのため、Web事業部発足はスムーズだったと言います。

小林 「Yururilaから店舗への誘導や人材確保をする導線も、当初から設計していました。それから、現在Yururilaはリクルートライフスタイル社のホットペッパービューティーと情報連携し、YURURILASALONとして展開しています。さらには、フランチャイズ店のホットペッパービューティーのとりまとめを行い、各お店の店主には、最適な媒体の掲載方法を提案しています。それも最初から視野に入れていました。大きな戦略を描いて、目標に向かってやってきたから今があります」

Yururilaが生まれたきっかけは、当時小林が抱えていた、ある違和感にあります。

リラクに転職して9年目を迎えていた小林は、店舗開発や運営、人事などすべてのセクションにおける業務を経験していました。一丸となってリラクの成長を目指すはずの各部署が、各々のミッションだけに目がいき、バラバラになっていると感じていたのです。

会ったことがない人との絆を生む、Webメディアの力

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小林 「会社が大きくなるにつれて、各セクションがどんどん“点”になっていくことに気づいたんです。店舗開発は開発、運営は運営、人事は人事。企業として目指すゴールは同じはずなのに、それぞれが点在していて、同じ方向を向けていない。そうなると、何か問題が起こると他部署の責任にしてしまうことさえ起こってきます」


部署と部署をつなぐ“何か”があれば、もっと良い企業になるはずだと考えました。そんなとき、交流の深い渡会雄一氏(株式会社リノベル CMO)の言葉で、解決の糸口を見つけたと言います。

小林 「飲み友達の渡会さんと飲んでいたときに『オウンドメディアやってみたら?』って言われたんですよ。そこで、会社に提案する前に、まずは自分でブログを書き始めたんです。ブログを通じて、自分のことを知らなくても応援してくれる人に、たくさん出会ったんですよね。会ったことがない人と、悩みや苦しみ、喜びや楽しみをシェアできる。Webメディアってすごいなって思いました」


自身でブログ運営を成功させた小林は、Webメディアなら、リラク各セクションのつながりや、新規顧客や人材との出会いを作ることができると、確信を得ました。

小林 「日本全体のマーケットでいうと、マッサージを受けたことがない人って人口の80%以上いるんですよね。Yururilaをつくる以前は、リラクゼーションに興味がある顕在層にしか、Webではリーチできていなかった。でもYururilaなら、コンテンツを通して潜在層にも出会うことができます」

社員も、提携企業も、読者も、自分も。みんなが喜ぶことを。

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「愛と思いやりに溢れた社会の実現」これは、リラクが掲げる理念です。また、リラククレドの中で謳われる“for you”も、Yururila運営のキーワードとなっています。

小林 「自分が編集をやっていたときはよかったんですけど、2015年9月から大久保志郎(おおくぼしろう)が副編集長として記事を見ているんですよ。ちなみに、編集長はリラくまというキャラクターなんですが。大久保が記事編集のルーティンワークをしているのを見て、大変そうだなと思ったこともあり、参加型コンテンツができたりしました」


また、店舗を越えてスタッフ間で愛されていたくまのキャラクターを編集長にしたことで、店舗スタッフも喜んでYururilaを応援してくれています。

小林 「店舗スタッフが生み出して、自分たちが大事にしてきたキャラクターを使ってあげたら、みんな嬉しいじゃないですか」


さらに、自社内や自社のユーザーだけではなく、他の企業にも“for you”を心がけていると言います。

小林 「他社とのコラボコンテンツにも力を入れています。オプトの子会社グルーバーやレアジョブとのコラボコンテンツは人気ですね。同じ取材をして、それぞれのメディア目線で記事をつくります。メディアによって個性が違うので、使う写真もピックアップする内容も文章表現も変わっておもしろいんですよ。Re.Ra.Kuのスタッフをキャスティングすることで、自社のブランディングにもなります。お互いのメディアをユーザーが回遊することで、双方にとってメリットもありますし。改めて、他社にも貢献できていることを実感する毎日です」


リラクらしさを表現し続けるため、今後もYururilaを通してますます多くの人びとに貢献していこうと、小林は考えています。

小林 「チャット型CGMを作ろうという計画があるんです。やっぱり直接触れ合うことにはこだわりたい。サービス業の悩みを解決できる掲示板を設置したりして、コミュニティ型のサイトへと成長していくことで、より読者の課題解決の手伝いができると考えています」


社員や他者に貢献すること。そして、何よりも読者に喜んでもらうこと。そして、自分たちも楽しむこと。それが、回りまわって自分たちに大きなメリットをもたらすと信じて、Yururilaはこれからも、「愛と思いやりに溢れた社会の実現」を目指すリラクを支えるWebメディアとして成長していきます。

サービス業で働く女性を応援するポータルサイト”ユルリラ”: http://yururila.com/

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