子どものために。先生のために。“あったかい心”をつなぐ──ふたりの採用担当者の想い

株式会社小学館集英社プロダクション(以下、ShoPro)は、50年以上にわたり教育事業を行っており、最前線の現場では今日も3,500名を超える職員が活躍しています(2019年5月現在)。今回ご紹介するのは、主に保育園職員の採用を担当する岩井伸之と日坂彩美。ふたりの会社や仕事への想いに迫ります。
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創設2年目の部署で奮闘するふたりの社員

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▲日坂彩美(写真右)。最初に採用に関わった年の保育士(社会人1年目)と保育園にて
岩井 「もともと大学では経営学を学んでいました。経営のシステムについて学んでいたので、『人・モノ・カネ』の動きや経済の流れに触れることのできる場所で働きたいと考えていました。また、当時教育に関することにも興味がありました。

でも、ただ教育に関わりたいというわけではなく、 “子どもたちが『へ~そうなんだ!』と思えるものに出会うことができる場で働きたい ”と思っていました。なので、自分が学んできたこととこれからやりたいことを考えたとき、子どもたちが《学び》に出会える場所を運営することができる会社である ShoProで働きたいと入社を決めました」

日坂 「ゼロからのチャレンジでしたが、私は外国語大学でフランス語を専攻しました。入学後には学園祭にも携わり、そこでみんなでつくり上げることがおもしろいと感じて、イベントの仕事に興味を持ち始めました。またその一方で、塾講師のアルバイトも 4年間やっていたので、教育もおもしろいなと感じていました。そのふたつができるのが ShoProだったので入社を決めました」

こうした背景をもとに入社したふたり。キャリアデザイン室配属になるまでにも、それぞれの道を歩んでいました。

岩井 「入社当時の希望は幼児教室の運営担当者でしたが、初めに配属されたのは出版の仕事を行う(当時)メディア事業局販売制作事業部でした。 2年目からは人事異動で(現)システム業務部へ移り、社内のネットワーク環境に関わる仕事に携わっていました。

1年前にキャリアデザイン室へ異動したのですが、当時はすべてが初めて経験することばかりでした。この会社はいろいろな事業をしているので部署が変わると、文化も違います。対応や覚えることなど “慣れる ”ことに精一杯の 1年を過ごしました」

日坂 「私は入社 1年目から希望通りメディア事業局プロモート事業部のイベントの部署に配属され、 1年間現場を経験しました。 2年目から 4年目までの 3年間は、管理部門を担当し全体のサポートを体験。その後、岩井と同じタイミングでキャリアデザイン室へ配属となりました。異動をすると転職したような気持ちになるくらい、仕事の内容も変化します。正直、保育園のことは勉強をしてきておらず、まったくわからない状態からスタートしたので……予想以上に大変でした」

キャリアデザイン室での自分たちの役割とは

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▲保育園職員の採用と育成(研修)を担当する岩井伸之

キャリアデザイン室は、エデュケーション事業本部で運営する施設等の現場で活躍する職員や先生方の採用から、入社後のキャリアプランも担う部署として設立され、現在7名の社員が所属しています。主に保育園職員の採用と育成(研修)に携わるふたり。

現在、新卒採用もスタートし、面接も始まっています。保育業界の求人倍率は6倍と言われている現代。求職者に選んでもらえるよう、ShoPro自体だけでなく、保育園の魅力も正しく伝えることがふたりの使命です。

日坂 「採用担当者として大切にしているのは、やはり保育理念です。『あったかい心を持つ子どもに育てる』という理念に共感いただける人に入社してほしい。見学会や面接に来ていただいた方一人ひとりに対して、丁寧に保育理念や保育園のことをお伝えするように心掛けています」
岩井 「保育事業における採用では見学会などに来てもらうことが大変です。会社のネームバリューはあると感じていますが、その先で選んでもらい入社してもらうことは本当に難しい。 “会えるまで ”ですら難しいと感じます。

保育理念の “あったかい心 ”は紙や WEBでは伝えきれないところがありますが、 ShoProの魅力・理念を伝え、 “あったかさ ”とは何かをしっかり知っていただきたいです」

理念が好きと言ってくれる、そんな人にShoProの保育園を選んでほしい──。

待遇面をより良くしていく努力はもちろん大切です。ですが、それだけが大切なわけではありません。採用担当者として、決して待遇面だけでは語れない、ShoProが運営する保育園だからこその魅力をいかに伝えられるか……そのことの難しさと大切さを奔走した日々の中で学んだとふたりは語ります。

会社も保育園も同じ目線で歩む。目指しているのは同じ未来。

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子どもの主体性を大切にする──。否定的な保育をしない。子どもが保育園でのびのびと過ごせる環境は先生方がつくってくれています。

たとえば、お散歩に行くときに、「靴下を履いて、靴履いて……」など、子どもにとってはたくさんの準備があります。その際に、ShoProの保育園の先生は決して急がさずに待ちます。最小限の手助けで子どもたちを見守るのです。

これが日常的な風景なので、準備を終えた子どもたちも当たり前として友だちを待ち、「みんなができたから、じゃあ行こう!」となります。ささいなエピソードかもしれませんが、このようなところに“あったかさ”が凝縮されています。

岩井 「 ShoProの先生方はいい先生ばかりだと自信を持って言えます。『人を大切にする』という会社の想いが伝わっているなと感じます。

会社は全力で先生をサポートします。先生をいかに大切にできるかがその先のあったかい保育に大きく関わっているからです。会社が先生を大切にし、先生が保育理念を大切に保育をする。 ShoProは “人 ”で成り立ち “人 ”を大切にしていく会社なんです」

日坂 「私、『エデュテインメントを通じて、人生をより前向きに、より豊かに!』という経営理念にある “エデュテインメント ”※という言葉が大好きです。経営理念とともに保育理念があると思いますが、ShoProで働くということは、どちらの理念の実現も目指すことができるということ。会社と保育園の足並みがバラバラではないことはすごく強みだと思っています。

ShoProは50年以上もの間、子どもの仕事に向き合い続けた会社なので、会社が見ている方向と保育園が目指している方向が一致しています。このことが、会社と先生方が同じ想いで仕事ができる環境をつくり上げることにつながっていると思います」

※エデュテインメントとは、「学び」に「楽しさ」をプラスすることであり、娯楽に学びの要素が備わること

ShoProの現場で活躍する先生方や職員の未来を想う

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部署創設時に配属されてから、紆余曲折を経ながらも確かに前へ歩んできたふたり。彼らの仕事の原動力とは──。

岩井 「ふたつあります。ひとつ目は、娘の笑顔。癒されますね(笑)。娘のために頑張ろうって思えます。ふたつ目は、今の部署がすごく好きということです。メンバーみんなが先生や子どものことを考えて仕事をしています。それぞれやり方もキャリアも違いますが、すごく “あったかい ”。その空間にいられるのが幸せですね。会社でも家庭でも癒されています」
日坂 「前の部署から変わらない想いでもあるのですが、現場に行くと子どもがいることや、自分が準備したことで子どもたちが喜んでいる姿がモチベーションになります。子どもの笑顔に触れると『自分の仕事の先に笑顔がある』『最終到達点に子どもの笑顔がある』って実感できてやる気がみなぎってくるんです」

そう語るふたりですが、現状に満足することなく、“よりあったかい未来”を目指し進んでいます。今後の展望についてはこう語ります。

岩井 「キャリアデザイン室として採用という入口だけに関わるのではなく、僕たちがお手伝いをして、先生のキャリア支援や活躍できるフィールドを広げることもしていきたいです」
日坂 「今年もっと多くの方にご入社いただけるようにしたいです。私は保育園の仕事は社会的意義のある仕事だと思っています。異動してきて、改めてこれは社会に必要とされている、生きていく上で必要な仕事だと痛感しました。そのことを忘れずに働いていきたいと思っています」

保育園職員の採用だけではなく、他の教育事業で活躍する職員の採用もする部署で、横断的な活躍の場もつくっていきたい。

エデュケーション事業本部での人材活用を幅広くできるようになりたい。キャリアデザイン室ができてよかったと言ってもらえるようになりたい。ふたりが描く未来はとどまることを知りません。

子どもの未来を担う職員を想い、その先にある子どもの笑顔を糧に、今日もふたりの挑戦は続きます。

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