「嬉しい」を分かち合える仲間がいる。それが“ソフトバンク人”としての最高の喜び

年齢や性別に捉われない実力主義の社風が根づくソフトバンク。若手の力がチームの成果に大きく貢献し、一体感や達成感を共有できることが多いことも特徴です。新卒入社後、営業一筋で法人営業担当部署の部長となった加藤健太が、自身のキャリアと、仕事やメンバーへの想いを語ります。
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「毎日を120%で過ごす」と決め、走り続けた新人時代

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▲2005年に入社した加藤。部下に対しても明るく気さくに話しかける姿が印象的だ

「もっといろいろな企業を見てきたらどう?」
私とソフトバンクの出会いのきっかけは、母からのそのひとことでした。

当時の私は、就職活動を終えたばかり。漠然と「営業職に就きたい」という想いはあったのですが、業界や会社のブランドにはこだわらずに採用面接を受けていました。

ある企業から内定はいただいていたものの、自分でも「このまま就職活動を終えていいのか」というもやもやした気持ちを抱えていた時に、母が冒頭のひとことをかけてくれたんです。

その時母が見せてくれたのが、新聞に載っていたソフトバンクの説明会の記事でした。こうして説明会に足を運んだわけですが、そこで私は、当時の社長・孫 正義のプレゼンに圧倒されることになります。

──自分ひとりではなく、100万人、1,000万人、1億人の人々の願望をかなえたいという想いこそが、“志”だ。

このプレゼンが心に響き、「この会社で働きたい!」と方向転換。採用面接を受けることにしました。

当時ソフトバンク(当時はソフトバンクBB)という会社名は、あまり知られていなくて、祖父からは「銀行か?」とか、友人からは「Yahoo! BBとは違うの?」と言われた記憶が強いです。

ですが、当時の孫の話に魅了されたことと、通信業界の伸びしろやこれから広がっていくであろう可能性をとても魅力に感じて、入社を決めました。

入社後、ソフトバンクの固定電話サービスである「おとくライン」の法人代理店営業部に配属されました。私の入社は2005年。ソフトバンクが3,000人の新卒を採用していたころです。周りの同期がすごく優秀で、当初、私は必死でした。人数も多いので、少しでも早く顔や名前を覚えてもらわないと!という危機感がありました。

私は周りよりも圧倒的に知識・スキルが足りないと自覚していたので、自分なりの120%でやれるだけやってみようと取り組んでいたつもりです。

若手時代に当時のボスから教わったことに「先を読め」というものがあります。忙しいとどうしても、その場その場の対応になりがちですが、「もっと先を読み、逆算して仕事をしろ」と、すごく叱られたこともありました。「逆算」という言葉は今、ソフトバンクバリューにもなっていますが、それをかなりたたき込まれた記憶がありますね。

「きちんと手を尽くしたか」をメンバーと一緒に考えるマネジメント

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▲加藤が部長を務める部署のメンバー。20代後半〜30代中盤のメンバーが中心

30歳の時に初めて、マネジメントをする立場になりました。最初のころは新卒1名を含むチームで私も若かったのでマネジメントというより、自分で数字を取りにいく動きを中心にして、うまく決まればメンバーに分散するようなやり方をしてしまっていました。

ですが、それでは結局チーム全体の成長にもつながらないですし、メンバーもきっと楽しくない。それに気付いてから、「メンバーがいかに輝くか」と「組織力の向上」というところを大切にするようになりました。

時代とともにメンバーも価値観も変化しますし、私の考え方と若いメンバーの考え方は全然違います。

2019年の今、私が部長を務める部署はエンタープライズ企業の法人直販営業部門です。20代後半から30代中盤の10名のメンバー構成で、年齢構成的には若い方。なので、なるべく新しい考え方、アイデアをどんどん吸収したいと思っていますね。

メンバーとのコミュニケーションで言えば、日ごろから小さな声かけを心がけています。「最近どう?」とか、「お疲さま」とか、外出の際の「いってらっしゃい」とか小さなことですけどね。

基本的には明るい雰囲気をつくるように心がけていますが、メンバーが失敗してしまった時などは、「同じことで同じミスは繰り返さないように」という話はします。ただ、失敗をカバーするために私たち管理職がいるので、あまり失敗を恐れてほしくないとも思っています。営業はとくに、行動量が増えるほど失敗も増えますから。

受注できない時に共通していると感じることのひとつに、様子を伺って、「待ち」の姿勢になってしまっていることがあります。そういう時は、「手を尽くしたか、ほかにどんなアクションができるか」という視点で考えていきます。「こういった切り口は?こういうことは聞けた?まだこれはできるのでは?」と一緒に確認して、次のアクションを考えるんです。

最終的に契約につながらないことはありますが、お客様から「なぜソフトバンクが選ばれなかったか?」をきちんと引き出せるような関係をつくる。次回、同じ理由で選ばれないということがないようにしたいですし、積み重ねていけば、必ず次につながります。

ひとりの若手メンバーの熱意が、初の社長賞受賞を呼び込んだ

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▲2018年、加藤が率いるチームは社長賞を受賞した。大きく貢献したメンバーとの打ち上げにて

入社して何年目かの時に、自分の目標を紙に書いたことがありました。そのひとつが「社長に表彰される」ということ。それを2018年に実現することができました。
(※チーム別利益管理表彰でおとくライン部門1位)

ソフトバンクの法人営業の主力商材のひとつである「おとくライン」の部門で大口契約を取れたことが大きな要因でした。若手の女性メンバーがずっと頑張ってきて、最後の最後に決まった契約でした。顧客企業の経営層に出す資料を一緒につくったり、先方のCIOの方とショートメールで直接やり取りをさせてもらったり。

私はその案件について、できることはやり尽くしてきた中でなかなか決まらずにいたので、「契約は厳しいかな……」と感じ始めていました。ですがそのメンバーは、「絶対になんとかしたい」と、あきらめませんでした。

「決まった」という電話がメンバーへ来た時に、たまたま移動中で彼女と一緒だったのですが、彼女はとても喜んでいました。涙がポロリと。彼女の「熱意」が、難しい状況を突破させたんです。そういうメンバーの頑張りや想いは、周りを巻き込みますよね。

私もすごく刺激になりましたし、私の上司もSEさんを含む周りの方々も一緒にフォローしてくれました。その結果のNo. 1。社長からの表彰とオーナメントをいただけたのですごく嬉しかったですし、感謝しかないです。支えてくれた家族にも大感謝ですね。

私はプレイヤーとしての仕事も楽しかったのですが、今のマネジメントの方がやりがいを感じています。自分ひとりでやるには限界があることでも、いろいろなメンバーと一緒にやることで限界は突破できます。自分が所属してきた組織やチーム、一緒に働いてきた仲間やメンバーが評価されることのほうが今は断然嬉しいですね。喜びや成長を分かち合える仲間が多いですから。

メンバーには、どんどんアクションを起こして、経験して、能動的に成長してもらいたいです。ソフトバンクは、失敗についていつまでも追及する会社ではないですし、いろいろな体験ができる環境をつくるのがマネージャーである私たちの仕事だと思っています。

あとは、前向きで何事も楽しめる人と一緒に働きたいですね。何気ないことに対しても、“楽しさ”を見出せる人は魅力的だなと思います。

先輩からの学びを伝えながらメンバーからも刺激を受け、成長し続けたい

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▲“ソフトバンク人”として、これまでの学びを若い世代に伝えていきたいと語る

ソフトバンクは、いろいろな会社と合併しながら拡大してきました。多様な人たちがいて、多様な価値観があります。そういう環境でコミュニケーションを取っていく経験は、なかなかできないのではないかと思います。出身の会社は違っても、接してみるとフランクな人が多いなと私自身は感じています。

私はソフトバンクという会社が好きで、その中で働いている人たちも好きです。キャリアを積んでいくと転職を考える人も多くなると思いますが、私はほとんど転職を考えたことがありません。知り合いから外資系企業を紹介されて話を聞いたことがありましたが、ソフトバンクで働き続ける方が魅力的だなと感じました。

先輩や上司に学ぶことがとても多いと実感してきたことと、ソフトバンク自身が常に変化を続けていて、転職をしなくてもさまざまな経験を積むことができると感じたのがその理由です。

「営業をやりたい」という気持ちもぶれていないですね。マネジメント職なので、最近は財務やマーケティングなども勉強しなければと思いますが、「楽しい」と感じるのはやはり営業だなと思います。

今、私はひとつの営業部を任せていただいているのですが、部長としてというよりは、「ソフトバンク人」として、先輩や当時の上司から学んだことも含めて若い世代に伝えていきたいと思います。もちろん、時代のニーズが変わってきているところもあると思うので、できるだけシンプルに伝えて、良いところをカスタマイズして取り入れてもらえればいいですね。

それと同時に、若手の新しい意見や感性を吸収して、自分も成長していきたいです。「またあの人おもしろいことやってるな」って言われたい(笑)。

それから、悪いことや、普通なら報告しづらいことこそ早く報告してもらえる関係をつくりたいですね。実際に私は「なんでもっと早く言ってこないんだ」と言ってくれるような先輩・上司たちに育ててもらいましたし、今もその環境があります。

そういう関係をメンバーだけでなく、横断的にコミュニケーションを取り、メンバーも組織としても最高のパフォーマンスを最大限に発揮でき、楽しめる環境を一緒につくっていきたいです。

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