横山彩乃「争うのは嫌いだけど、負けるのはもっと嫌い。だから今も戦ってるの」

株式会社DariaMeのCEO横山彩乃、1997年生まれ。服飾専門学校を卒業後、フリーライターや女性向けメディアの編集長として活躍。そんな彼女が立ち上げた、共感型メディア「DariaMe」には、切れば赤い血が滲むような生々しい若者の本音が並ぶ。そこに込められたものは、綺麗事だらけの世の中への問いだった。

「羨ましい」と思うところばっか見てたら息苦しくない?

自分より可愛い。自分より賢い。自分より稼いでる。

常に自分より上の人と比べて生きづらそうにしてる人多いですよね。私は上とか下とか、もうどっちでもいい。

「上だけ見ろ」という日本の風潮があるけれど、もっと見なくちゃいけない部分がある。

綺麗なものや、輝いているものばかりにフォーカスが当てられているけれど、今光が当たってない人を発掘した方が絶対面白いものが見つかると思うんです。

みんなが生きやすくするには、目を背けたくなるものに蓋をして隠すのではなく、世間が認めないといけないことから目を背けちゃいけない。

私は、どんな生き方に対しても否定しない。でも、キラキラしたものが正解というのは違うでしょう?

学生の時は、周りが才能ある人ばっかりで生きづらかった

私も高校生の時は、自分より上にいる人とばかり比べてました。服飾の専門学校に通っていたんですが、そこには才能がある人ばかりで、自分のできないことばかり目に付いて......。上と比べては、生きづらさを感じてた。

作品のプレゼンでグランプリを獲れた時も満足できなくて。たしかに頑張ったけど、私より才能ある人がたくさんいると思って満足できなかったんです。

「あの人の方がすごい」「この人の方がすごい」って思って、常に自分を追い込んでいた。

「デザイナーやアーティストは、自分より上の人を見て追い込むことで成長していく」みたいな話を聞いたことがあって、それを信じて生きていたんです。

でも、何より大切なのって自分自身を愛せるかどうか。自分が作るものを愛せるかどうかでしょう? だから、下を見ることを覚えた。下を見て安心するんです。

思えば、私にとって、この時期は何かと比べていた時代な気がします。

ほんとは今も満足してない。争うのは嫌いだけど、負けるのはもっと嫌い

昔も今も性格は変わってない。競いたくないし争いも嫌い。でも、負けるのはもっと嫌い。だから、ずっと戦ってる。

でも、「誰か」に挑んでるわけじゃない。自分が成長するために戦ってるのかな......。「これで満足」って形ができあがったら、人間そこで終わっちゃうから。

結局、成長しようと思ったら上を見ることになるんだけど、ずーっと上だけ見て生きるのって、しんどくないですか? だから、一瞬下を見て安心してもいい。私は損してる人を見ると安心する。あの人も私と同じように悩んでんだなって。そしたら、また戦える。

下を見ることの自己嫌悪なんて全然ない。人間の本能だもん。誰かも私を下に見てる。それも、私にはどうでもいいこと。

最近人生に刺激足りてないから爆弾ほしい

人の陰の部分に魅力を感じる。だから、ダメ男とかクズ男とか好きになるんです。影があって近づきづらい人(笑)。前にいい感じだった人がいて、ご飯行ったりしてたんですけど、ダメでした。その人はずっと「幸せ」の話してて。平和だけど「つまんな」って。

最近、人生に刺激足りてないから爆弾ほしい。今まで知らないうちに巻き込まれて3回くらい死にそうになってるんですよね(笑)。気づいたらめちゃくちゃ虐められてるし、めちゃくちゃ優しいと思って付き合った男がDV男で生死さまよったし。

今まで3回くらい死にそうなってるから、あと5回くらいはイケると思うんですよね。

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